大爆笑!角座新生塾


恋愛小説家が来ているということで、お久しぶりに新宿角座のライブに行ってきました。
以前行っていた「甘噛部屋」というイベントと比べると、少数精鋭型になったという感じがしました。コーナーなどはやや似ているという印象を受けたので、あながち間違いではないのかもしれない。
今回恋愛小説家は、さらば青春の光の代役としての出演だったようなので次回の出演は未定とのこと。


  • こんなマネージャーは苦手塾
(コーナータイトル間違っていると思います)
前回は苦手な漫才師をそれぞれ(コンビ毎)発表していたらしいのですが*1、今回は「苦手なマネージャーということで、個人で発表。
どうやら皆さん完全に実在の人物を演じていたようです。
    • 梅小鉢:やたら罵ってくる女性マネージャー
「どっちがタレントか分からんわぁ」とか「中途半端なブス」とか散々言われる様を再現。
小森さんは終始ブスといじられていましたが、確かに中途半端…というか、ブスではないと思います。
    • ムートン:手のひら返すマネージャー
松竹に入ったばかり(冷たい)→オーディションなどで結果を出しつつあった時期(距離が縮まる、食事に誘われる)→現在(超冷たい)
というような感じ。実話らしい。 「お笑い分かってますよ」風にダメ出しをしてくるけど、提案してくるボケがありきたり…というような。
    • うしろシティ:タクシーで帰りたがるマネージャー
お正月に某番組に出演した際に、松竹の総括マネージャーがいらっしゃったそうで、そのときの再現を。
    • 恋愛小説家:よく分からない仕事を自信たっぷりにとってくるマネージャー
最初に「これは実話です」というような説明ありきで。
「外来魚の駆除」とか「新発売のピンキーを配る」とか「カットモデル」とか、挙句「ダム建設反対の署名活動」などが。
    • ヒカリゴケ:名言(?)を吐くマネージャー
ここまで皆さん松竹のマネージャーさんの話題だったのですが、ヒカリゴケのみ浅草の舞台で見たマネージャーさんを。
ちょっと書き残せないですが、何それ!って感じでした。

  • ムートン:(コント)負けたくない客
彼らのことは、以前一度だけ漫才を見たことがあったので勝手に漫才師だと認識していたのですが、コントを主軸にしているのでしょうか。
一方的にバーのマスターに勝負(?)を挑むお客さんというコント。伊藤さん*2の何とも形容しづらい…キザ、とは違うキャラクターが気持ち悪いと言えるほど気持ち悪いわけでもなく、だからといってカッコイイわけでもなく、という感じでしばらくムズムズしてしまいました。
  • 恋愛小説家:(コント)限界値下げ
限界値下げセール中の衣料販売店にて。「もっと値下げしてください」と詰め寄る西野さんと、それに対応する大蜘蛛さんのコント。
やっぱりオチまでキレイに作られていて、良いなぁと。
常識的に有り得ない額まで値下げしているのに「まだまだ」といい続ける西野さんも、それに応じて上に聞いちゃう大蜘蛛さんも、結果OKを出す上司も、登場人物全員が頭オカシイ(笑)けど、それをおかしいと指摘する人がいないから、その世界が成立しているという。


  • ごまかし塾
色々な場面での「ごまかし方」を発表するというもの。これが甘噛部屋でもやっていた企画だなと。 西野さんのがキレイだなぁと思いました。「ええの?まとめて洗っておくけど?」とか、「日本人ちゃうのかなー?」とか。他にも阿諏訪さんのやつがキレイだなぁと思ったのですが忘れてしまいました。
このとき、皆さんユニフォームを着用していたのですが、西野さんのものだけなんだかサイズがでかいのかユニフォームじゃないように見えて「美容室のかけられるやつみたい」と言われていました。それをうけて「ケープじゃない」というようなことを返しており、「ケープって言うんや」「物知り」などと言われていました。
    • 電車にギリギリ乗り遅れた時の誤魔化し方
乗り込んで3人斬りつけて降りていく国沢さんと、爆破予告のような動作と怪しい笑みをうかべる片山さんに「親戚(同士)で危ない」と言われていました。
片山さんの靴だけ投げ込んで「次の駅ではだしの人に渡して!」という、謎の任務を装うやつが面白かったです。
力技的に面白かったのは、金子さんと大蜘蛛さんが2人でやっていたやつかな。


ボイストレーニングに来たが、最初の挨拶がやたら長くて…というようなコント。
梅小鉢のネタを見るのは初めて。こういう感じなのですね。ちゃんとボケ・ツッコミがあるというか。
  • ヒカリゴケ:(漫才)コンビニの店員に恋をした
途中で「あれ?国沢さんがボケなんだっけ?」って思うようなネタでした。面白かった。
国沢さんの提案に対して、片山さんが問題点(?)を指摘するのですが、それを聞かずに話は進んでいって…で、こういう時は「(話を)聞けよ!」みたいなツッコミが追加されそうなのですが、それも無くどんどん話が進んでいくというのが違和感というか、でもそれが面白いというか。
しかし片山さんって言うほどブサイク?気持ち悪い?わけではないと思うのですが…。


  • うんちく塾
提示されるテーマについてのうんちくを披露しよう!というもの。MCにミナミカワさん。
    • 歴史うんちく
    • スポーツうんちく
    • 生物うんちく
の3テーマでうんちくを披露してくださいました。
が、皆さんうんちくを言っているトーンでボケてくる、というか「うんちくを言わない」という流れ(もしくは、そもそもそういう意図のコーナー)だったのですが
国沢さんが元気よく手をあげて「あの、僕思ったんですけどー!」と、入りからうんちくではないことを語りはじめるという(笑)
更に、国沢さんは目の粘膜を表現する際に「めぐき(目茎)」と称していました。おそらく、歯茎から派生させて自身の造語なんだと思うのですが「歯茎じゃないんだから」とツッコまれて「白の横にあるピンクのやつ(だから歯茎と一緒でいいんだ)」というような主張をしていて、なんとも規格外な思考が非常に面白かったです。
ヒカリゴケはネタは何度か見たことがありますが、平場での振舞いは初めて見まして国沢さんが天然キャラ*3なことも初めて知りました。


警察官であるミナミカワさんが、突き止めた犯人は自分の友人であり…というようなコント。
「逃げろ」と言ってるのに、理解できない…というあたりが山場だったんだと思うのですが、その部分がなんだか不自然すぎるというか違和感があって入り込めませんでした。
  • うしろシティ:(コント)鳴らない電話
捜査本部に待機している金子さん(本部長)と阿諏訪さん。本部長から電話をかけて「折り返し連絡を」と言っているのに、阿諏訪さんのほうにばかり電話がかかってくる…というようなコント。
ああ上手いなぁと。以前に同じネタを見たときは、ネタ時間がもっと長かったのか「本部長が避けられている」ということが明らかだったのですが、今回は「阿諏訪さんのほうが人気」というようにもとれたので、本部長の可哀相な感じがやや足りなかったな、とか思いました。でも可哀相すぎるのでこれぐらいが丁度良いのかもしれない。



うんちくのコーナーの時だとか、よく発言が重なりあってしまっていて、タイミング見計らって発言しなおす方もいれば、完全に言葉を飲み込んでしまう方もいて、何を言おうとしてたのかな?とか気になったので、うまく処理してくれると良いなーというか、発言が重なり合わないようになると良いなーと思いました。
そんなに大人数のライブってわけでもないですし、出演者が超若手というわけでもないですし。
言葉を飲みこんでしまうどころか、全く発言しない方なんかも居て、「私がこの人のファンだったら物足りないよなー」とか思っていました。

また恋愛小説家が呼ばれると良いな。

*1:これとても面白そうだと思った

*2:どうでも良いことですが、個人名が全然分からなくて困った。事務所ライブだとしても最初に自己紹介してほしい。

*3:おばかキャラ?