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プリマ旦那 初東京単独ライブ「三八旦那」


5upよしもとの筆頭株(と勝手に思っている)プリマ旦那が東京単独ライブ、60分漫才ということで、直前までどうしようどうしようと迷っていたのですが*1、次にいつ見れるとも分からないので思い切って見に行ってきました。
朝から絶不調だったのですが、こんなに悩んで行くことを決めたのに欠席なんて嫌!と思って強行突破で挑んで参りました。自分の体調の都合の良さには自信があったので「何故今日に限って…こんなことならチケット買うんじゃなかった…」と泣きそうだったのですが、ライブ会場に着く頃には完全回復しており、何なら普通のライブよりも元気に楽しめたんじゃないでしょうか。睡眠って大事ですね。

私の体調の話はどうでもよくて、肝心のライブのほうですが「60分漫才」と聞いてまぁ先日のPOISON GIRL BANDのそれと比較する、なんてことはないのですが、作り方の面でもっともっとストイックに濃いネタをズバッ!とやっていくような感じかな、と思っていたのですが通常の単独ライブと似たような感じで、ただVTRなど挟まずにずっと舞台に立ちっぱなしという感じでした。囲碁将棋の単独ライブのような感じ、と言うと伝わりやすいでしょうか。
「東京に進出したい」という話題が軸になっており、それに対して「自分達はこういうところが足りない」ということで改善を図る、というようなテーマで漫才を5本(4本?)披露しておりました。
途中でジェンガが持ち込まれたり、来場者プレゼントを買いに走ったりとイベント色が強かった印象。ガチガチのネタを見るつもりで意気込んで行っていたので、肩透かしをくらったような部分もありますが、すごく楽しかったです。
最終的にはネタのハイライト的な回収を盛り込んでいたりして、私が今まで見た漫才の単独ライブには無い作り方で新鮮でしたし、こういうことやろうとしてくれる人がもっと居ていいのに!と思いました。
twitterにも書きましたが一本の大テーマをかかえて、そこに色々とネタを差し込んでいく…という形だったので、個々の漫才のテーマと大テーマに多少のズレがあるというか、繋げる為の強引さが気にならなかったと言えば嘘になりますが、初東京単独ライブ!ということでこういう構成にしたというのは、なんだかお洒落で素敵だなと思いました。私は漫才の単独ライブに沢山行っているわけではないけれど、そういう作り方をしている人は見たことがないですし、なんでそういうことをやる人がいないんだろうって思っていたから、プリマ旦那に先にやられちゃってちょっと悔しい部分があったり、無かったり。*2


そんな感じで、以下ネタの感想。
  • 東京と大阪の女の子の違い
「東京の女の子は良い!」「それに比べて大阪の女の子は〜!」というネタ。
一体どんな女の子と付き合ってんの?と聞きたくなるような、偏見ベースのネタで。これはきっと関西の女の子が見たほうが面白いんだろうなぁ、と。
私は大阪の女の子で無ければ、東京の女の子でも無いので。
  • ジェイソン
京進出にあたって、河野さんの演技力に問題がある、ということで演技力診断(?)として「ジェイソン」を演じてみるということに。
ジェイソンをテーマにしたネタは、私が今一番熱く推しているトンファーもやっているところなので、どうしても比較して見てしまって、なんとも。同じテーマでこんなに違うか!ということはなくて、取り上げる部分は同じなんだなぁと。
お母さんが息子を守るところが面白かったです。
  • 接客業
逆に野村さんの問題点は人見知りなところ。接客業の方の慣れなれしい感じがダメ、ということでやってみる。
このネタは全然言葉が無くて、大部分がマイムでした。こんなにフリを長々と演じられるというのは、自信があるんだなぁと思いました。と言うかむしろフリがメインになっているような印象で、その後のボケと言えば「話かけるタイミング!」という1本なわけで。ものすごく素材勝負というか、丸太漫才師のことを思い出しました。
  • ジェンガ
せっかく東京に来たんだから遊びたい!というころでジェンガ登場。
机が大変斜めになっていることが気になりました。すごいバランス。
ジェンガをやって、負けた方がお客様プレゼントを自腹で買うということに。ただただジェンガをしても盛り上がらないので、成功したらコンパ等で大活躍らしい指令カードを引いて、その指令を実行するというもの。
「こんなんでおもろなんの?(河野)」「面白くするのが芸人やろ!(野村)」
河野さんが『全員に10秒間くすぐられる』というカードを引いた時の「俺が全員や!(野村)」の返しが面白かったです。
結果、野村さんが盛大にジェンガを崩して罰ゲーム実行となり、そのまま外へ飛び出していきました。
道中電話で様子を伺っていたのですが、どこかの店内にいる野村さんに「三八旦那やってるよ!って言って」と強要する河野さん。ドSですか?(笑)
野村さんが買ってきたのは「リボンコミックスス」ということで、BOOK OFFで105円のコミックスを100冊購入してきてくださりました。自分はNANAの3巻を頂きました。せっかくなら読んだことないやつが欲しかったなぁ。
  • 度胸
度胸が足りない、ということで「結婚式で花嫁を奪う」というドラマのようなことをやってみよう、と。
ネタ中に完全に飲酒運転している部分が気になりましたが(笑)
最後の、今日のネタのハイライト的に一部分ずつ切り取っていくという流れは、このライブのために追加した部分なんでしょうか。そういうのを作れるのがすごいなって思いました。ただ単純にありネタをたくさん見せるんじゃなくて、一つのライブとしてまとめあげるというのが。



実は、一本一本のネタのどこそこが良かった、とかそういうものよりも全体的な作り方への感動のほうが大きいかもしれません。ネタ自体は、すごく若手感に溢れていて伸びしろにワクワクさせられるような感じだったんですよね。勝手にしゃべくり漫才でガチガチのネタで震え上がってしまうものをイメージしていたので、コントに入るネタが主だったことも驚きでした。このイメージは一体どこで植えつけられたものなんだろうか…。
コント漫才が嫌いなわけではないですが、どうしても会話感が削がれてしまってツッコミの印象が薄れてしまいがちだというイメージがありまして、プリマ旦那のネタを60分間見て、やっぱり野村さんの印象ばかり際立っているのでもっと河野さんがグイっと出てくるようなネタも見たいなーなんて。最近気づいたのですが、どうやら自分はツッコミが特徴的というか上手なコンビに惹かれる傾向にあるようなのです。


先週のウーマンラッシュアワーと、今週のプリマ旦那と、そこまで熱烈に入れ込んでいない方々の単独ライブと続けて見てみて、色んなコンビの単独ライブを見るのも楽しいかもしれないなと思いました。今までは好きな人の空間にどっぷり浸かりたいという気持ちで単独ライブに行っていたので、特定のコンビのものしか見ていなかったのです。
かと言ってチケット争奪戦に挑むのは体力がいるので、ふらっと行けるぐらいの売れ行きだと有り難いですね。ウーマンもプリマもほぼ満席だけれども、当日券でも入れるという状態で非常に理想的でした。

*1:なぜならヨシモト漫才フェスティバルin新宿パート2のチケットを購入済だったから

*2:好きなコンビにやってほしかったという勝手な嫉妬