NON STYLE LIVE~ネタとトーク~

ルミネについたら、開場時間前なのに並んでいる列があって、これ何?と思っていたら当日券立見の列でした!あんまり開演ギリギリに行くことが多いからか、今までこんなの見たこと無かったから驚き。NON STYLEがこうやって沢山の人に求められてるということが嬉しくなりました。
 
新ネタ5本とトーク含めて2時間程のボリューム。ネタは5本とも違う性格を持っていて、なんだからしくないものもあったりして変化をやめないところにNON STYLEらしさを感じました。変わっていってもずっと好きだと思えるというのは幸せなことです。
今年は偶数月はルミネでのイベント、奇数月は地方でのイベントを予定しているとのこと。どれだけ行けるか分からないけれど、なるべく行きたいところ。
 
今後もやっていくネタがあると思うので、ネタバレ嫌な方は続き読まないようにご注意ください。
  • ネタ
  • 怖い話
    井上さんが怖い話をしようとして、石田さんがちゃちゃを入れるという、NON STYLEの漫才のイメージにある一番ベーシックな形だった。
    「インディアンが集まってくるから」
    「オレの無駄遣いですよー!」
  • モンスターペアレント
    教師にあこがれていたけれど、今思うとモンスターペアレントなんかもいるから教師にならなくて良かったなぁ、と井上さん。
    このネタの役割を決めるところで、モンスターをやろうとする石田さんがとても面白かったなー。くだらないんだけど、もうめっちゃ笑った。こんなんで笑わされて悔しいけど、めっちゃ笑った。
    「え、今は的確でツッコミされるんですか!?」
    「的確か!俺!」「不適切なこと言え!」
    「ハムラブ法典みたいなこと言うな」
    「木下っぽいやん」
  • お寿司屋さん
    同性から憧れられるような大人の男性になりたい、のでお寿司屋さんに一人で行く練習を。
    これが!もう!是非ともたくさんの人に見て頂きたい。石田君どうしちゃったの!?って感じのネタでした。面白かったー。
    最初は格言的な一言を織り交ぜるという方向で行くのかなーと思ったけれど(実際それも面白かった。言ってないですよ?て顔をする石田君が。)そんなことをあったことを忘れさせられるぐらいの、お寿司ニギニギランドの破壊力たるや!
    ノンスタって実はこういうことはやってきて無かったんだということに気付かされました。
    握りたいでの替え歌も良かったなー。「RGさんのあるあると一緒やねん!」
    「らっしゃいちゃん!」
  • トーク
    けっこうガッツリ喋ってました!嬉しい!ノンスタは2人でこうやって喋ってるときに、ものすごく波長が合ってるのがわかるというかお互いがちゃんとイメージを共有できてるというのがすごいなって思う。というか、ポイズンが結構伝わってないことが多いのが異常なのかな…。それはそれで面白いし大好きだけれど。この息ぴったりな感じが「仲良し」と評価されて、そしてそれをBL受けだなんて言われたりするのかなーと思いました。いや、私は思ってないけど!
  • 直前のネタについて。
    「正直、俺からあの台本渡されたときお前どう思ったん?(石田)」
    『あぁ、これが老化かぁって(井上)』
    「今年はこういうネタたくさんやっていきましょう!(石田)」「最初8月ぐらいまでは俺だけやけど、後半はお前も一緒にやろう(石田)」
    猛反対する井上さん。
  • 年齢
    もう34歳になる。東京に来てからも丸6年。そのうち大阪での芸歴を越してしまう。(大阪では8年)
    『デビューのころからファンですって方なんていくなん?(井上)』『そのうち会場が加齢臭するようになるんちゃう?(井上)』
    実際は新規のファンもどんどんついてるので、若いファンが多いよねと。
    「自分はファン歴長いよー!って自信ある方います?(石田)」と聞いても当然誰も手を挙げないので「M-1より前からファンだよって方?」と問うとパラパラ手が挙がる。「おお!えらいえらい!」「褒めてつかわそう(石田)」*1
    「じゃあ10年ファンだよって方?」と問うと、もうほとんど手が挙がらない!びっくり。結構入れ替わっているんですねー。と言うか、当時のファンの方はもう結婚していたりして気軽にはライブに来れないのかな。
    昔は嫌われてなかった、超人気者だった井上さんの話。『バレンタインとかゴミ袋で6袋ぐらいもらってたもん!(井上)』「ゴミ袋ってのが良くないけどな。でも本当大阪吉本はゴミ袋に入れよんねん!(石田)」

  • 雪が積もったらもっとテンションが上がると思っていた石田君「今回ので分かった。俺、雪キライ(石田)」
    雪が積もったときに何を履いたら良いのか?『スノーブーツやろ(井上)』「そんなん持ってないやん!(石田)」『だから皆が買いに行って売り切れになったんやろ?(井上)』「だーかーらー、それを買いに行くまでに何を履いてたらいいのかってことやん!(石田)」
  • タイヤ
    井上さんはスノボをするのでスノーブーツも持っていたし、車もあり、スタッドレスタイヤなので雪による影響はほとんどなかったそう。
    スタッドレスタイヤやろ?」「その間本編のタイヤはどこにあるん?(石田)」冬の間だけはきかえるので、井上さんはタイヤ屋さんに預けているとのこと。『年間2万ぐらいかな(井上)』
    以前雪の日にレンタカーを借りて、進めなくなってしまいスタッドレスタイヤに交換したときのスタッドレスタイヤが家にあって邪魔だという石田君。
    『じゃあくれや(井上)』「よし分かった、じゃあやるから俺に年間2万払え(石田)」「俺の家で預かるから(石田)」
    石田君のことは信用出来ないので預けたくない井上さん。
    「それは中学までの俺やんー!(石田)」
    それから何度提案しても家で預かることは嫌がる井上さんに「毎日写メ送るって」「『今日も無事でーす』って!(石田)」
    お客さんにあげたら?という提案で、実際ほしいというお客さんが。でもさすがにお客さんからお金をとるのは抵抗があるので「もうあげますよ。あげますから、お前(井上さん)が俺に2万よこせ(石田)」
    結局、ファンレター等で連絡くださいという話になり。「写真付きでね(石田)」『誰が嘘ついてタイヤの件ですけどって手紙よこすねん(井上)』「いやいや、コイツラ嘘つくでー!?(石田)」
  • むかつく人
    雪の中ハイヒールで歩いてる女子の歩き方がむかつく。「アホやろ!」と言いたい放題。子連れの若いお母さんのひどい話など。
    電車で石田君の隣りの席にカップルの彼氏が座ったと思ったら、その上に彼女が座った。当然「どこ座ってんねん」などのツッコミをすると思ったら「そしたら、彼氏が『前見えないよ』って!(石田)」「どこつっこんでんねん!(石田)」
  • ラジオ体操
    ヨガをしたいという井上さんにラジオ体操を勧める石田君。毎朝やっているそう。朝起きてからラジオ体操までの一連の流れを。
    『そんとき(ラジオ体操が始まったとき)嫁はどこにおんの?(井上)』「え、前。前。(石田)」縦1列になり夫婦でラジオ体操(笑)
  • 嫁ちゃん
    お嫁さんの天然話。調味料に「塩」「サトウ」など書いているけれど、片栗粉のところに「かたつむり、って書いてあった(石田)」『それ教えたれや!(井上)』「いや、いつか気付くのを待つ(石田)」
  • ネタ
  • 引っ掛かるところ
    漫才の引っ掛かるところ、というネタ。これまたこういうのは初めて見たような。「ボケが多い」のネタも既存のネタをいじったネタだとは思いますが、それよりも分かりやすく「漫才って変じゃない?」というのをテーマに。よくあるっちゃよくあるテーマかもしれないけれど、こういうネタを散々やってきて(何だったらこういう形の極みまで到達した)ノンスタがやるというところに意味がある気がする。SMAPが歌うからこそ世界にひとつだけの花のメッセージ性が高まるみたいなもので。いや、ノンスタ本人はそんな意識はないだろうけど。
  • SP
    このネタが最後だったのは疲れるからだろうな(笑)と容易に推測できるぐらい、まー石田君がよく動くネタでした。
    それに対して「疲れるんやろ!?じゃあちゃんとやれ!」というごもっともなツッコミをする井上さんと、それでも尚ボケ続ける石田君が、もう。
    SPを頭文字にしたボケフレーズ連投もすごかったけれど、そこから井上さんをハメるくだりだとか、なんてキレイな展開なんだろうか。
    どんどん配役を増やされて、その中でどんどんボケを増やしていく感じとか、思い出すと思い出すだけ綿密に作られたネタだったんだな。見ているときはどんどん疲れていく石田君がおかしくてたまらなかっただけだけど。

トーク部分でファン歴を問うていたときに、ちょうど今年でファン歴10年となる自分は控えめに手を挙げていたのですが、あまりにも挙手数が少なくてしれーっと手をおろしてしまいました。

ノンスタを見たいがために上京してきたんですよね。その熱量のままというわけにはいかないかもしれませんが、ずっと好きでいられるというのはとても嬉しいことだなと思います。ファン活動において自分の気持ちが離れていくことに気付くことって、かなり嫌なことなので。10年間でどんどん変化していくけれど、嫌な変化をしたことが無くて、ずっとこうやって面白いものを提供してくれて、楽しませてくれて、良い人達のファンになれたなぁと思います。まさかこんなに人気になるとは思ってなかった。

これからも長くファンでいられたら、長くファンでいられるようにずっと楽しませてもらえたら嬉しいなって思います。

 

*1:もっと多いかと思いましたが、意外と少なかった。自分より後ろは見えてないけど4分の1ぐらい?という感じ