若武者第二十陣
先日の行列八郎の結果を反映して、メンバーチェンジを行ったらしいです。
THE MANZAIの2回戦でドリーマーズを見て、もっとネタが見てみたい!と思っていたら黒蟻も出るライブがあったので行ってみました。
若武者に行くこと事態は初めてではないのですが、コントのイメージが強かったのに漫才をやる方がほとんどで漫才贔屓の私としては非常に見やすいライブに変わっていました。
- エル・カブキ:ミスター・マリック
M-1の予選で見たときもこのタイプの漫才をしていまして、強烈に印象に残ったのでした。
「誰が分かるんだよ!」の時に、手で円をかくような仕草をするのですが、それを「何をかき混ぜてるんだろう?」と思っていたのですが、客席を指している動きなんだということに今頃気づきました。
- ロケットパンチ:食用のマツモト
そういう展開になった瞬間にドカンとウケていて、とてもよく認識されているんだなって思いました。
自分はまだ見慣れなくて圧倒されてしまったけれど、やってることは黒蟻とそう変わらないのかもしれない。
- あめんぼ:料理
女子力を上げるために料理をしてはどう?という提案でカレー作りをするというネタ。
- 黒蟻:入れ歯
漫才もやるというのは情報として知っていたのですが、漫才層が厚くなっているのはコンビ名を並べてみるだけでも明らかなのでコントをやるんじゃないかと思っていたのですが。
「おばあちゃんの家に行きたい」というような設定だったはずなのですが、おばあちゃんの入れ歯が抜けたところから展開がガラリと変わって入れ歯メインの話に変わっていって、でも最終的にはちゃんとおばあちゃんの家に戻ってくるという…と書くと実はちゃんと作ってあったんだな、と今気づきました。
というぐらい入れ歯のくだりが突飛だったのです。「もっとばあちゃんといちゃこらしたかった」という「いちゃこら」というフレーズが気に入りました。
- タイムボム:アメリカンジョーク
2回戦のネタと同じだったのかな、違ったのかな。テーマが何だったのか思い出せないのですが、テーマというかアメリカ人と日本人の会話という感じ。
- ザンゼンジ:付き人
武田さんがドタバタと忙しそうに走り回る時に、しっかりドタバタとした足音が鳴っていて素晴らしい演出だと思いました。
- ウエストランド:ファミレス
ファミレスの店員をやるという内容で、ツッコミが必要以上に長く丁寧にツッコんでいくというようなネタでした。
普段からこういうネタをやっているのか、このネタがたまたまたこうなのかは分かりませんが、コーナーでの感じを見ていると普段からこういうネタなのかな。
- モグライダー:夏
すごくよく声が出ていて、出てきたときにまだ特に内容のあることは言っていないけれどそれだけで面白く感じるのだから不思議だなと思いました。と同時にやっぱり声が大きいって大事なんだな、とも思いました。
- 三四郎:ドリフ
ドリフ世代では無く歌は知っているものの、細かい内容は知らないぐらいの知識でもちゃんと伝わる程度の内容になっていて、丁寧だなと思いました。意図してるのかどうかは分かりませんが。
- 浜口浜村:プシー
今日は前半部分で「え…このまま終わったらどうしよう…」と思わされて、後半にすごく面白くなってすげー!と感動しました。やられた。
多分彼らを何度も見ている方ならば前半部分で不安になったりはしないんでしょうけど。見慣れていない人のほうが強烈に魅力を感じるコンビなのかもしれません。
面白かったなぁ。
- ドリーマーズ:ワケあり物件
引越ししたいけれどお金が無いと言っていたら「ワケあり物件はどう?」と勧められるというネタ。
ヘビ使いに挟まれた部屋を紹介するときに、何故か自分も当然のようにヘビが使えるようになっているという前提になっていることが引っかかったのですが、ツッコミがそれを処理しないことについて何故自分が消化不良を起こさないのかが不思議です。
お金を圧を受けてる時のツッコミの言い方とか、「V6的に坂本住みにくい物件、岡田住みやすい物件だよ」とか面白かったなぁ。
元々ドリーマーズを一押ししている友人から坂本さんの評判ばかり聞くので、どうしても坂本さんに目がいってしまうのですが、ネタを思い返して見るとツッコミによって笑いが起きるようなボケ方をしているように思えるので、どちらがネタを書いているんだろうなというようなことが気になり始めました。
ゲスト
- ラ・サプリメント・ビバ:
将棋のところが面白かったです。「こうやると一気に将棋が終わってしまいます」
- かもめんたる:コンタクト
出てくるエグい表現だとかを聞いていて思わず顔をしかめてしまいました。それだけ表現力があるということか…?
- スパローズ:オリンピック
KOCもTHE MANZAIも通っている、と自慢っぽく話した後で、ウエストランドを引き合いにだして自分達を下げるというのが上手いなと思いました。
結果
MCがエルシャラカーニでとても面白かったです。