M-1グランプリ3回戦@ルミネtheよしもと
3回戦ルミネ初日
ポイズンもLLRもトンファーもいて、好きな方ばかりでなんだこれ、と言うのと出演者が品川と比較して豪華なメンバーだったので競争倍率高まるなーという不安と。
開演何時間も前からそわそわ、直前はなぜか私まで吐きそうという事態に。*1結果は特に意外性も無く、と言うと語弊がありますがウケてた人が受かっているという印象です。
ネタメモと、少し感想と。赤文字が合格者
- タモンズ:お寿司
- ジャウー:有名人を見かけたら
- 大型連休:タイムマシン
- LLR:だいず
- まっさじる:ロックスターってかっこいい
- 浜口浜村:空手を始めようと思ってる
- ハリセンボン:トーク番組
- ヒカリゴケ:水泳選手
- 山陽ピッツア:隠し事
- 瞬間メタル:ど忘れ
- ☆まかりな☆:痴漢
- いまぶーむ:美しい森を守ろう2001
- BURN:デート
- 響:願掛け
- ワルステルダム:家でやろう
- ボーイフレンド:浮気の誘惑
- ニレンジャー:歌のおにいさん
- ぽ〜くちょっぷ:彼女がほしい
- パップコーン:ユニゾンツッコミ(?)*2
- トレンディエンジェル:AKB48
- すっぽん大学:M-1グランプリ
- シソンヌ:スーツを仕立てる
- BLUE RIVER:分かりやすく説明
- いろもん:髭のリスク
- トンファー:屋台のおでん屋
- ブルーセレブ:ゴミの分別
- 東京ペールワン:1年をふりかえる
- どきどきキャンプ:漫画のオチバレ
- 静:チャラチャラしよう
- あわよくば:リレーで優勝したい
- シーランド:お菓子がすき
- 浦添ウインドゥ:沖縄と歴史
- アジアン:思い思われ
- ハイキングウォーキング:焼肉店
- POISON GIRL BAND:あそび
- ハライチ:エース
個人的にウケてる!合格確定!と感じたのはエレファントジョンぐらいでした。
と言うのは、面白くなかったとかではなくて単純に自分が思い入れのあるコンビがいすぎて誰の事もフラットな目で見れない状態だったんです。ウケていても、色々難癖つけて「分からない」と判断しちゃうというか。
個人的な感想をいくつか。
【タモンズ】
ウケてたと思いますし、すごくいつも通り出来ていたと思います。が順番が違っていても結果は同じだったかな…というような印象。単純に「上から数えた」場合にラインを超えれなかったんだろうな、と。来年は余裕でここ通過するんじゃないでしょうか、と言うのは個人的な希望。
【LLR】
「えー!このネタ!?」と思い、笑顔で見ようと心に決めていたのに一気に緊張(と言うか不安になった)してしまいました。しかも何回も見ているネタなので面白いのか面白くないのかよく分からないんですよね、正直。
更に言えば昨年このネタで失敗しているので、どうなのーどうなのーと。昨年は見ホーダイで3回戦のネタ(同じネタ)を見て、強引なテンションとテンポの上げ方に愕然として「バカ!」と思ったのですが、今日は見ていてそこまで違和感がなかったような。新人演芸大賞でも普段よりテンポアップしてやっていましたしね。
【BURN】
女性コンビで。
途中ツッコミで「歌唱力でブスごまかしている顔」というたとえが入ってまして、その他にも出てきたたとえがどれも好きな感じで面白かったです。
でもブスブスと言っている割には、全然ブスじゃなくて、あの子がブスキャラを主張していたら世の中にいる本当のブスはどうしたら良いの…と悲しくなりました。
【三四郎】
見ながら、とても気に入ったフレーズがあった場合だけメモしているのですが。「ナースでドカン」が可笑しかったです。
【スリムクラブ】
コントで(笑)出てきて話し始めた途端空気が一気に変わった感じがありました。
漫才で見るとやっぱりこのテンポは目立ちますね、とにかくゆっくり。そしてパンチ力が強い。
すごくウケていたのですが、コントなのでどうかなーと思いながら見ていました。合格して嬉しいです。
【ワルステルダム】
なんとなく、惜しい印象。と感じた場合は大抵化ける、と信じているので個人的に要チェック。
【パップコーン】
彼らを見るといつもWAGEを思い出すのは私だけでしょうか。ユニゾンツッコミのような、3人または4人全員がそろってツッコみを言うというもので。そういう発想はすごく面白いなーと思うのですが、タイトルをつけれなかったことにあるように漫才なのにお話の主軸が存在しないんですよね。そこが違和感…というと言いすぎですが漫才として面白いと感じられない要因なのかな、なんて。
普段の生活での会話でも人数が多くなれば多くなるほど話がしづらくて、結局1対1が一番濃い話が出来るのと同じで、漫才も人数が増えると増えるだけ難しくなるのかな。
【トレンディエンジェル】
以前どこかで、斉藤さんが「去年のM-1は3回戦でのたかしがすごく調子良かった」というようなことを仰っていたと記憶しているのですが、今日もすごく調子が良かったんだろうな、という印象を受けました。
見たことあるネタなのですが、すごく可笑しくって、つい最近見た彼らのネタがいまいちだったこともあるのかな。うん、面白いです。
【トンファー】
前日のライブでおでんのネタをやっていたと聞いていたので、多分おでんなんだろうな、と。トンファーの3分ネタならばおでんが一番ハマると思っているので、すごく納得。2回戦でやらなかった時に「おでんどうした!」と思ったぐらい。
トンファーのこのおでんのネタで、常々から思っていた「ネタ作りの時に想定した尺でやるのが一番面白い」というのが実感出来たように思います。単独で5分ぐらいやった(3分の枠だったのに)ときがまぁひどくて(笑)楽しくなっちゃったのかな、トンファーは割と楽しくなって時間が延びちゃう傾向にあるようなのですが、それが必ずしも悪いとは言えないですが…やはり作ってる段階で色々考えてテンポやリズム等々を決めているのでしょうから、それを忠実にこなしたほうが面白くなるに決まってるんですよね。ということをLLRに強く言いたいです*3
漫才バトルG2で3分ネタでおでん、4分ネタでドラキュラ、をやってどちらもかなり圧倒的にウケていたのを見ていて「トンファーは3分ネタも4分ネタも勝負できるネタがあるんだ!」とかなり衝撃を受けたので、準準決勝で何のネタをやるのかすごく楽しみです。*4 【あわよくば】
おそらく2回戦で見た子供の時のいたずらのネタのほうが個人的には好きだなぁと。
【POISON GIRL BAND】
漫才トークでバカみたいに笑ったネタだったのですが、前半部分を思いっきりフリに徹したというか、漫才トークで見た時は前半も笑いどころがあったので、あまりの静けさに「え、え、え」とすっごく焦ってしまいました。
が、肝のくだりに入ってからは徐々にあがっていって、一番の山場でものすごくウケていて安心。良かった。
こういう一箇所ドカン!というやり方ってなかなか勇気のいることだろうなーと思うので、改めてポイズンって素敵!と。自信があるからこそですもんね、疑ったりしてダメですね、私ったら。
ここでこのネタ、ということはあと2回何のネタをやるんだろうかー、個人的には年明け一発目の漫才トークで見たネタが見たいなぁ。