漫才広場


新年一発目の漫才大作戦。
幕が開いて、舞台上には大きな人の影が。MCはロシアンモンキーのはずなのに、誰?という空気に。
照明が付いたと同時にそれがグランジ大さんと分かり歓声が。
「この前に無限大にいて、暇だったから来ただけ」とのこと。
OPMCでは、同期らしく時間をたっぷり使って中須さんのご家族の話などをされていました。

出演順紹介の際には通常コンビ名の後に拍手をしますが、「見に来た人のときに拍手して、3秒ぐらいあけてから全員で拍手しよう」ということをやってみていました。複数拍手可。
誰が人気、とかなんとなく分かって面白かったです。大体どのコンビも一定数以上のファンがいるようでしたが、ゆう太だい介だけ誰も拍手しないという事態に(笑)
  • ボーイフレンド:温泉
  • Vステーション:ハングリー精神
Vステーションが売れないのは何故か?ハングリー精神が無いからだ! 前回は鈴木さんが自身が気持ち悪いから売れないと主張してたのですが、今回は西本さんに非があると主張するものでした。
筋の通らない主張を無理矢理押し通そうとするような感じです。
よく遅刻しちゃうサスケさん、遅刻しそうな時にチーターの脚力を得れれば良いのに!と言って、シミュレーションしてみる。
しかし車が突っ込んでくるなどの障害が続くので、そこに様々な動物の能力を足していく...というもの。
個人的には遅刻しないようにしたい→動物の能力を得てみたらどうかという流れよりは、動物の能力がほしいな→遅刻しそうなときにも便利のほうが、しっくるくるなーと思いました。
  • ザ☆忍者:手遊び歌
大久保さんの姉(保育士)によると幼稚園では今忍者の手遊び歌が流行ってるらしい、 忍者に代わる新しい手遊び歌を考えてと言われたので、一緒に考えて、と。
この歌がすごく耳に残りますね、さすが幼稚園で流行っているだけある。
自分でやっているのに「忍者になっちゃったー!!」と言い張るのが面白かったです。
  • あわよくば:コンビは夫婦
  • ダイタク:殉職
太陽にほえろ!の殉職シーンのようなものをやりたい。そういう時の走馬灯を演じてくれとダイさん。
途中ちょっと間違えてしまったようで残念。言われなきゃ分からなかったですが、言わなきゃお互いが仕切りなおせないようなミスだったんでしょうか。
ダイタクはもういつも面白いです。

「僕これからロックに生きようかなと思うんです(神野)」
ここ数ヶ月続けてとても面白いネタを見ていたので、すこし物足りなかったですが、やはり神野さんの淡々と当然のようにふてぶてしい雰囲気は素晴らしいです。演じているのか、素なのか分かりませんが、そのキャラクターに合った内容になっていて、個々人を知れば知る程面白くなりそうだな、と思います。
  • パルパティーン:ファンクラブ
「パルパティーンのファンクラブを作ろうと思うんだ(鈴木)」
ファンクラブ内の独特の通貨を作り、円で言わないあたりが嫌らしくて好きでした。
年間いくら以上使ったらゴールド会員になれる、というくだりで「高いよ!」とツッコんでいましたがお笑いファンの方は一番好きな芸人さんには普通にそれぐらい使ってるんじゃないかな…と思いました。
鈴木さんの性格がわるーい感じがものすごく濃く出ていてとても面白かったです。
  • サヨナラダンス:人間不信
  • 山田カントリー:浅井を数える
  • エレベーターマンション:健康

ものすごく面白かったです。
「人見知りだけど友達は欲しい」「頑張って話しかけようとはしている」という山本さん。どういう感じで接しているのか見てみることに。
この人見知り加減というか「そりゃ友達出来ないよ!」という気持ち悪さというか、すっごく面白かったです。マンキンタンは常々面白いなーと思っていましたが、今まで見た中で一番面白かったです。
  • 田畑藤本:言葉の重み
女の子の友達に「熊みたいな彼氏はちょっと…」という理由で彼氏にしたい男友達ランキングに入れなかった田畑さん。
「熊みたい」と言われたことが重かったのは、熊が物質として重たいから、言葉の重みとその物質そのものの重みは比例する!というネタ。
こういう屁理屈っぽいネタのときは、主張している側は自分に有利なことしか言わない感じがしますが、藤本さんは「熊とみの虫どっちが嫌?」というような自分に不利な質問をして「みの虫」と答えられたら「おかしいやろ!」と怒り出していて、自分が提案した主張に自分で飲み込まれている感じがとても面白かったです。
とちゅうの「石頭」と言われて、「ダイアモンドもある意味石…宝物って言うてくれてんのか?」というやりとりとか、とても好きでした。
  • 笑鷺:大阪人が2人集まれば
  • オープンスペース:漁師
  • トンファー:風邪予防
風邪の予防にうがい・手洗いやマスクや加湿器などを提案する山西さんと、「気合があれば大丈夫」と言い張る小浜さん。
珍しく2人とも少しミスしていました。気にするほどのことじゃなかったですが。
自分は頭を叩いたりするツッコミが苦手なのですが、山西さんのそれは「たまりかねて手が出た」という感じなので、とても自然に受け入れられていて、改めて優秀なツッコミなんだなと思いました。
気合で色々なことをやっている、という小浜さんが例に挙げる色々が気合というか、ごくごく普通の風邪予防で、それを「気合!」と言い張るわけなんですが、山西さんをおちょこる為に言っているというよりは本気で気合入れてやっているように聞こえてきて、そのおバカっぽさが愛らしく面白いのでした。彼らを好きだからそういう見方をしちゃうだけかもしれませんが…。
  • タモンズ:芸人山脈
芸人としての自分達の位置を登山に例えていたので、芸人山脈という番組を思い出しました。
「ロープウェイから、下のえいこらえいこら登ってるやつ見るの楽しいぞ(安部)」という非常に歪んだ発言いただきまして、とても面白かったです。
「折り返しの三鷹」
さすがです、とても面白かったです。面白くなりすぎて時間オーバー1位になってしまっていましたが。
斉藤さんの「解体新書、出版しましたー!」のギャグ(ギャグと言って良いのか?)が非常に面白かったです。何なんだ、あれは。


漫才が沢山見れる大好きなライブです。
今年も沢山公演がありますように。