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M-13回戦 東京

お笑い M-1グランプリ

LLRやってくれましたね(苦笑)

この大会に固執する必要はないですし、本人達の意識としてここに照準をどれだけ合わせているのかは分かりませんが*1思いが足りないのかなという印象があります。なまじっか人気*2があるから、性質が悪くって(苦笑)私が望んでいたように「だいずき」のネタをやったようですし、あれで落ちてしまうのならばLLRはここまで、ってことなんでしょう。去年よりも全然納得がいきます。だいずきのネタをやってほしいと言っていた人のセリフではないですが、あのネタはもっと長い時間やったほうが面白い…と思います。でも1年間(厳密には12ヶ月も無いですが)毎月2本の4分ネタを作ってきたにも関わらず、勝負ネタとして残ったものが定められた時間(3分なり4分なり)に適したものじゃ無かった…というのは実力の問題なのかもしれません。ロシモンあたりは予選を重視して3分のネタ作っていたようですしね。「もっとネタ時間が長ければ」というのは言い訳でしかなくて、本当にプロだったら笑いの量を変えずに与えられた時間に応じられるのだと思いますし。NON STYLEが1分ネタに合わせていった姿とか、ポイズンがM-1において4分で収めてくる姿とか見ているばかりに「そこが差なのかな」と感じずにはいられません。

ポイズンはファンでは無い方の目にどう映っているのか私は分かりませんが、「面白くないのにM-1の決勝に来るのは何故」なんて言われているのは事実で「ポイズンファンなんだ」と言うと「えー」と言われるのが常なんですが(苦笑)でも彼らのM-1への思い入れはかなりのものがありまして、それはトータルテンボスNON STYLEのように分かりやすい努力*3としては残っていませけどね。ポイズンファン、と言いながらも最近まではポイズンのネタは数える程度にしか見たことなかった私ですので、正しい解釈かどうかは分かりませんが、ポイズンのネタはしつこいぐらいのループだとか吉田さんの少しズレたツッコミだとかが味であって、それはボディーブローのごとくじわじわと来るものだと思うんですよね、だから分かりにくかったり伝わりにくくて「面白くない」とか「シュール」とか言われてしまって。そういう色の方はやっぱり尺の長いネタのほうが強いんだと思います、じわじわじわじわと見ている側に感覚的に分かってもらう、と言いましょうか。そんなポイズンが3分4分のネタ時間で笑いをとっている、というのは簡単なことではないはずなんです。ポイズンを見て「俺達頑張ってます!」なんて感じられませんが、かなり気持ちを入れこんでいる…はず。その結果として出来たネタ*4があんな力技のネタだということが可笑しくてしょうがないですが、M-1の傾向とかを意識しすぎず自分たちの雰囲気で突き抜けている感じが良いなぁと思います。

話が反れてしまいました。ポイズンとLLRを比較してみて、同じように毎月2本のM-1仕様のネタを作っていて、片やファンだけの前で披露して、片や不特定多数のお客さんを空いてにしていて、単純に考えれば後者のほうが良いネタが出来上がりそうなのに、結果としては前者のネタが評価されているというのは…もちろん基礎的な力の問題はあるんでしょうけども、せっかくの恵まれた環境を無駄にしているんじゃないか、なんて言うと言い過ぎでしょうか(苦笑)LLRのことはすごく好きですし面白いと思っていますし、準決勝にいけないなんてバカな話があるか!と思う部分もあります。ありますが、この結果を受けて「やっぱりな」と思っている部分のほうが明らかに大きい、というのが正直なところです。1夜だけですが3回戦を見たことで「セミファイナリスト」のボーダーラインがすごく良く分かって、LLRのネタを見ずとも多分無理だろうと感じたんですよね、ファン失格でしょうか。

東京3回戦の結果を受けて感じたことは、LLRもそうですがマヂカルラブリーブレーメンやピースなどなどにも当てはまることでして、NON STYLEが昨年指し示した「M-1での漫才」に倣わないのであれば、それなりの熱量を注がなければ認めてもらえないのかな…ということ。自分が分かる範囲で合格者と不合格者の違いを洗い出してみたのですが、やっぱり合格者には「テンポ」のよい上手な漫才をしている人がほとんどですね。変化球と言いましょうか、おそらくはこれまでのM-1で多いに評価されてきた奇抜なネタというのが一変して評価されなくなっているのかな、と。そこへ来てメメ*5とか囲碁将棋、東京ダイナマイト、ポイズン、風藤松原などの独特のテンポと雰囲気でネタの進む人が通っているというのは、熱量があってこそ、かなと。あー、上手く伝えられないのがもどかしいです。説明下手ですみません。

そうやって奇抜なコンビが落ちていくように、M-1をガチガチに意識していたエリヤンが落ちたことはなかなかの衝撃。もう何度も見ていたネタだったので最初に見たときと同じぐらい笑えたかと聞かれたらNOですが、でも面白かったと思うんですけどね。本人達がやりなれてしまっている感は否めなかったですが。漫才の基本は「初めて喋っているように見せる」ことでしょうし、ある程度演技力が必要であったりするんですが、エリヤンの3回戦のネタはこなしているようだったかな、と。とは言え結果を受けたからこそ思うことであって、あの場ではそういう違和感は感じなかったんですけどね。LLRにも同じことが言えるのかもしれません、私は見ていないので何とも言えませんが。

割と知名度があったりだとか、漫才師として一定の評価を受けているような人が落ちちゃっているのもなかなか不思議。特にオリエンタルラジオだとかなすなかにし、キャン×キャン、飛石連休だとかが。なすなかにしに関しては生で見ていて、こんなにもウケないものか!というぐらいに空気を持っていけてなかったので当然と言えば当然なのですが、彼らの実力を考えるともっとウケていいでしょうし、準決勝に行っても良いように思います。

ハリセンボンとうコンビはすごく良いコンビですね。はるなさんの明るくて元気いっぱいなつっこみと、はるかさんのボソボソとしたボケっていうのはコンビのカラーとして「ローテンション」か「ハイテンション」かというカテゴリーに収めることが難しくて、それは即ちどちらの良さも兼ね備えている、ということですから。漫才もすごく上手ですし順当な結果だと思いますが、なんだろうか私はそんなにハマらなかったんですよね。なんだかすごく遠くでやっている…というかテレビの向こう側というか生で見ているのに距離感が遠かったような印象。会場全体としてはウケていたので、単に私が見る姿勢になっていなかった、ということなのかもしれませんが各所のブログなどですごく評価されていまして、良かったことは分かっていましたが「あぁそんなに良かったのか」と思ったりも。

さて、大阪3回戦が始まります。スーパーマラドーナの漫才が見たいです!決勝に来れるレベルにまでなっているのでしょうか…活躍に期待。

*1:ファンにさえそれが伝わらないっていうのは如何なものなのか

*2:といってもごく狭い範囲

*3:全国ツアー

*4:モノマネ

*5:ネタは1度しか見たことないですが