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マンザイさん トンファーの回


漫才師が3組でマンザイさん、ということだそうです。
告知しすぎで、ラジオDJの提供読みぐらい滑らかなになってしまった概要説明を山西さんよりしてもらい、始まりました。
前日の怒涛の置きチケツイートがすごかった、と盛り上がる出演者達。山西さんは一度念を送っていたそう。「届きました?」と。

トンファーがメインになってやるライブということで、もうワクワクで行きました。とても楽しかったです。
トンファーの出演ライブのほとんどがきっちりネタ時間の決まったネタライブなので、こういう、どこかゆるい雰囲気で臨めるライブというのはすごく新鮮。とても貴重です。
企画内容などが、本人達が考えたものかどうかは定かではないのですが、好きなことを出来る時間を与えてもらえるようになったというのは、喜ばしいことです。どうか、この調子でトークライブも!と熱望。

以下は感想。
まずは、それぞれネタを一本ずつ。
  • ヒダリウマ:人魚
  • 田畑藤本:恋愛フローチャート
  • トンファー:ストレッチ
このネタ選びは何を基準にしているんだろう?と少し疑問。ストレッチのネタはすごく久しぶりに見た気がしますが、やっぱり良いネタです。(こればっかり)なんとなく山西さんの動きが堅いことが気になりましたが。

ネタを終えて、一度全員舞台に出てくる。どうやら自分達的に納得のいく出来ではなかったらしいヒダリウマ、裏で「俺ら今日気持ち入ってなかったな」と言っていたそう。気持ちを作ってネタをやるタイプ、ヒダリウマ
何のネタをやったの?と聞かれて「彼女が人魚っていう…」と説明すると「彼女が忍者?」と聞き間違える田畑さん。「最近天然が過ぎます!(山添)」
ここから、「彼女が忍者だったら」トークが始まる。「多分キャッツアイパターンだよね!忍者ってことは俺には黙ってる(小浜)」「そんなの気づくんちゃう?『何このまきびし?』って(山西)」そんなのでバレていたら、忍者失格だ、と。

マンザイさん、タモンズの回ではそれぞれが同じテーマで新ネタを作ったらしいのですが、トンファーはそんなことはしません、と。トンファーの回では、なんとお客さんからテーマを募って即興漫才をするとのこと!
ヒダリウマは前列のお客さんを指名して「靴」というテーマに。準備のためにテーマが決まったらすぐハケる。
続いて田畑藤本は、男性のお客様が自ら名乗りでての「下ネタ」がテーマに。東大卒の下ネタはどうなる?と盛り上がる。目をバキバキにさせて「もう、皆さん裸(に見えてる)ですから(藤本)」
続いてトンファー。「じゃあ、僕らは屋台のおでん屋…(山西)」ズルイ(笑)
お題を決めてくれる人を指名するのを嫌がる小浜さん「あーちゃん決めてよ」
渋々ながら、男性のお客様を指名する小浜さん。すると「語尾に「る」をつける!」と難易度の高いお題が。
どうやら嵐が出演しているCMでそのようなものがあるらしいのですが、トンファーの2人はそれを分からず、客席に問いかけるも説明する人がおらず、言いだしっぺの男性も「語尾にるがついてる」という印象だけが残っているらしく、説明できないと。
あまりに難しそうなので、別のテーマにすることに。「…屋台のおでん屋…(山西)」再度おでん屋を促す(笑)
「じゃあ、そこのスーツのお兄さん(小浜)」と先ほどと同じ男性を指名(笑)すると「海賊!」と先ほどとは全く違う方向でお題が。
ということでトンファーは海賊、でどこか一部分で「語尾に「る」」も取り入れる、とのこと。


「お前の今はいてる靴は、世の中の全ての物の中で何番目に好き?」と問う新崎さん。「家族」や「カレー」「相方」などいくつか挙げていき5,6番目かな。と。
そして逆に山添さんが新崎さんに同じことを問うと即答で「1位!」と。
自分は上位に相方を入れているので、自分が何位なのか気になる山添さん。なのでその後のランキングをきいていくことに。
この短時間でここまで作れるのか!と1組目から驚きました。もちろん、普段の彼らのネタと比べると選ぶ単語に当たり外れがあったり、ボケとツッコミの意思疎通が足りてないような部分や、「それさっき言わなかった?」というような会話の矛盾があったりはするのですが、大枠は完全に出来ていて「面白くなりそうなネタだな」というところまで出来上がっていました。すごい。
ヒダリウマは、最初の「あのさー」と話はじめたところから、ネタのテーマに入るまでの展開が独特(最初の一言目はテーマじゃないというところ)だなと思っていまして、今回も靴というテーマ(もちろんそのテーマにも則っているのだけれど)というよりは「相方の順位」という部分が本軸になっていたので、そこまで狙ってやっているのか、それとも自然になってしまうのか…。どちらにしても、良い魅力だと思います。 あと、このときやっていたツカミが面白かった。いつもやっているやつなのかな、初めて見たけれど。
  • 田畑藤本:下ネタ
恋愛フローチャートのネタと同じく、田畑さんが藤本さんに「教える」ような感じ。
「じゃあ、とりあえず、お○んちんって言ってみようか?」という提案が面白すぎます。下ネタというテーマだからって「言ってみようか?」って言わせるってどんななんだよ、と。
前半部分も良かったのですが、何より藤本さんの歪んだ性癖を演出する後半がとても面白かったです。シャーペンの芯を出して興奮していた、という話をするときの話し方というか、トーンだとか表情が、とにかくヤバイ人になりきれていました。いやー面白かった。
ずっと藤本さんの屁理屈っぽい感じが良い!とか思っていたのですが、頭良すぎて感覚がおかしくなっている人という方向もまた面白そうだな、と。
田畑さんが非常にもっちゃりとした雰囲気をお持ちなので、藤本さんが少々いきすぎてもくどくならないというのが良いですね。
  • トンファー:海賊
「実は俺海賊の子孫なんだ」と小浜さんからの告白。
最初に「お前に言わなくきゃいけないことが〜」というような言い方をしたので、芸人やめて海賊になる!みたいな展開かと思ってしまいました。母方のおじいさんが元海賊ということで、おじいさんとの思い出エピソード
終始小浜さんが主導という感じで進んでいました。山西さんがおそらく本気で、小浜さんが次の何を言うのかを考えているような相槌の感じとか、普段のネタを見ていてその会話のやりとりに違和感を感じているということは無いのですが、こうやって見ると、細かい一言一言がちゃんと作られているんだなぁ、なんとことを実感。
あと、小浜さんの海賊の知識がどうやらワンピースに限られているような雰囲気が(笑)これをちゃんと作りこんだならば、導入は「俺のおじいさんはワンピースのモデルになっている」とかそういう感じになるのかなぁ。
喋りながらネタを作っている、というのを聞いたことがあったのですが、だからと言ってフリートークの延長にあるような漫才でもないので、どういうネタ作りなんだろう?とイメージ出来ないでいたのですが、この即興漫才を見てなんとなくイメージが出来た気がします。


やってみての感想は「ヒリヒリしたー!」とのこと。
「他の人にもやらせたい!でも自分はもう2度とやりたくない!(小浜)」タモンズにもやらせたい、と仰っていました。「安部なんて(テンパって)黒目無くなるんちゃう?(山西)」「お客さんに拾われるかもしれないですね。『落ちてましたよ』って(藤本)」
次回(6月)はメンバーが変わるということで、メンバー選定の基準はトンファーの2人も知らないようで「裏でじゃんけんとかしてんの?(山西)」と聞いていました。
「うわー!トンファーかぁー!」とか「タモンズこいっ!」とかやってないですよ、と(笑)
やってないですよ、と言われてるのに「タモンズのどこが良いんや!?」と詰め寄る山西さん。「…タモンズさんはー、…優しい!(新崎)」「俺らも優しいよ」と主張するも、即興ネタなんてやらせてどこが優しいんだといわれていました。


とても、楽しかったです。いくらファンばかりが集まるとは言っても単独ライブでは(単独ライブはまだやらせてもらえないようだけど)やっぱり作りこんだネタが見たいし、普段のライブでは色んな人が見ているからやっぱり出来の良いネタをやってほしいし、そう考えるとこういう遊び心の混ざった実験的なネタをやれる場ってそんなになくて、だからこういう機会じゃないと出来ないことが出来ていたなぁと思います。良いライブです!