オモロ怖い!怪談漫才&ホラーコント大会2012


照明が暗く設定されていて、なんだかBGMも怖い雰囲気のものが流れていて、怖い演出がなされていました。
MCにガリットチュウが出てきた瞬間に思わず「わぁ」と言ってしまうぐらい嬉しかったです。ガリットチュウ(というか熊谷さん?)のMCとても好きです。

以下ネタの感想など。
  • インポッシブル:人魚
小道具が良くできていて、どうやって作ったんだろう…とすごく気になりました。
  • シソンヌ:オバケ屋敷
このパターンのネタがいくつかあるという話は聞いたことがありましたが、お目にかかるのは初めて。
「家に住み着くやつばかり…」みたいなフレーズが面白かったです。
  • ガリットチュウ:三○春○
なんなの、これ(笑)
そういえば花金寄席ではこういう感じのネタを毎回していたなーとか思って懐かしくなりました。*1
熊谷さんが素敵すぎます。
  • ライス:肉
長かったなぁ。せっかくだからもっとスッキリ作ればスマートな印象になるのに、と思いつつ。でもこうじわじわと責めていくような演出をしたいんだろうなぁとも思うので…どちらが好みかという問題でしょうか。
紹介で「3人とも憑かれています!」と言われていたグランジ(笑)
結局人間が一番怖いよね、ということなんでしょうか。

  • トンファー:ジェイソン
久しぶりに見たー!すごく面白かったです。
こういうちょっと昔のネタを見ても見劣りしないというところに、いつもとても感激します。
この頃のネタはツッコミ比重が強い印象で、どのネタでも必ず山西さんのツッコミフレーズで山場が出来ていたような記憶があります。でも個人的にはこのネタでは「舌切れるよー?」が好きです。
後半が微妙に変わっていたかなぁと思うのですが、前がどんなだったかハッキリ思い出せません。
コントに入るような漫才を全然しなくなったというのもありますが、「ちょっと代わって」と配役がスイッチするようなトンファーのネタの中ではかなり珍しいような気がします。
  • タモンズ:卒業旅行
こちらも、トンファーのジェイソンのネタと一緒に見た記憶があります。
久しぶりにタモンズのネタですごくハマって、自分はこの頃の感じのほうが好みなんだなぁと思いました。けれど今とこの頃と何がどう違うのかは全然分からないし、ただ単純にこのネタが好きなだけなのかもしれません。
暗い照明の中で不必要にキョロキョロとする安部さんが、その佇まいだけで非常に面白かったです、ずるい。 エロい話かと思ったら怖い話にシフトしていくあのネタ。
結局囲碁将棋が面白いんですよね、囲碁将棋が出ているライブに行く機会は減りましたが、こうやって見るといつも面白いというのがすごいと思います。
  • LLR:怖い話
なんだか懐かしいネタ。DVDにも収録されていますが、それとは怖い話の内容が違っていました。
これでもかというぐらいの表情で福田さんの劇を眺める伊藤さんがすごく面白くて、久しぶりに見たネタで、すごく良くなっているなぁって思いました。
  • ロシアンモンキー:怖い話
怖い話を一通り話し終えた後、もう一回話してと要求するというネタ。
「そんなことすっかり忘れて湖に行ってしまって」という話で『それは忘れちゃダメだろ』と思っていたら、2回目のときにそのことを指摘していたのですが、そこはかなりサラっと流されていたのであんまり引っかかる部分じゃないのかなぁ。


コントブロックと、漫才ブロックが分かれているという説明のときに、福嶋さんが怖い語り口調で「漫才をやってからコントをやるというのがセオリーなのに…それに反する…?」「きゃー!」とやっていって面白かったです。
しかしこうやって分けて見ると、やっぱり自分は漫才が好きなんだということがよく分かります。

*1:同日同時刻に花金寄席があったのですが