M-1グランプリ2021 準々決勝(東京)
※投稿日はライブ当日の日付にしていますが、実際に書いているのは201.12.26現在です。
M-1グランプリ予選、今年も見に行けました。自分のチケット獲得能力では絶対に手に入らなかったであろうチケット…毎年お世話になっている友人の皆様に感謝です。
出演者本人たちの発信(youtubeとかyoutubeとか)も増えており、「客が入れ替わった」「今までの賞レースのお客さんと違う」と言っている方もちらほらといましたね。客席からの感覚としても、ライブ慣れしているゴリゴリのお笑いドスケベ ではない人が結構いるのかな?という印象でした。
かなり時間が経ってから書いているので、うろ覚えが過ぎます。ご了承ください。
・TCクラクション:干支
干支のレース第2回大会が開催されたら、応援したいのは?
面白かったです。準決勝行くんじゃないかなと思いました。
・キンボシ:ホストとマジシャン
お世話になっている社長が困っているから、手伝いに相方を連れて行く…みたいな内容だったかな?
・ダウ90000:彼女と旅行どこに行く
男性1人・女性4人の…5人だとなんていうの?(クインテットと言うらしい)
女性同士のふわふわした会話の再現度が高い!と思ったら劇団系の方々だとか。納得。
・ランパンプス:12回クイズ
10回クイズならぬ12回クイズ。普通にクオリティの高い10回クイズ。
・ナミダバシ:やってみたいこと
各々のやってみたいことを、それぞれが譲らなくて先に進まなくて…みたいなネタ。
・ヒロコヒーとみなみかわ:売れなくていい
売れなくていい、と言っているけど本当はめちゃくちゃ売れたい
・ウォンバット:薬局
思い出せない
・アインシュタイン:いなもん
敗者復活戦でやっていたネタです。稲田さんの考えた子供向けキャラクター「いなもん」
休憩(換気)タイムでMCのレギュラーが「後ろにめちゃくちゃカメラが来ている」「何台ぐらいだと思います?」ということで、3択にしてクイズにしてくれたんですが
MCトーク聞いている人が全然いなくてあまりに無反応なので、シンキングタイムほぼなしで「じゃあ正解言おうかなー」とすぐにクイズ取り下げていました。
・ブラゴーリ:最強の動物
お互いの思う最強の動物で戦わせる。インポッシブル的な動きの多いネタ。
・マリオネットブラザーズ:通訳
通訳をやってみたいけど英語がわからないので、英語の部分も日本語でやってみる。
本来英語の部分も日本語になっちゃうので、同じフレーズが続くことになる…というのを上手く使って展開をゴチャゴチャさせていって、盛り上げていました。わたしは脳の処理能力が低いので、こういうゴチャゴチャしたネタはだんだんついていけなくなるのですが…今年はこういう雰囲気のネタをする人たちが多かった気がします。流行りなのかな。
そして、マリオネットブラザーズは、その後別の配信で違うネタを見ましたが、それもこういう雰囲気のネタだったので、こういうのが得意が方なのかな。
・くらげ:演技
面白いと思ったはずなのに思い出せない…
・アン縫い:美容師
思い出せない
3回戦ではもうちょっと漫才っぽいことをやっていたようなのに、思い切りギャグをやりたい放題やっていて面白かったです。目にうるさすぎるお揃いの衣装も、ネタのうるささを増長させていてとても良かった。
・ナイチンゲールダンス:焼肉
なんで焼き肉屋をやることになったんだっけ?と思い出せなくて、動画公開されてすぐに見たら「その元気の良さなら焼肉屋とか合うと思うよ」みたいなこと言っていた。勧められてやってみていることで、あれだけ前向きに取り組めるという素直さが面白さなのかな。
・ニューヨーク:ファミリーyoutuber
宮迫を連想させるようなことをして、客席をドン引きさせていた。
引かれそうで引かれないことの絶妙なラインをつくの上手いのだと思っていたので、めちゃくちゃ引かれてたのが意外だった。
・インディアンス:売れっ子スケジュール
決勝の2本目のネタ。
・すゑひろがりず:ヤンキー
ヤンキーをやってみるも、古文の文法が誤っている。
面白かったし通るかなと思った。
・わらふぢなるお:香水(空質問)
もうずっと空質問のネタだけでM-1に挑んでいるので、準々決勝ぐらいまでは順当に勝ち上がってくるのすごい。
・9番街レトロ:レストランに行った話
レストランに行った時の話をしようとするけど、「誰と行った?」みたいな横槍が多くて前に進まない。
9番街レトロって以前も見たことがあるはずで、なんとなく面白いコンビという印象があったので、自分の好みとは違う方向のネタをやっていてショックだった。でもこれでウケてるから、これが正解なんだろうな。
・かもめんたる:円盤
「DVD類を円盤という人は無理」
好きだけど自分の家族や相方としては無理、という差別の典型みたいな言い分が面白かった。
・ななまがり:アイドルの自己紹介
・トット:約束の前日に面倒くさくなる
楽しみな予定でも前日に面倒くさくなるので、それを回避する方法を考える。
最後の、にわとりが先か卵が先か的な展開が面白かったし、ハケるときもずっと納得いかないような様子で首をかしげて去っていったのが印象的だった。
・ロングコートダディ:子供の遊び
オリジナルの子供の遊びをやってみるも、なんかバカにされているような気がする…。「よく分からないけど、ナメられてる気がする」というキレ方が良かったです。2本目にやりたかったというのはこのネタなのかな。テレビで見たかったな。
兎さんのことよく知らないわたしでも面白かったから、知っていたらもっと面白かったんだろうな。めちゃくちゃウケていたと思います。
・カミナリ:
「チンパニスト」という激強フレーズが頭に残りすぎて、もう絶対通っただろ!と思ったのに通らなくて残念。チンパニストってなんなの、造語最高すぎる。
阿部寛さんのそっくりさん。M-1はすべて吉本が仕組んだものという主張。
この手のコンビの常套手段「俺らみたいなのはここ止まりだ」論も飛び出し、すごくウケてた。
・ミキ:渚にまつわるエトセトラ
曲チョイスが古いw
ミキのネタの中では好きな感じでした。でも通らなかったので、つくづく私が好みだと思うものは評価されない…。
・ネイチャーバーガー:パパ活
めっちゃくちゃ面白かった、呼吸できなくなるぐらい笑った。
この時点で決勝行くな、って感じでした。芝さんがしっかりモノマネして応じてくれるのが最高に良い。
・オズワルド:息子
息子に野球をさせたいけど、自分の夢を押し付けているだけでは?
「理想の俺と喋ってる」というフレーズが最高だったけど、後半昔の3人の畠中が現れたあたりからついていけなくなった。(前述のとおり、ごちゃごちゃした展開のネタはキャパ超えしちゃうから)決勝の2本目のネタはこのネタから移植したのかな。どっちが先なのかな。
正直これは準決勝いけないんじゃ…とすら思ったので、決勝で優勝一歩手前まで行ったの本当にすごい。
・ゼスト:だいべん
代弁と大便どっち?
・シシガシラ:あれ
ハゲネタの最高峰だな。みんなが「あれ」だと思っているのに、シャンプーだったりとか。
連想させるのが「あれ」じゃなかったらなぁ。
・ドンデコルテ:まぐろ
渡辺さんのことが好きなので、無条件に面白いと思ってしまう。
ネタ自体が面白いことが大前提なんだけど、KOCのおかげで平井さんのやることは面白いという空気になっている気がした。
・ダンビラムーチョ:刑事
端っこで殉職しちゃう
・鬼越トマホーク:魚の弁当
・EXIT:売れきっている
自分たちの現状を上手く利用していた。
M-1のためだけに作ったネタで、設定に入るわけでもなく、わかりやすいボケがあるわけでもなく、やすともさんや矢野兵動さんみたいな感じのネタやって、そしてウケてるの本当にすごい。
・ハライチ:やりたいことを否定
決勝でやっていたネタ。ターンリスナーなので、こういうハライチが漫才になってすごく面白かった。けど、ウケ量でいったら他のコンビのほうが良かったりもしたので、準決勝に通っていて批判されたりもしてましたね…。
決勝終了後のラジオを聞いたから思うことだけれど、M-1仕様にするために後半にもっと違う展開入れるとか「勝つためのネタ作り」をしないという戦い方にロックを感じた(ロックは知らない)M-1に寄せたネタを作ることでM-1で勝つという戦い方が増えてきた中で、そうじゃない姿勢を貫くというのは、M-1第1期を経ているからこそかも…なんて思ったりした。