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ポイズン吉田が5人と漫才


第2回目。前回がブラッツで、2回目にしてルミネという。
1回目の公演のときに「だんだん会場を広くして、最終的にはNGKで師匠とやりたい」と仰っていましたが、この大飛躍に「もう次ぐらいNGKなんじゃないかな」なんて発言が出るくらい(笑)
本音を言えば、このプライム枠がもらえるならポイズンのライブをやって…と思うのですが、このライブもとても良いライブなので、これだけの扱いを受けているということは前回の評判がすごく良かったということなんでしょうし、嬉しいことです。
でもポイズンの漫才ライブ…

おそらく、ここだけのネタになると思うのでフレーズ書き起こしなんかもしますが、メモをとってみているわけではないので微妙に言い回しなど違う可能性があります。ご了承ください。

  • OP
吉田さんの専属MC(笑)のアホマイルド坂本さんが今回もMC
吉田さんはこのライブを22時開演だと思っていたらしく、気がついたら始まっていて*1焦ったとのこと。「だから、パジャマなんですね(坂本)」といつものカーディガンスタイルをイジられる。
ライブ趣旨説明と、今回の相方を軽く紹介。
の、途中で野次がとんでくるというトラブルがあったのですが、舞台上の2人がすごくサラっと対応していて助かりました。
準備の為に吉田さんがハケてしまったので、1人で舞台上に残り、たまにとんでくる野次に対応しなくちゃいけない坂本さん。何故か異様に時間がかかってなかなか始められない。「これはドッキリですか?(坂本)」
  • ×ゆったり感江崎(吉田ボケ、江崎ツッコミ):夏(花火、怖い話)
オープニングからの不穏な空気を引っ張っている中で、だったので何だか集中してみることが出来ず残念でした。
それでも空気を変えようと「良いですねー!」と言って始めようとする江崎さんに「何が『良いですね』なの?」と返す吉田さん。
江崎さんの声量に思わず「もっとボリューム落としてください(吉田)」「えらいもんでつられるんだね」「こんなに大きい声出せるんだって」吉田さんの声量の向こう側を引き出した江崎さん。
江崎さんが怖い話をしよう、とするのを吉田さんが邪魔をするというような形の漫才。
「夏」というテーマを置いておいて、花火→怖い話に進んでいったのですが、花火の部分はかなり短かったので「じゃあ怖い話だけでよくない?」と思ったのですが、そこでのボケが引用されたりしていて、そういう意図があったのかーと。
ひとつのネタの中で主軸の話題が変わっていくというのは、ポイズンのネタだとまず無い形のように思うので新鮮でした。
「お寺」というキーワードに「天台宗じゃないよね!?」「浄土真宗って言って!」とせがむ吉田さんが面白かったです。

ネタ終了後、前回のトップバッターは房野さんで今回は江崎さんということで「引っ張ってくれるようなツッコミ」と称していて、声がつられて大きくなったりしていたわけですけど
見ていて前回は「ブロードキャストに寄せたのかな?」と思うようなところもあったのですが、今回はゆったり感の漫才のイメージとはちょっと違っていて、自分の中でブロードキャストの漫才は房野さんが軸で、ゆったり感の漫才は中村さんが軸となってみているんだということに気付きました。
「東京に嫌われている気がするんです!」「東京がブログを炎上させた!」と主張する村本さん。
東京に対する妙な偏見を語り続けるのですが、これがすごく村本さんの感じにあっていて面白かったです。
吉田さんのネタ書きとしての才能という面では一番良いネタだったと思います。本当に村本さんにピッタリで、「でもこれ吉田さんが用意したネタなんだよなー」と思うと、村本さんのイメージって…と笑ってしまうような。
「空飛んでる人なんて見たことないでしょ?(吉田)」「…ありますけどねぇ(村本)」のときの村本さんの表情がすごく面白かったです。キョトン顔が面白いって何なの。

普段はネタ書き担当なので、人の書いたネタをやるのは初めてだったと。ウーマンのネタではフリもボケも自分でやって、中川さんには最低限のツッコミしか任せていないので、自分のスピードでポンポンと進められるけれど、吉田さんが相手だと「絶対おもしろフレーズがあるから(村本)」ツッコミを待つ必要があって、その待ちの間がもどかしくて「吉田さんおっせーー!!」とおもっていたそう。「僕本気出したらポイズンさんの4分のネタ1分で出来る自信あります!(村本)」
  • ×とろサーモン久保田(久保田ボケ、吉田ツッコミ):久保田世代
同い年の2人「久保田世代やよね(久保田)」
あんまり書き起こさないほうが良いんだろうなというような濃いボケが多かったです。
アドリブのことを「ドリブ」と言う久保田さん、「ドリブが出ちゃって」と言うときにはポーズをとる(笑)
面白かったのですが、何にせよ内容が無いものだから(いや、あるんですけど)うまく記憶出来ていません。オープニングで吉田さんが「ただの口げんかです」と言っていたのも納得。そういうことか。

後半をがっつり抜いて、アドリブを放り込んで思い切りスベって終わるという(笑)
「ポイズンっぽい感じ」と坂本さんが言っていたのはこのときのはず。言われて吉田さんは「そう?」とちょっと驚いていて、自分も「そうかな?」と思ったのですが、坂本さんが「久保田がわーってボケて、吉田くんが優しくツッコむ感じが」というような説明をしていて、そうか坂本さんのポイズンのイメージはそういうのなんだな、と思ったのでした。そういわれれば、ポイズンっぽいのかもしれない。
藤田さんがスゴかったなぁ。ツッコミのフレーズ力というか、拡げ方がもう。
最初の「野球」を「やきゅう」じゃなくて「のきゅう」と言ってしまう、というボケに対しての「牛で覚えて。野牛(やぎゅう)、濁点とるだけだから」というツッコミがもーう、すごく可笑しくて、そこから藤田さんのツッコミに惹き込まれる一方でした。
「どんなピッチャーだった?」「手で投げてましたね」とか、「ピッチャーになる前は幼稚園児でした」とか「小学生の頃から野球やってる」「じゃあ芸人なると同じぐらいに野球始めたんですね」とか、ボケはわざとらしく感じるぐらいのボケなのに、それを独特のツッコミで返していて漫才として、おしゃべりとして成立させているというのがポイズンっぽいなと思ったのでした。
野球やってた→ポジションが一緒→いつから野球やってた?という会話の流れを、何度もループしていくというのも面白い。

トータルテンボスのネタではコントに入ることが多いので、動きなども入ってくるから普段と比べてテンポが早かったと藤田さん。普段ならばツッコミをあまり拡げてしまうと大村さんに却下されるそうで、今日のツッコミの中でどれだったら許可されてどれだったらダメか、という話をしていたのが面白かったです。そのツッコミフレーズもすごく面白かったのですが、トータルテンボスのネタのときに却下されるのも何となくですが分かる気がするなーと。
「相談があるんですけど」という吉田さんの話を一切聞こうとしない哲夫さん。
ずーーーっとボケっぱなしで、すごくテンポよくポンポンポンポンとボケが飛んでくるのだから聞いていて心地よいという感じでした。
「右耳、左耳どっちで聞く?」「俺が決めるの!?お前が決めてよー!」とか「じゃあ鼻で聞くわ!」と言って鼻で聞こうとする様とか、すごい面白かったなぁ。
吉田さんの印象が全然無いぐらい哲夫さんだった。一応自分はポイズンファンで、吉田さんのファンで、吉田さんを見に行っているはずなのに、このネタに関しては哲夫さん色だった。すごい。

台本が無くて「相談がある、というので僕の相談にのらないでください」という指示だけだったそう。とりあえずオチフレーズだけは用意されていて、そこに向かってくれれば良いと。
なのでネタ合わせをするたびに言うことが違ったんだそう。哲夫さんの反応の良さに「さすがチャンピオンは理解が良いなって(吉田)」と上から目線で物をいう吉田さん。もちろん「先輩に向かってえらそう」ということで怒られていました。
怒られていたといえば、吉田さんはいつものカーディガンとTシャツという出で立ちだったのですが、哲夫さんは当然スーツで来るだろうとおもっており、自分もスーツのほうが良いかな?と迷ったけれどジャケットにしたというのに、あまりにも吉田さんがゆるい服装だったことにご立腹で。「そんなんだからサーキット行けないんだよ!」と叱責が。
現時点で、それをハッキリ口にして嫌味にならないのはパンクブーブーだけだと思うので、そういうセリフが聞けて嬉しかったです。



前回も、宮地さん・川島さんと先輩とのコンビで先輩側の実力に圧倒されたわけですが、今回もまた。もちろん、他の3方もそれぞれ素晴らしかったのですが。それぞれの普段のネタでは感じられない、それぞれの魅力みたいなものに改めて気付くことが出来て、結果的に普段のコンビのネタが見たいなと思わされるので、とても健全で良いライブだと思います。
吉田さんが演じているボケはなんとなく阿部さんのボケ方に似ていて(同じ人が書いているから当然のことなのかもしれませんが)自分はポイズンのネタでは吉田さんが阿部さんに寄せてボケを書いているんだろうなとか、阿部さんが自分に合うような色を付けて演じているんだろうな、というように思っていたので、そういうことではなくて吉田さんが用意するボケを一番良い形で演じれるのは阿部さんなんだなぁなんてこと*2を思ったのでした。

*1:21時半開演だった

*2:逆に言えば吉田さんは阿部さんに合ったボケを書くことに秀でているだなぁ、と