喜利道〜超若手大喜利修行〜
MC:POISON GIRL BAND吉田
出演:かたつむり林/ブレーメン岡部/少年少女阿部/オバアチャン畔柳/シソンヌ/ハンマミーヤ一木/トンファー山西/タモンズ安部/テクノポッピン村上/ラビッツ和田/ジェラードン海野/御茶ノ水男子しいはしジャスタウェイ/ネルソンズ岸/カゲヤマ益田/オクヨコ奥村/ベイビーギャングりんたろー/ニューヨーク屋敷/デニス松下/村松久子/西日暮里倶楽部及川
今回で3度目となり「喜利道」
「やっと普通のお笑いライブの時間帯になりまして。今まで平日の昼過ぎっていう…「誰が来るんだ」っていう時間にやってたんですけど、今日は平日とは言え7時から、ということで。…それでこの客入り…*1あんまり求められてないのかなっていう(吉田)」
出演者をAチームBチームに分け、各チームから選出された3人ずつ計6人と前回のチャンピオンであるシソンヌじろうを足した7人で決勝戦を行い優勝を決める。判定はスタッフさんが行っているよう。
Aブロック
かたつむり林/ブレーメン岡部/シソンヌ長谷川/トンファー山西/テクノポッピン村上/ジェラードン海野/御茶ノ水男子しいはしジャスタウェイ/ネルソンズ岸/オクヨコ奥村/ニューヨーク屋敷/村松久子
- 日本人には全く理解できないインド人ムハマド君の自由研究とは?
「ピラミッドはサンドウィッチ何個分?(ブレーメン岡部)」
「(日本語がまだ上手く理解できないので)ひざ『小僧』って誰?」
- 実は本当の子供じゃねえのかも…と疑われずにはいられなかった食事中に両親が発した不用意な一言とは?
「今日もいるよ〜(シソンヌ長谷川)」
- 嘘だろ?言葉を失った親父の哀しいあだ名とは?
「お湯(かたつむり林)」
- もしジョン・レノンが生きていたら、オノヨーコが1番やりたいこととは?
「もっと大規模がお金儲け(トンファー山西)」
「いや、ジョンは生き返らない(かたつむり林)」
Aブロック選出は、かたつむり林・ブレーメン岡部・トンファー山西
村松久子さんが、なかなかのブっとんだ方でして出演者一同かなり手こずっていました。途中「俺もう苦手だよ〜(長谷川)」なんて声があがるぐらい。初めて拝見しましたが、一体何者なんでしょうか…
Bロック
少年少女阿部/オバアチャン畔柳/ハンマミーヤ一木/タモンズ安部/ラビッツ和田/カゲヤマ益田/ベイビーギャングりんたろー/デニス松下/西日暮里倶楽部及川
- 視聴率20%獲得!日本中を席巻したTVドラマ「ホームレス先生」の名ゼリフとは?
「家泊めて〜(カゲヤマ益田)」*2
「先生は正月に松屋を食べに行きます(安部)」
「体育の時間は腹減るから中止!(安部)」
「6年4組の金魚を食べたのは私です(益田)」
- 1位「増えるワカメ」一体なんのアンケート?
「胃の爆発(少年少女阿部)」
「『えっ?こんなに!?』と思ったもの(ベイビーギャングりんたろー)」
「キャンプに持っていって結局使わないもの(安部)」
「トイレに流したら下水処理場の人が困るもの(安部)」
「得した気分(ハンマミーヤ一木)」
- 喜怒哀楽の4つ以外で新しい感情表現ができました。その新しい感情表現とは?
- 東京出身新人ボクサー田中一郎君に異名をつけてあげてください
「都会のゴリライモ 田中一郎(ハンマミーヤ一木)」…『ゴリライモって何?(吉田)』『キテレツのやつです(一木)』『…ブタゴリラじゃなくて?(吉田)』*3
「美少女戦士 田中一郎(ラビッツ和田)」
Bブロック選出は、タモンズ安部・少年少女阿部・ハンマミーヤ一木
決勝
- ニート選手権の決勝種目とは?
「初日欠勤(シソンヌじろう)」
「もえるゴミころがし(タモンズ安部)」*4 「借りパク競争(安部)」
- こいつきっとバチあたるわ…絵馬に書かれていた驚愕のお願い事とは?
「書ききれないので連絡してください。 090-○○○○-○○○○(山西)」
- エロ画像を集めたフォルダにつけていたタイトルとは?
「奥行き(シソンヌじろう)」
- キュリー夫人の意外な名言とは?
「男はわんこそば(安部)」
「よそはよそ、キュリーは私(山西)」
「サイはクサイ(一木)」
- 縄文時代の先祖へのプレゼント、何を渡す?
「パジェロ(岡部)」
「長渕の名曲、すっからぴんのからっけつ(安部)」
優勝はタモンズ安部さん!
こうやって書き起こしてみて面白い回答を量産していたことがよく分かります。すごいな。
タモンズの漫才において大波さんの口の悪さがポイントと感じてしまうのですが、安倍さんもなかなか結構口が悪いのだということがよく分かりました。でもそれをそう見せないあの雰囲気!素晴らしいですね。
最後の、縄文時代の先祖へのプレゼントというお題にて、トンファー山西さんが「イナバのライトツナ」と答えていまいち反応が悪かったのですが、その後小さい声で隣の席にいる一木さんに「日持ちするねん」と囁いていたのを聞き逃しませんでした。そこまでセットで捉えると面白いんですよね、なんかこの感じがものすごくツッコミ脳のように感じられて、とても印象的でした。
大喜利ライブといえば東京大喜利倶楽部かダイナマイト関西、というような「絶対に面白い大喜利が見れる」というものしか行ったことが無かったので、このライブに行くことでそれらのライブに出ていた方々がどれだけ頭の回転が早くて「大喜利慣れ」しているのか、ということがよく分かります。
あと、今まで気にしたことも無かったのですが、お題の良し悪しについても色々思ったり。
このライブでのお題は長文の傾向がありますね。お題っていわば「フリ」なわけですから、良い回答を導き出せるようなお題であるべきで、このライブを「大喜利修行」と名付けている割には難しいお題が多いなーと思います。
そもそもMCである吉田さんがスムーズに読めない、という時点でちょっと違うような…大喜利のお題は繰り返し何度も読まれることが分かりきっているので長さ(短さ?)も大事なんだろうな…とか。
基本的に吉田さんは回答に何かコメントしたりはしないのですが、客席の反応よりも先に吉田さんの表情を伺う出演者の方々の様子を見ると「何か言ってあげれば良いのに…」と思います。余計なお世話でしょうか。