大阪から同期と遊びに来たよ!


東京NSC11期生と、大阪の同期達とのライブイベント。
大阪からはドレッドノート、ポラロイドマガジン、祇園の3組が。
東京からは漫才三銃士(タモンズ、トンファー、井下好井)とオープンスペースの4組が。
そしてコーナー部分では何故かグランジ大さんがMCとして出演するという謎な人選…と思いながら行ったのですが、行ってみれば流石大さん、得てしてグダッとじゃれあいになりがちな同期ライブをしっかりまとめてくださっていました。
山西さんがMC側に立ってはいましたが、あれは大さんがいなければ進行がグダついていただろうなーと。
適度にかき回してくださって、素晴らしかったです。
とても楽しかったので出来るだけ記録。


まずは大阪勢のネタから。
  • ポラロイドマガジン:一語しか喋っちゃダメゲーム
ポラロイドマガジンは、以前ネタの内というライブにて都道府県のネタを見たことがあったのですが、その時と全く同じ小道具(教壇と椅子)だったので「え?同じネタ?」と一人心をザワつかせていたのですが、違うネタでした。
すごく上手い、キレイなコントだなーと思いながら見ていました。
  • 祇園:父と子の自転車練習
大阪時代からのノンスタファンにはきっと馴染み深い祇園。オープニングでの登場時に木崎さんが「男前!」と言われていましたが、自分の中では「キレイな井上(ノンスタ石田)」というイメージしかないのであります。
私の中では祇園は漫才のイメージなのですが、すっかりコント師だという情報は前から得ておりまして。コントをしているのを見るのは初めてでした。私の情報というのは、彼らがNSC卒業したての頃のデータなので、当然ながらネタから受ける印象も違っていて、かなり驚きました。単純に漫才→コントという色の違いだけではない変化が。
根本の設定がとてもくだらなくて好きだな、と思いました。 先日のTHE MANZAI予選にて同じネタを漫才としてやっているのを見ていたので、漫才をコントに落とし込んだのか、コントを漫才に落とし込んだのか?と考え込んでしまいました。元々はコント師さんなんですよね?
電気屋さんの朝礼という設定で「お客様が神様ならば、従業員は何だ!?」という問いを繰り替えしていくのですが、その時の原田さんの動きが素晴らしく印象的です。クネクネしている…という表現で片付けるには勿体無いようなその動きはネタ以外の部分でも発揮されておりまして、一人心をわしづかみにされていました。

コーナー、ジャスチャーゲーム
東京ではお馴染みのジェスチャーゲームですが、大阪ではあまりやらないそうです。(彼らは6年目らしいですが6年間で一度もやったことないということ)なのでここでやってみよう!というもの。
チーム分けは事前に決めてあったらしく、大波さんチームと安部さんチームに分かれていました。
誰がどちらのチームだったかハッキリ覚えていないので表記しません。
「大さんが来る前に決めておきました(大波)」「そう、俺さっき来たんだよ。バカみたいな顔して自転車乗って(大)」
大さんからチーム名を聞かれて「おなす美味しすぎるチーム(安部)」「今の季節はね。でも食べ過ぎると体冷やしちゃうから(大)」
対して大波さんチームは「ヘビチギ(石野)」「あー、ヘビをちぎるね!(大)」どうやら石野さんというのは、こういうつかめないことを言う方のようなのですが、大さんが普通に受け入れちゃったものだから11期生(28期生)はザワザワと…「理解しちゃったよ…」
最初は普通にしりとりジェスチャー、次にペロペロジェスチャー(擬音ジェスチャー)、最後に普通に難問ジェスチャーを。
しりとりジェスチャーではジェスチャーする人→しりとりをつなぐ人→回答者という流れがイマイチ浸透していないようで、間違えて回答者席に座ってしまうというミスが両チームで発生(笑)
東京のライブではあるあるの、お決まりの単語でのターンに持ち込んでジェスチャーせずとも回答が進んでいく…とかどさくさに紛れて答えを盗み見る…なんてことも無く順当に行われていました。
ペロペロジェスチャーでは、原田さんの独特な動きを堪能することが出来ました。ちなみにお題は「ドロドロ」ということで、見事に溶けていく様を表現しておりました。
しりとりジェスチャーで6問正解した大波チーム「縁起悪いんで7ポイントにしてほしいなー(石野)」「おっけ、7ポイント!(大)」市場と同じように扱われるポイント
ペロペロジェスチャーでのお題を出す男の子を見て「あのこカッコイイね(大)」「韓流っぽい、2PMかな?(大)」「そんなのもいけるんですね!(木崎)」

大さんは東京の象徴、ということで「こうなっちゃいけないっていう見本(大)」「大阪のほうにも、大さんっていうゴロツキ芸人がいるって噂は入ってきています(原田)」


東京勢のネタ
  • オープンスペース:クリスマスパーティー
最初のフリの部分のボケを言い間違えてしまったために、全体的にグダついた印象に。
  • 井下好井:肩がぶつかって絡まれる
東京には人が多い、ぶつかって絡まれることも多々ある、ということでいくつかの絡まれパターンを。
  • タモンズ:美人すぎる〜
漫才バトルでやっていたネタですね。すごくウケていました、すごいな!
  • トンファー:超能力
見たかったネタ!嬉しいです!
以前漫才広場で披露していたネタで、その時にものすごく面白くて面白くてまた見たいと思っていたので見れて良かったです。どうも後半部分の攻防みたいな部分が印象に残っていたのですが、前半部分もまたかなり良いなーと。改めて見て、やっぱり良いネタです。
「神様は、男の子に性欲をくださったんや!」というツッコミは「お婿にいけんくなるやろがい!」に匹敵するぐらいのツッコミだと思います。


大さんの東京オススメスポット紹介、ということで激安居酒屋や、芸人さん関連のお店(武山さんの実家のもんじゃ屋さんや、かたつむり中澤さんのお店など)を紹介しておりました。
月島から神田までのタクシー代を聞かれてサラリと答える大さんに「何者なんですか!?」とザワつく大阪勢。「だいたいのことは知ってるから(大)」「分かんないのは自分の事だけ(大)」


とても面白かったです、同期ライブって同期特有の馴れ合いというかじゃれあいというか、そういうグダつきが苦手で避けてしまいがちだったんですが、大阪同期という多少の距離感もあって程よい感じにまとまっていたように思います。大さんがいたというのも大きいでしょうが。
ちなみにですが、大阪からやってきた方々は宿泊先が無いらしく、「同期の家に泊まってください」というお達しが出ているそう。流石吉本だな!