勝負漫才!


恵比寿エコー劇場での若手シャッフル漫才ライブを途中で抜け出し、向かった先は渋谷∞ホール…ということで「勝負漫才!」というライブを見てきました。
ある漫才の大会にむけての調整ライブとのこと。

出演者が豪華(若手層ではなく)で流石に皆さん面白かったです。

以下感想
順番うろ覚えなので多分間違っています。


  • 若月:徹くんの魅力
単独ライブでやったネタをはじめて卸したそうです。
「一番近くにいる弟の俺が言ってるんだから間違いないよ!」という一番信用出来ないはずの主張を通そうとしているのが面白かったです。
  • 磁石:短気
「そんな感じでーす」という終わり方
  • カナリア:ファミレスの店員
ウザいファミレスの店員をやってみようとするボンさんと、なかなかそれを通さない(理解しない)安達さん。
「お前それ絶対言ったほうがいいぞ」が面白かったです。 コンビ名を表示する画面に「なかすなかにし」と表示されており、それが気になって仕方ありませんでした。
多分なんどか見たことがあるネタなんですが、もっとくどくど長かった印象があるのですが短くなっていたのかそれとも自分が慣れてしまって違和感を感じなくなったのか。
  • バッドボーイズ:レシピ
オオサンショウウオのトマトパスタ
スタミナ弁当の作り方に逸れてしまうところが面白かったです。

漫才協会でやっていたネタですね、さっきまで元気一杯だった斎藤さんが「具合が悪いんだよー」と言うのがやはり面白い。急変。
「ギャルのパンティがほしい!」も面白い。パンティで良いのかっていう。
  • LLR:パーソナルデータ
こちらのネタもすごく長い印象がありましたけど、短くまとまっていたので驚きました。出来るんですね、短く。
LLRのネタはしつこいぐらい繰り返されるくだらない部分が面白くもあるのですが、それをそぎ落とすと見違えるぐらいスマートになって見やすくて、大衆受けするんじゃないかと思わされるだけのものに変わるのがすごい。
ビーバーさんとか、このネタとか。
その一方でネタ時間を短くすることに捉われてめちゃくちゃテンポアップさせてめちゃくちゃにしていることもあるので、不思議なコンビ。 ポイズンは1回作ったネタは、微妙に言い回しなどが変わることはあってもボケを差し替えたりだとかはしないという勝手なイメージがあったんですが、モノマネのネタとかポエムのネタとかは軸だけのこしてボケを変えていますし、先日見たしりとりのネタも、あれはアドリブかもしれませんが前半が変わっていたし。
それに加えてこの英語のネタも変えられていて驚きました。そういう変なこだわりみたいなのは無くなったということなんでしょうか。
「照れるんだったら言うなよ」というツッコミがハマってしまいました。
悩んだ挙句間違えてしまった阿部さんに「あー」と本気で残念だという声をあげたお客さんがいたのですが、それを「一番頭がおかしい」と指摘する吉田さん。なんてこった。
  • ロシアンモンキー:口笛
見ているよりやっているほうが楽しい漫才(本人の言葉を引用)
  • Hi-Hi:
テーマが何だったか忘れてしまいました。
間違いなく何度も見ているネタなのですが面白かったなぁ。
ランプをこする魔人のところが特に好きです。

調子を聞かれて、当日のお客さんが変われば反応も変わるし分からないというようなことを言いたい福田さんが「果実は収穫してみないと分からない」という回りくどい表現をしておりました。
そして松尾さんに「めんどくさいよー」と言われておりました。
が、その後で話をふられた吉田さんが「福田の言うとおりで…」と先のたとえに乗っかって話始めていました。
客席が畑で、ネタが果実というような意味…なんだと思います。洒落た言い回ししなくても…。
調整ライブとうたっていてもネタ時間は無視されていたり、どう考えてもこのネタで勝負かけないでしょって思うようなライブが沢山あるのですが、今日のライブは…出演者が普段見ない層が多目だったということもあり満足度の高いライブでした。