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トンファーVSタモンズ〜8・21 漫才頂上決戦〜


おそらく今回の夏単独祭りの中で最も楽しみにしていたであろうライブ。
山西さんのブログでの「単独のチケット何とかしてください」に影響され、微力ながらもtwitterで宣伝活動に励み、挙句の果てにはお笑いにほとんど興味のない*1知人を連れ込むという荒業に出たのですが。その子がチケットの「頂上決戦」という文字を見て「予選とかあったの?」という疑問を抱いていたのが新鮮で面白かったです。わけわかんないよね、私だってわかんないもん(笑)

内容はかなりシンプルで3分・5分・10分のネタをそれぞれ1本ずつ行い、ネタ時間毎に面白かったと思うほうに投票、ネタ時間毎でより多く勝ったコンビが勝ちというもの*2
結果としてはタモンズの圧勝だったようで、ウケ具合的にも負けたなーという印象でした。(後に書きますが、ちょっと明らかに敗因と思われるネタが一本…)正直始まる前というか普段の様子からするとトンファー有利でしょ、と思っていたのですがね。トチらずにピッタリとハマるとタモンズはこんなに面白いんだ!と衝撃的でした。怪漫でのネタがものすごく良いと思ったのもそういうことなのかもしれません。*3
その一方で、トンファーは私が意識的に追うようにしてからは見る度に出来が良くてまだ全然若い*4のにこれだけ面白くて、今後どうなっちゃうのよ!と思ってさえいたのに、あれあれって思うネタにやっと巡りあって妙に安心したり。
いずれにせよ、両コンビともこれからの成長が楽しみすぎるわけです。11期には井下好井もいますし、漫才宝庫だなぁとか。なんとか。

余談ですが、MCは9期生が交代で務めてくれていたのですが。コンビ名は挙げませんが某コンビ、MC中にお客さんが入ってきていて、まだ席に着けていないのを絶対に見えていたはずなのになんで待ってあげれなかったのかな、と。そこが非常に不満でして、だってタモンズがネタ中に着席を待つ事態になっていたんですもん。なんで配慮してあげれないかなぁ…MCをしていた彼らのことはすごく好きなのですが、こういうの見ると「まぁしょうがないよな、○○だもんな」と思っちゃうのであります。*5彼らにしたらMCとして最低限こなせればそれで良いライブってことなのでしょうか…全然こなせてないけどな!

各ネタと感想。
ネタバレありで。
【3分ネタ】
  • トンファー:おでんの屋台
トンファーの3本の中ではこれが1番良かったかな、と思います。サラリーマンになっておでん屋で一杯というシチュエーションに憧れている山西さんのためにやってみよう、というようなネタ。
のれんをくぐったその手をハイタッチに利用したりとか、妙にこだわったあんことかボケ自体もよくて。加えてツッコミもやはり良くて、うんうんトンファーっぽい*6良いネタだなぁと。
散々文句言っていたのに、ちょっと上手に出来ていると「お前もうおでん屋なれや!」と一気に誉めちゃうのが良いですね、さっきまでの出来忘れてる!って思っちゃうのは私だけでしょうか(笑)
  • タモンズ 心霊体験
怪漫でのネタでした、やっぱり面白いなぁ。こういう同級生(話の邪魔をする)いるー!っていうあるある的要素もあり。これはタモンズが同級生コンビだからこそ出来るネタですかね、なんかものすごく素っぽいというか…タモンズの2人のフリートークってあんまり見たことないですがきっとその延長に漫才があるんだろうなって思ったり。
怪漫で見たときは「はじまるよー!」が怖い話のトーンで言っていたのですが、今日は流石に一本目ってことで元気よく言ってましたね。ものすごく今更なことなのですが、タモンズって設定に入るとかでもなく正統派なしゃべくり漫才なんですね、ふふ。

【5分ネタ】
  • タモンズ 偏り
こちらも面白かったです、今日一日を通してだとこのネタが1番良かったと思います。どこまでも一方通行なあべさんの想いと、対して大波さんの「キショい」という残酷な返し…(笑)
チョコっとLOVEを「あんなもんおうたじゃ」という表現も非常に好きでした。
ネタの冒頭であべさんが「ミリヤちゃん」と非常にネチっこく言う(しかもしつこく)部分がありまして、一緒に行った知人が明らかにひいていたのが非常に可笑しかったです。
  • トンファー スタメン発表
このネタハマらなかったなぁ。先に「敗因」と書いたのはまさしくこのネタでして。ものすごくツッコミ頼りのネタになってまして、それが物足りないというか。ひとつのボケを繰り返し続けて、それがハマっていないから辛くて。終盤での「熱が出るんや!」というツッコミが出なければひどいもんでしたよ…(苦笑)
先日のAGEAGEでウケるネタは小浜さんが書いて、ウケないネタは山西さんが書いてるというような話がありましたが、それを踏まえるとこのネタは山西さん作なのかしら?と。単独後にお笑いファンの方々とお話していまして「だとしたらツッコミ重視になっているのも納得」という話になりましたが、ツッコミから作っているということなのかしら。
トンファーの良さは多分山西さんのツッコミが担っている部分が大きいのでしょうけど、ツッコミだけじゃなくて小浜さんもすごく良いということで漫才があれだけ面白くなっているのだと思うのでツッコミに重きを置きすぎるのは勿体ないなというのが私の思うところです。
ツッコミに合わせてボケがあるのかしら、ううむ。本来ボケがあってのツッコミのはずですしツッコミに寄せたボケなんて範囲が狭まっちゃうから良くないと思うんですけどね、って別にそういう作り方してるかどうかは知らないんですが(妄想で話を進めすぎですね。。)
ただ、エリヤンも橘さんありきなんて言われてるようですが、あれは西島さんがツッコミが引き立つボケを用意しているからだと思っていまして、案外橘さんがネタを書いたらツッコミ頼りになりすぎて崩れちゃうのかも、と。

【10分ネタ】
  • トンファー 相談
10分のネタというより、ネタを10分やりました、というような感じでしょうか?囲碁将棋独演会で見た10分ネタは良かったし長いネタも出来るはずなのになぁと。
なんとなくスッキリしていないというか、そういう印象でした。手を加えたらすごく良いネタになるかもなぁ。
  • タモンズ 糸岡さん
こちらもまたタモンズならではと言うか。憧れの人として登場した糸岡さんは高校時代のあべさんの想い人だったとか。
「俺の手柄」と言い合うネタがありますが、そこから持ってきてるところもあって良かったなぁと。
大波さんのミス(?)に*7大喜びしてハシャギ倒すあべさんが非常に微笑ましく、可笑しかったです。*8


こないだも思ったのですが、やはりトンファーは設定入った方が面白いな。しかしそれは漫才本来の「立ち話」という点を考えると二人の関係性がそういう域に達していないからなのかな。対してタモンズはものすごくキッチリとしたしゃべくり漫才でして、それが成り立つのは彼らが同級生コンビだからだろうな、とか。やはり同級生というのは大きいのかしらと思う一方で、そういうわけではないのに2人の会話がそのまま漫才みたいなポイズンはやはりすごいなと改めて思ったわけですが。
トンファーは怪漫で見たジェイソンのネタがものすごく良かったので、2本目があのネタだったら違ったか…と思うのですが、あれ?負け惜しみでしょうか(笑)

今日のライブは今日のライブで面白かったのですが、単独というよりはイベントっぽい感じが強かったので、トンファーにしろタモンズにしろ1組での単独が見たいなと強く思わされたのです。ダメなのかな、前回のボーイフレンドとの単独に行ってないので何とも…ですが、ともすればそういう(ひとつの枠を分割して二組で使う)形のほうが良いかなぁと。なんていうか、私は勝負事が好きじゃないのです。そういうことに捉われちゃうことが嫌というか。その割にはM-1に固執していますけどね、あはは。

*1:テレビで見るぐらい、という意味

*2:票数の総計ではない

*3:単独に向けて十分練習が出来てたのかな、と

*4:芸歴的に

*5:ものすごく悪い意味で

*6:トンファーっぽいって何!?

*7:本当のミスではなく、ネタの流れ上のミスです

*8:前列の方と握手までしていました