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マンザイさん トンファーの回

トンファー

第2回目。今回はゲストにボーイフレンドとあわよくば。
新ネタ一本と、お客さんからテーマを募っての即興漫才という構成は前回と同じ。
一本目のネタの後トークになりまして、これからトークをやるかのような雰囲気を醸し出しつつ即興漫才という企画を発表するという流れでして、ゲストの2組は「えっ!?」っていう反応をしていたのでまさか本当に事前に知らせてなかった?と思ったのですが、よくよく考えると告知のときに「ネタ2本やります」って言っていたよなーとか。
まぁ、そこらへんのことはどうでも良いのですが。
お客さんからクレームがくるまでは即興漫才をしていこうかなと思っているとのこと。
多分このライブに来るようなお客さんは即興漫才なんていう企画は大好物でしょうから、続いていくんだろうな。

以下感想。ネタバレ含む。
オープニングで3組が登場。
「ちゃんと新ネタ作った?」と確認されるゲストの2組。「たまに『新ネタ?』っていうのをやる人もいるので(山西)」「タモンズとかね(小浜)」仲良いなぁ。

  • あわよくば:年賀状
部屋を掃除していたら送り忘れていた年賀状が出てきてので、そのお詫びに…というネタ。
言葉では上手く説明できませんが、あわよくばのネタの傾向がなんとなく分かってきたような気がします。
  • ボーイフレンド:歯磨き
最近よくやっているリズムにのせて説明するネタの新バージョン。
後で知るのですが、このラップの部分は宮川さんが考えているようですね。
直前があわよくばということで、出てきたときの声量の違いにまず驚きが。ボーイフレンドは2人ともよく声が通りますよね。
これは後の即興漫才にも言えることなのですが、ボーイフレンドって台本以外の部分での能力がとても高いんだと思います。「今ここで面白いことが起きていますよ」と思わせる雰囲気作りが上手すぎて、いつもそこに圧倒されます。
  • トンファー:優柔不断
小浜さんが優柔不断なので夕食を決めれない、というネタ。
優柔不断が故に山西さんが代わりに決断していくのですが、話を決めていく大前提となる部分を山西さんの意思で仮定されて進ませていったので、後半ですり合わせが上手くいかなくなって全部ひっくりかえすハメになる…という構成が好きなすぎました。全ての始まりは小浜さんからなのに、結局意見が変わる山西さんに腹をたてる小浜さんという図も小浜さんのイメージにハマりすぎていて可笑しかった。
小浜さんの「2つも食べれない」とか、山西さんの「お前は背中を推してほしいだけや」とか一言でうわっとくるフレーズが多目だった印象。
山西さんが小浜さんの言い分にイライラしてそのボルテージがMAXになって「うわー!」みたいな展開のネタは過去にもいくつかあったように思うのですが、それらは沸点に達するタイミングが唐突すぎるというか見ている側を置いていくようなところがあって、そういう形のものは得意じゃないのかなと思っていたのですが、このネタは「えっ、なんで今?」という違和感が無くてすごくキレイな流れになっていました。すごい。

トーク
あわよくば小川さんと、ボーイフレンド黒沼さんが一緒にサッカーを見たときの話。「頼んでもないのにピザがきて(小川)」「頼んでもないのに!?嫌がらせやん!(山西)」※小川さんが黒沼さんに頼んでもいないのに黒沼さんが勝手にピザを頼んだという話
西木さんと小浜さんは2万絆ポイントで繋がっている。小浜さんはあわよくばの後輩(笑)
敬語を使われるのが苦手らしい小浜さん、だからあわよくばにも敬語は使わなくて良いと言っているそうで、挨拶も「おー!りゅうちゃん!」とフランクなもの。
だから皆タメ口でいいんだよーと言うも「嫌いなやつにタメ口使われたらむかつくけどな!(小浜)」

お客さんからテーマを募って即興漫才。 トンファーのネタテーマを決めるときに「誰かいませんかー?『ドラキュラ?』(山西)」と、前回同様既存のネタを誘導するというノリが(笑)古畑任三郎も挙がっていました。
それを見てボーイフレンド宮川さんが「いや、もうあるやつ!「ニンニクー!」ってやつ!」とつっこんでいて、その部分が好きだと話していました。私もドラキュラのネタのその部分が好きなのでニヤニヤ。


  • あわよくば:サッカー日本代表
見るからに探り探りという感じで、本人達が「ウケるまでやり続けてしまう」と言っていたように終わらせどころすら見つからないという感じでした。
とは言ってもさすがなもので要所要所のフレーズなんかはちゃんと面白いんですけどね。
途中で「ブレ球をよりブレさせるには」というくだりがありまして、その発想が面白いなぁと思いました。ここから切り取って一本ネタを作ってほしいと思うぐらい。
  • ボーイフレンド:動物園
こちらもまた、リズムにのせて〜のもの。ただ、時間的な問題でラップ部分が仕上がっておらずその場で考えているような状態に。
それを追い詰めるがの如く、本来のネタの構成ならば黒沼さんが上手く出来ない…というボケをするところなのですが、一発目ですぐ出来てしまうという(笑)「はやく、はやく次!(黒沼)」
客席がこのネタの本来あるべき形というのを認識しているということが大前提での面白さで、こういう演出が出来ちゃうのが上手いなぁズルいなぁとしみじみ思いました。なんやかんやですごく笑ったし。 テーマに歯科助手が挙がった際に「井下好井だったらなー『漫才にも助手の要素足したら良いと思うねんか』『なんやそれ』で済むのになー(小浜)」と…仲良すぎです。
で、このネタが本当に即興?と思うぐらいよく出来ていました。前回は小浜さんが主導になってしまった(本人がそう言っていた)からか、今回は山西さんが主導という感じで。
「彼女がほしい」とか「○○になってみたい」というようなよくあるネタから引っ張ってきたような感じで、トンファーの普段のネタでは絶対に見ることがないと思うので、すごく新鮮でした。
歯科助手をやって」と言われた小浜さんが、女の子であるべきはずがオジサン…というボケをやっていて、終わったあとのトークで「あのボケやってみたかった」「普段だったら削るから」と仰っていて、トンファーのネタを見ていて「なんでこんなボケいれたんだろう?」とかいう変なストレスがないのは*1彼らが意識して排除してくれてるからなのだということが分かって、非常に好感を持ったのでした。
歯科助手が可愛いのは帽子+マスクで顔のほとんどが隠されているから。ということは…と自分の目元だけを残して手で覆い隠し、反応をうかがう山西さん「わぁ!全然変わんない!(小浜)」「安定のクオリティ!」


トンファーの即興ネタのクオリティが良すぎて、大興奮でした。もちろん、本ネタと比べると物足りない部分はあるのですが…。しかしながら、誰かの本ネタと比べたときに*2見劣りしないぐらいに出来ているんじゃないかなって。

どうでも良いことですが、トンファーの一本目のネタの時に西木さんがそでからニコニコと見ていて嬉しかったです。

7月はお休みとのこと(単独ライブがあるから?)ですが、8月以降もやってくれるといいなぁ。即興ネタが見応えあるので色んなコンビで見てみたい!

*1:そんなこと考えていることがもう特殊なのかもしれませんが

*2:特定の誰かを想定しているわけではありません