漫才☆大作戦 4分×2 AB合同

良かったです、すごく良かった。全9組、皆面白かったです。
漫才大作戦はBチームのみ、かなりコンスタントに見に行っておりましたが
Aチームは皆無…でして。
それでも、エリートヤンキーを筆頭にかなり好きな芸人さんが出ていたわけで
AB合同なんて、面白くないわけがないんですよね。


それにしても平均点が高かったように思います。
それでは、覚えている限り感想をば。

自分でも引くぐらい長くなったのでたたみます。


囲碁将棋
・バランス
このネタ、すごく久しぶりに見たような気がします。今日のライブはネタが始まる前に根建さんのまさかの下ネタコールにより始まりまして(笑)
何故か「ファッション○ルス!」と叫ぶ根建さんと、ざわつく会場(笑)
そんなこんなでトップバッターだった囲碁将棋のこのネタは、がっつり下ネタっていう…ね。
俳優さんのことを男優さんと呼ぶくだりが好きです。
・榎本さん
前回の大作戦でやっていたネタですね。
あんまり書いてしまうとネタバレになってしまうのでアレですが、途中根建さんからふったくせに
文田さんの回答を聞いて「はいはい、おめでと」と流す部分が好き。


囲碁将棋は、個人的に期待値がかなり高かったので1本目「あれ?」と思ったんですが
そこは流石、ですね。2本目はかなり出来も良くて。
ただこれが、私の好みだから面白いのか、そういうのも超越して面白いのかは分かりません。



エリートヤンキー
・我慢
M-1前哨戦以来、やっぱり面白いです。
このネタを前哨戦で見たときに、かなりM-1意識してるんだろうなーと思ったのですが。
今日改めてそれを実感。
どう考えても最近のM-1の傾向を意識した構成で、でもそれをエリートヤンキーの色を壊さずに作り上げた西島さんは素晴らしい。
こんなこと言うと、ファンの方に嫌われちゃうかもしれませんが
NON STYLEには及ばないにしろ、そうやって形を変化させることが出来るっていうのは強みですよね。
絶対にこういう構成のネタは出来ないコンビもいますし*1
・探検隊
こちらも、前哨戦でやっていたネタ。
前哨戦のことばかりで申し訳ないですが、あの日エリートヤンキーの出来の良さにかなり衝撃を受けていまして。
ロシアンモンキーやパンクブーブーポテト少年団がウケる芸人だってことは知っていましたし
人気どうこうではなくて実力があるんだってことは、皆さん認めていると思います。
その3組に匹敵するぐらいウケていたのがエリートヤンキーでして。
ロシアンモンキーもそうですが、何故この人達がAage Bageとかの次元にいるんだ!という感じでして(言いすぎかしら)
それは今日も変わらずに。
時間内に収める、という究極の課題が残っているようですが
それでもこの2本のネタがあれば、エリートヤンキー…あるかもな。って思います。
いや、私何も知らないですけどね(笑)
なぜ去年2回戦で一度落ちてしまったのか分からない、こんなに面白いし上手なのに。



ロシアンモンキー
・音声機能
・童謡


さすが、もうめちゃくちゃ笑わせてもらいました。
ロシモンの2本目が、私の中では本日トップでして。10点つけました(笑)
何故こんなにウケるのにM-1では結果を残せないのでしょうか、うむむ。
このネタは2本とも前哨戦でやっていたネタですよね?M-1予選にもこのネタを持っていくのでしょうか。
童謡のネタは凄く好きです。順番とかもあったのかもしれませんが、とにかく笑いっぱなしで。
笑いっぱなしになってしまうと、悲しいかな何も思い出せないんです(笑)
好きな芸人さんに対してだと、「頑張ってくれ!」っていう部分が必ず少しはあるので
多少は冷静な部分を保てるのですが…。





ゆったり感
・漫画喫茶
・ももたろうで「あいうえお」



2本目良かったと思いますが、オチの部分が…
オチが悪かった、とい言うよりはオチ手前での出来事(間違えちゃうっていう…ガチかボケか分かりませんが)があったので
あの間が悪い方向に働いてしまったかな、と。
こういう言い方は良くないですが、今日のメンバーの中ではゆったり感が一番思い入れのないコンビでして(すみません)
だから、本当は当たり障りなく同じように感想を書きたいんですけど出てこないっていう…(すみません)
すごく偉そうに言いますと
ゆったり感お得意の「あいうえお作文」のネタ、良いと思うんですけど
なんていうかボケて→ツッコんで→ボケて…の王道の、悪く言えばありふれた構成になってしまっていて
それが…うーんなんだか不自然なんですよね。漫才ってその場で初めて喋っているかのようにみせるべきなのに(と私は思っている)
「漫才」になってしまっていて、それが悪いのかって言われると疑問符がついてしまうのも事実なんですが。
好みの問題でしょうけど、私はポイズンにしろLLRにしろ「くっちゃべってる」印象のコンビが好きみたいなので
どうも…いまいち。とは言え、他のコンビと変わりなく笑っていたんですけどね。最早印象の問題。
でも「漫才」をやっていても、変な不自然さがなく出来るコンビもいますし*2
M-1に通用するのは、私が贔屓にしているコンビよりもゆったり感のようなコンビなのかもしれません。
悪口みたいになってしまいましたが、面白かったのは事実です。ファンの方すみません。



パンクブーブー
・弟子入り
・苦情


てっきり、アパートのネタをやるかと思いきや。あのネタすごく好きなんですよね。
大作戦のBチームのほうは何度も見に行っていまして、パンクブーブーのネタって
実はあんまり覚えていないんですよね。単純に私の中ではハズレになることが多かったんです。
でも、1年を通して面白かったネタを挙げるなら(大作戦の中で)パンクブーブーのネタなんです。
これが、良いことか悪いことはの判断は人それぞれでしょうけども
本当にM-1での優勝だけを目標にするならば、100点に近いネタが2本あれば優勝出来ます。
他のネタが50点だったとしても。
パンクブーブーのネタを覚えていないというのは、私の好みではなかったからという解釈で間違いないと思いますし
そんな「好みじゃない人」が1番面白かったと思えるネタがあるっていうのは
もう、怖いもん無しなんじゃないでしょうか、どうでしょうか。
毎年「今年はパンクブーブーが来る」という噂を聞いては、何故?と思っていたんですが
こういうことだったんだと納得しました。多分、今年はパンクブーブーが来ます(笑)
M-1に固執しなくても、これだけ出来ていれば他の道からでも売れることが出来ると思いますけどね。
でも、M-1に固執する人がいることも分かるので(ポイズンがそうだ)頑張ってね、と思います。



ノンスモーキン
・家庭教師
・メンバー紹介


面白いんだよなぁ。だんだん中尾さんが指…というよりも菊地さんに怒っている様子とか
菊地さんの表情を見て、指が今どういう顔しているのかを判断したりだとか。
広い会場だと、何や見えないという欠点があるにも関わらず、指漫才で勝負するあたり好きです(笑)
私は自分の母親と笑いの趣味がすごく似ているので、よくお笑いの話もするんです。
去年の敗者復活戦を見ながらいつものように2人でアレコレ言っていたんですが
その時に母親が「ポイズンも良かったよねー」の後に「指のやつも好きだったなぁ」と言いまして。
ノンスモーキンをもともと知っていたわけでもないのに
敗者復活戦のあの数のネタを見終えた後でも印象に残っていたっていうのは…
本当に面白いってことだと思うんですよね。
なんだかんだ言って、私は母親の笑いのセンスをかなり信じていますので(笑)



ブロードキャスト
・登山
・万引きGメン


びっくりするぐらい書くことがないです(苦笑)
房野さんって足が太いんですか?「足が太いやつ」というフレーズで笑いが起きていたので。
面白くなかったわけじゃないんですけど、本当に何も出てこないんです。
普段のネタを見ていないばかりに、変なこと言えないですし。
と、言うわけでここまで。



ブレーメン
アルプス一万尺
・電車で注意


なんていうか、ブレーメンって好きなんですけど私。
でもすごくネタにムラがある…というか大作戦でも「すごい!面白い!!」って思えた日と
「あれ?ブレーメンってこんなだったけ?」と思う日とあって
それが若手ならでは、というか今まさに成長中みたいなことなのかもしれませんが(笑)
今日見ていて、そういう違いは岡部さんによって生じているのかなと思いました。
岡部さんのセリフが100%用意されているものなのか、かなりアドリブが入っているのかは不明ですが
そのフレーズが「岡部さんっぽい」フレーズであればあるほど面白いような。
今日のネタで例を挙げるならば
ネタ中突然スターが客席のほうに話題を投げかけた場面がありまして
それに対しての「急に他者に話しかけないでー」とか、ですかね。
そういうのが、アドリブで出てきているフレーズだとしたら
岡部さんが意識して言葉を選べるようにならないと、安定するようにはならないのかも…。スター頑張れ(笑)



LLR
・副業
以前AGESAGEでやっていたネタ。*3
このネタは「LLRを知っている」という大前提が無かったら絶対にウケないネタですよね。
正直言って、LLRのほかのネタと比べたらクオリティが…ですから(苦笑)
だからこそ、単独で見たときにどういう場に持ってくるのかと楽しみにしていまして
AGESAGEに持ってきたときには策略家だなーとかなり感心したのですが。
今日…まさか今日やるとは。
今日やった=M-1用のネタではないので、ゴタゴタ言うのもどうなのかって話ですが
それにしても…だいずきのネタが見たいなーと思うのは私だけなんでしょうか。
・〜じゃない
こちらは初めて見ました。導入部分が歌の歌詞のフレーズでして(以前単独ライブでコントとしてやったと聞いていましたが…)
LLRにしては、かなり珍しくオチまでキレイに作ってあるネタでした。
前回の大作戦の2本目もオチを意識しているなーと感じたので、そういうネタ作りをしているのでしょうか。
加えて「LLRにしては珍しい」ことは、伊藤さんのポジションがかなりツッコミでした(笑)
と言うと失礼ですが、伊藤さんはどんなに甘く採点しても「ツッコミで笑いを取れる」ツッコミではないように思っていて
悪い言い方ですが福田さんの付属品のような印象で。
LLRが大きく変わるには、ネタ時間を守るだとかそういう部分も大事ですが
伊藤さんがツッコミとしての立ち回りをどうこなすか、っていうことにかかっているように思うんです。
事実、ツッコミが印象的な人達は面白いですし*4
それは伊藤さんが悪いんじゃなくて、福田さんが伊藤さんをどう位置づけるかってとこなんだと思っていまして。
なんだか上手く言葉に出来ないのが非常に悔しいですが
「1人でやいやい言っているだけ」のネタでは、ありませんでした。ということです。
オチ手前の福田さんのいつも以上に強烈な印象を残す表情が…こわすぎました。
苦言を呈するならば、「○○じゃない!」と思う決定打の部分がもうちょいひねっていたらなーという印象。
とは言え、かなり良かったです。この出来が嬉しくて、友人に「LLRすげーいい!」とメールしてしまうくらいに(笑)


なんとか準決勝まで。
あべこうじさんがオープニングトークで「LLRはもっと行ってもいいのに」みたいなことを仰っていましてファンは嬉しかったです。
その流れでゆったり感中村さんが「俺は(福田さんが)こんなところで終わる男だと思ってませんよ」とも仰っていて
もしかしたら、それはボケだったのかもしれませんが福田さんが妙に照れていたのが印象的でした。
でも…まぁ福田さんはあれだけ頭回転させられるんですから、もっと売れて良いはず。
多分今の生活も楽しいんでしょうけど、もっと上を目指してがむしゃらになっても良いのになぁなんて。勝手なこと思っています。



<その他覚えていること>
・本日ピンクのカラーパンツな岡部さん「福田さんの影響です」「そのうちカーディガン着ます」
・本日青のカラーパンツなあべこうじさん。「知らないうちに影響受けてますよ(岡部)」
・最近あごがもっちゃりしてきたあべこうじさん。一人LLR化
・「3回戦からやらせてくれ」と懇願するLLR。「その後でちゃんと2回戦もやりますから」「2回戦がやりやすくなるんです」
・出てきて早々ファッションにダメ出しされるは、くじ引きの際に箱を持ってもらえないはの中尾さん「イジメが多い!」
・順番に一言言う流れになったときに、自分に回ってきたらどうしようかと緊張する中須さん。
・でもオチは伊藤さんの「おはようございまーす」で。
・告知の際に出演者本人よりも、詳しく分かりやすい説明が出来るあべさん「小耳に挟んだので」「小耳レベルじゃねぇよ」
・「NANAは7です」
・ハケようとしても、押し出されてしまい暗転&お客さん退席の中一人取り残される江崎さん




長くなってしまいました。
LLRに対しての思いがすごすぎますね…私がLLRだったらこんなファン嫌だ(苦笑)

*1:ポイズンとか、LLRとか…苦笑

*2:すぐ引き合いに出してすみません、NON STYLEのことです

*3:まさかこれをやるとは…。

*4:南海キャンディーズを筆頭に…ね。もちろんポイズンも。