THE MANZAI 2013 本戦サーキット
本戦サーキット最終日。ルミネtheよしもと公演。カップカレーライスラウンド。
MCはあべこうじさん!ルール説明の時に、4分オーバーすると照明が赤くなりますという説明をしてる際に「だからってクビってわけではなくて」と仰っていたのが面白かった。クビって。
結果は1位:東京ダイナマイト、2位:ジャルジャル
個人的にはご贔屓にしているコンビが十分に活躍していたことがとても嬉しかったです。
サーキットをこうやって全日程見るというのは初めてでしたけど、2回戦も(見れていないコンビもいますが)一応全日程見に行っていましたし、やっぱり見に行かないと分からないことってあるなと思いました。
以下、ネタバレ含む感想。若干手抜き。
-マキシマムパーパーサム:ハゲを曲に入れる
0番手。2回戦で大笑いしたので、マキパが0番手と聞いた瞬間声をあげて喜んでしまいました。見れて嬉しかったなぁ。つよしさんのツッコミがとても面白いです。
-ゆにばーす:テラスハウス
認定漫才師に選ばれたことで、見るようになったコンビで、結成間も無いのに面白いしツッコミフレーズが効いてるし良いなって思うけれど、なんとなくどのネタも前に見たことあるような気がしてしまって初見だからこその面白さみたいなのが無いのが勿体無いな、なんて。強く否定された後の原さんの返しの一言がいつも面白いです。
-ブルーセレブ:付き合いたい人
このネタ多分見るの3度目なんですけど、今までで一番良かった!面白かったー!1回目のネタの感じとも違うけれど、でも内間さんの感じが出ているし、良いネタだな!
-ウエストランド:お笑いにハマってる
面白かった!正直1回目は普段ならもっとウケてるんじゃ?と思ったのだけれど、しっかりウケてた!河野さんが井口さんのマネをするのが好きです。バカにしてる感じがありありと出ているのが面白い。
-三拍子:時事ネタ
三拍子のネタはタイトルつけるの難しい。ちょっと前のライブで見たネタがベースになっていて、このネタの一部分だけ思い出して「これ誰のネタだっけ?」とモヤモヤしていたのが解決してスッキリしました。キャベツ太郎のくだりがとても好き。
-磁石:お見合いパーティー
佐々木さんが自分のツッコミにツッコむ、というくだりに永沢さんも参加するという見せ方が分かりやすく上手く見える技術って感じがして、そういう演出がところどころに効いているなと思った。
-三四郎:モテたい
三四郎のことはあまり見る機会が無いんですけど、見たことあるはずのネタがこんなに内容が違ってしまうのか!ということに驚きました。ネタ…なの?
-囲碁将棋:マネするな
このネタを初めて見たときは、私の好きな囲碁将棋と違う!と思ったんですけど見る度にじわじわ良くなってきて、今回とても面白かったです。最初見たときは文田さんがもっと淡々としていたのが、大袈裟な身振り手振りが加わることで一気にコメディタッチになってお近づきになりやすくなったような気がします。
-ジャルジャル:イントネーション、言葉づかい
タイトルつけるの難しいなぁ。とんでもなく面白かったです。個人的には一番笑った。2回戦(とNGK)でやっていたネタもとても面白かったけれど、それとテイストは似ているんだけど新鮮に面白くてやられたー!という感じ。ジャルジャルがインタビューか何かでコントと漫才の演じ方の違いについて話していて、本人達は全然違っていて漫才はやりにくいと言っていたんだけど、ジャルジャルのコントの中で生きてる人達がそこにいるような感じがして、全然やりにくそうには見えなかった。いやー面白かった。
-レイザーラモン:フォーの儀式
なんかもう彼らが出てきて喋ってるだけで面白く見えるからすごい。(そう思うのは私が好きなだけ?)
-2丁拳銃:首絞め強盗
過去の記事にも書きましたけど、こういうひとつのボケを推していくネタってそれにハマらない人は4分間ずっとハマらないのに、それをやるっていうのがすごいなって思います。
-S×L:好感度
面白かったなぁ。このネタもちょっと前のライブで見たけれど、その時はちょっと長い?と思ったけれど、ものすごくスマートにまとめられていて面白くなっていた。背中の翼を確認するところが好き。
-東京ダイナマイト:奥さんの相談
ウケていたなぁ。そんなことよりもスーツで登場したことにビックリしました。あれ、NGKはスーツじゃなかったよね?(記憶とんでる?)基本は松田さんがボケなんだと思うんですけど、次郎さんがちょこちょこボケていて、その時の飄飄とした(まるで自分はボケてなんかいませんみたいな)態度が面白かったです。そういうボケ方が好きです。
-アルコ&ピース:ハードル上げる
これは、何なの?何て言えば良いの?面白いとか面白くないとかじゃなくて圧倒されました。何なの、これ?
-ハライチ:ヒーローの必殺技
面白かったなぁ。初期のハライチがどんな感じだったかってうろ覚えなんですけど、岩井さんの発言に澤部さんが必死についていってる様子が面白いって思ってたような気がしますが、もう澤部さんが岩井さんの突拍子も無い発言をしっかり飲み込んでかつ自分の世界を広げているという感じで、このもう世間に知れ渡ったネタのパターンでこんなに楽しませてくれるのか!と感激しました。
-超新塾:ヒーロー戦隊、隊長を助ける
ネタの本質とは関係無いんですけど、ヒーロー戦隊のネタのときの悪役のクネクネした動きが奇妙で面白かったです。あれは怪物なのかな?
-トンファー:スポーツ好きな女の子
トンファー!トンファー!このネタは漫才マンザイまんざいで見て、惚れ惚れしたネタで、是非ともサーキットでやってほしい!と思っていたから願いがかなって嬉しかったですし、何よりルミネであんなに気持ちよくウケているトンファーを見ることが出来て幸せでした。決まってほしいところでちゃんと決まって、拍手笑いまで起きて、好きな人達が自分が良いと思っているネタで真っ直ぐ受け入れてもらえてるってこんなに嬉しいことなんだ!と思いました。トンファーは普段は無限大ホールに出ているので、あんまり吉本のお客さん以外の目に触れることが無いですし、無限大のお客さんから絶大な人気を得るようなコンビでも無いので、こういう場所でこうやってウケて面白いなって思ってもらえたら嬉しいです。
このネタは本当にとても良いネタだと思います。バカバカしさもあるし、でも山西さんのツッコミの妙も効いているし、展開もキレイだし。ざっくりとした構成としては、もう1本のネタとそんなに大きく変わらないような気もするのですが、この違いは何なんでしょうか。途中の山西さんのツッコミフレーズがあんまり伝わっていなくて、私はそれが面白かったのでそこだけ残念でしたが…結果的にそんなの気にならないぐらい面白かった!良かったー!
-笑撃戦隊:誕生日プレゼント
面白かったなぁ。面白かったので、時間オーバーがとても勿体無い!と思いました。確か1本目も時間オーバーしていたので…うーん。
-アームストロング:母親からの電話
2時のポーズ大好き!面白かったなぁ。アームの漫才見る度に客席が「顔近い…」とザワザワするのが面白いです。確かに近いけど…狙ってやってるのかな。
-スパローズ:いじめ
今まで見たスパローズの漫才の中で一番面白かったです。吉本の舞台を家に見立てての発言が面白かったです。
-Hi-Hi:車がほしい
Hi-Hiはいつ見ても、何やってたか覚えてられない。なんだろう、面白くなかったとかではないんだけれども、フレーズとかが出てこないんだよなぁ。なんかニコニコしている二人の画が浮かんでくるだけ。
これまでエンディングを盛り上げてきたギャガーのみなさんがいなくて、割と話を聞けたかな?もう結果発表で2位のジャルジャルの出番だっていうのに、ウエストランドの井口さんが出てきて結構な時間を使っていて「俺らの2位が薄れる」と言われてました、あはは。
1位の東京ダイナマイトは次郎さんが「俺たちが優勝して金持ちになったらドーナツのテーマパークを作る」と公言していて、それを聞いてS×Lの翔平さんが「わーい!」と喜んだものだから、次郎さんもニコニコしながら「よし、お前に一番に聞かせてやる」と言って詳細を話していました。なんとも微笑ましいやりとり。
もう何と言ってもトンファーがよくウケていたので、それだけでもう大満足です。