新春!ファン感謝大寄席

ファン感謝寄席ってもっと頻繁に行われていた気がするけれど、ひどく久しぶりに感じたな。やってたけどお目当てがいないから行ってなかっただけなのかな。

MCのガリットチュウ(特に熊谷さん)がすこぶる面白くて、ますます好きになりました。

 -前半:横澤夏子/ベイビーギャング/ボーイフレンド/ハブ/ポテト少年団/ニブンノゴ!

-出演者紹介の際に、なっちゃんが出てきた際に他の出演者がなっちゃんに触るというノリが

-触られて「もーう!」という感じで触り返して…というのを繰り返していたのに、ニブゴの宮地さんだけ思い切り頭をはたかれる

-何度繰り返しても宮地さんだけは叩くなっちゃん

-「いやらしい触り方してるからだよ(森本)」

-ベイビーギャングの紹介の際にも、なっちゃん同様みんなが北見さんに触りまくる

-けれど宮地さんを叩いたりしない北見さん

-「叩く流れだろ!」と責められ「暴力は良くない(北見)」

-「りんたろーはワニと人間のクォーターですから(菊地)」

-「父方の祖父がワニなんです」「そう考えたらよくやってるほうですよ(菊地)」

-「ってことはお父さんがワニとのハーフなの?」「お父さん見てー!(森本)」

-ネタの前にコーナー「何でもベスト3」

-回答者を一人選んで、あるお題に対するランキングをつけてもらい、そのランキングの内容のみでお題が何だったのかを当てるというおなじみのコーナー

-「えー、どういうやつなんですかー!?」「初めてー!(ハブ)」白々しいガヤ

-回答者は横澤夏子

-回答者以外は後ろを向いた状態で、お題確認

-お題は「この人となら結婚しても良い」

-「いいですね!お正月らしい!(熊谷)」

-「お正月らしいお題…?」とザワザワする舞台上。「お正月関係ないです!(熊谷)」

-後ろを向いていた出演者達を前に向かせる

-「じゃあいいですよー!前オープン!!(熊谷)」

-え、下ネタ?前オープンって…とザワつく。

-3位はポテト少年団菊地さん

-うんうん、と同意の声があがる客席に「えー、そうなの!?(熊谷)」

-2位はニブンノゴ!森本さん

-1位はベイビーギャング北見さん

-じゃあギャクにワーストは?となり

-ワースト1→ポテト少年団中谷さん、2:ハブさん、3:ベイビーギャングりんたろーくん

-分かった!とすぐ手を挙げる大川さん「キン○マが長そうな人!(大川)」「だとしたら俺1番だよ!(森本)」

-森本さんは関東一らしい

-それを聞いて「(そのお題で自分たちがワーストだなんて)失礼よねー」と言い合うワースト1,2の中谷さんとハブさん

-キン○マと連呼され「もう!キン○マ、キン○マってやめてくださいー!!(横澤)」

-冒頭の熊谷さんの「お正月っぽい」という発言に惑わされる人が多数

-「お正月関係ないよ」と否定するも、「じゃあなんでお正月っぽいなんて言ったの?」というような責めにあい

-「台本に書いてあるんだもんな(福島)もう」「そう、台本通り!(熊谷)」

-「台本に書いてあるんだよ『熊谷:お正月をあおる』って(熊谷)」

-森本さんが「彼氏にしたい、か結婚したいかどっちか」というところまで絞ったところで回答権を先取りするハブさん

-最後の回答チャンスだったのに棒に振ってしまう

-もう1度だけチャンスを!と土下座して謝ったところ「よし、じゃあ回答権を…りんたろーに!(福島)」「えええええーーー!?(りんたろー)」

-間違える流れなのか本当に正解を出すべきなのか迷い「お笑い分からないよー!(りんたろー)」

-結果、全くもってお門違いな回答を出すりんたろーくん

-北見さんのそばに連れてかれ、グーで殴られる

-「暴力は良くないって言ったたのに!(熊谷)」

-もう一度だけ回答権が。次はポテ少内藤さん

-「彼氏にしたい人」と答えてしまい不正解に。

-「彼氏だったらこの年齢は選ばないですよー(横澤)」と菊地さんを指す

-じゃあ彼氏だったらどういうランキングになるのか?

-3位:ボーイフレンド黒沼さん

-「実家金持ちだしね(熊谷)」

-2位:ボーイフレンド宮川さん

-「相方よりは俺でしょ!(黒沼)」

-黒沼さんはちょっとチャラそうだから。宮川さんは既婚だし真面目そう、となっちゃん

-「あー!夜連絡来なくなりそうだもんねー!」「不安になっちゃうよねー!(熊谷)」

-他の順位は変わらないとのこと

-全く触れられなかった宮地さんが「俺はー!」と前に出てくる

-「ずっと後ろでニコニコ拍手してただけ(宮地)」

-「絶対前に出てくるとき指立ててるんだよなー」「何なんだよあれ(菊地)」

-「でも、まだ皆さんのことよく知らないので。内面も知ったら変わるかもしれません」「だから私のポイント稼ぐために頑張ってください☆(横澤)」

-ネタ

-横澤夏子:休みの日なのにバイト先に遊びに来た女

設定になっているバイト先の職種が分からなくて、イメージしづらかった。居酒屋…なのかな?カフェ…?

-ベイビーギャング:葬式

久しぶりに見たら、お決まりのフレーズみたいなのがゴッソリなくなっていて、その方が良いなって思った。そしてやっぱりりんたろーくんのツッコミが好みだ。

「親族で話し合ったほうが良いよ」とか「とっくに天国行ってるから」とか「お前が死ねよ」とか、めちゃくちゃ上手いのにキャラクターとか言い方とかで全く上手い感じが出ていないというのが、とても良いと思う。どっちがネタ作ってるのかな。

-ボーイフレンド:水泳

なんか上手く言葉にできないけど、頑張れ!って思った

-ハブ:野球やろうぜ

終始ワンフレーズ推しで、もうこのまま同じ言葉しか言わなかったらすごいなと思ったら、違う言葉を言ったのでそういうことを狙ってるわけじゃなかったみたい。

-ポテト少年団:脳の活性化

面白かったな。オチ手前の「全然ネタが進んでない」って言葉がネタだとは思わなかった(ポテ少にはよくあること)なのに、オチのフレーズでそこもネタだったと分かったときの悔しさと言ったら。

-ニブンノゴ!:ツッコミ

ネタが始まってしばらくしてからの宮地さんの振る舞いだけでもう面白かったです。でもこのネタは普段は宮地さんがツッコミをしているってことを知らないと面白くないような気がする。けど、そんなことは私には関係無いので、私はとても面白かったからそれで良い。

-後半:ニューヨーク/タモンズ/トンファー/LLR/ロシアンモンキー/サカイスト

-コーナー:連勝じゃんけん(タイトル忘れちゃった)

-コンビの代表者がお客さんとじゃんけんしていって18連勝したら勝ちというもの

-負けたら次のコンビに代わる。連勝中はコンビ間での交代はあり。

-ニューヨーク嶋佐さんが挑戦するも負ける

-オナラをした後謝る、というよく分からない持ちネタを連発していた嶋佐さん「退場!お前退場!(熊谷)」

-退場はあんまりなので後ろを向かされる

-トンファーりゅーじくんが同じお客さんとじゃんけんするも負ける

-負けた瞬間「うらぁ!!」と威嚇するりゅーじくん。こわい…。

-嶋佐さんと並んで後ろを向かされるりゅーじくん

-タモンズ大波さんも同じお客さんで負ける。

-同じように後ろを向かされる

-LLRは伊藤さんが「手が大きいから!」

-伊藤さん3連勝だったかな、2連勝だったかな。

-ロシモンは中須さんが。お客さんの顔を見つつ読んでいる?

-何勝かしたところでマスクをしているお客さんにあたり「マスクとってもらっていいですか?(中須)」

-「いい、いい、いい!とらなくていいよ!(熊谷)」「何言ってるんだよ!(熊谷)」

-別にマスクぐらい良くない?という空気になるも「何かあるかもしれないじゃん!」「ホコリがいやとかさぁ!」「嫌ですよね?ホコリとかねぇ?(熊谷)」

-サカイストはデンペーさんが「最初は『止まらねー』で」

-結果18連勝はならず

-ネタ

-ニューヨーク:FMラジオ

「謎のキッが聞こえてるだけ」というのが面白かった

-タモンズ:夢を語り合う友達

このネタにでてくる「43才ビジュアル系バンドを目指している」という話が、自分の好きなバンドマンのことを連想されて見る度につらくなる。

-トンファーユニコーン

初めて見るネタだった。まさかこんなタイミングで新ネタ…?

面白くなかったわけじゃないけど、彼らには過度に期待してしまっているのでちょっとズレを感じただけでものすごく落胆してしまう。良くない。

トンファーのネタで、冒頭の会話の流れから違う方向に進んでいく感じがとても好きなんだけれど、それは予想を裏切られるからこそのものなので、このネタは「もしかして?」と思わなくもなかったので、ヤラレタ感があまり無かったからかな。

「ミスター」が何を指しているのかを吟味するようなところは面白かったのに、その後また普通に騙されるようなやり取りに戻っていて、どういうこと?と思った。ツッコミの展開に追いつけないというか、理解しきれないという感じが、前にやっていたポエムのネタみたいだなと思った。

とは言っても、お尻を触りたいのネタみたいに最初はいまいち?と思ってもグングン良くなったりするので、次また見たいです。

-ガリットチュウ:ディズニーランド

熊谷さんがスーツに着替えていてビックリした。熊谷さんが熊谷さんのまんまで面白かった。

-LLR:ボケを捨てられない

こういう感じの既存の漫才の形をネタにした漫才は、LLRが得意…というか好きとしているところだと思うけど、果たして私が好きだと思うLLR像がこういうネタをするものかどうかはよく分からない。

久しぶりに見たら伊藤さんの付き合ってやってる感みたいなのが強くなっていて、それがとても面白かった。

-ロシアンモンキー:千葉

こういう感じのライブでLLR→ロシモンと続くときは二組ともあんまりウケなくて、なのにやたら長い時間ネタをやって(しかも疲れてきた後半ブロック出番)うんざりするというイメージがあって、香盤発表されたときに「やばい」と思ったのですが、二組ともウケていたし、何より二組ともそこまでネタ時間が長くならなかったので助かりました。

-サカイスト:葬式

ベイビーギャングとネタかぶりしているように見えるけど、内容が結構違っていたように思うから、レポ書こうとするまでテーマが同じだったことに気付かなかった。

ネタ中にまさよしさんは堂本剛に憧れてると言われていて、なんかすごく分かるような気がした。

 

最初はネタ組数も多くなくてちょうど良いぐらいだなーと思っていたのですが、終わってみればめちゃくちゃお尻が痛くなっていて、最後のほうは笑うことよりも痛みに耐えることのほうが勝っていました。勿体無いな。

それでもトータルではとても面白いライブでした。また春先ぐらいにこういうライブがあると良いな。

ところで無限大のネタしばりみたいなのはどこで線引きされているんでしょうか。シアターDはOKなのか。