甘噛部屋


松竹の月一ライブの甘噛部屋
なんと今回で最後だったそうです。このライブで恋愛小説家というコンビを知って、毎月楽しみにしていたので非常に残念です。特に代わりのライブを立ち上げるというアナウンスもなかったので、とりあえずは大阪松竹の方々との定例ライブは無くなるということのようです。がっかり。
だったら自分が大阪まで足を運べばいいだけの話なんでしょうけど、仕事が休みの日で、東京で行きたいライブが無い日にタイミング良く大阪でライブがある!ってことはまぁなかなか無いので、気持ちがあってもそう簡単には行けないなーというところです。
そんな感じでレポ、というか感想を。
ネタ順間違っているかも。

  • クリスマスの夜 渋谷で(ユニットコント)
阿諏訪さん(指名手配中の容疑者)が、デート中に彼女に「ちょっと目瞑って」と言ってプレゼントを差し出すのかと思いきや、ナイフでグサリ!というやつが良かったです。
  • オノヨーコ:運転
お揃い(色違い)のパイロットコスプレっぽいスーツを仕立てていました。着られてる感がすごかったですけど、段々馴染んでいくと良いですね。
ネタは、免許をとったのでドライブがしたいみたいな感じのやつでした。
私が見に行った甘噛部屋には毎回出ていたコンビで、いつも漫才をやっているのですが、なんだかいつも妙に凝ったこと…というか素直じゃない…というかひねった…というか、言葉が出てこないですが、ややメタ要素を交えたようなネタを作っているのですが、内容がメタ感に追いついていないのでなんだか不恰好な印象を受けます。
何を偉そうに言ってるんだ、って感じですが言いたくなっちゃうくらい違和感があるのです。
  • 紺野ぶるま:チアリーダー
チアリーダーのネタ。先々月にやっていたやつかな?
笑顔でキ○ガイっぽい人を演じることが多いですね、可愛いので狂気っぽいところが気持ち悪く写らなくて素敵だと思います。
で、基本的にダジャレベースという(笑)
  • キャッチャー寺本:木魚
テレフォンショッピングの設定で、木魚を売るというネタ。
先々月から出演されていますが、毎回少し…シュールという言葉が正しいのか分かりませんが、コインを擬人化してみたりと、一風変わった角度から責めてくるなーという感じです。
個人的には好きな感じなのですが、なんかもうちょっともうちょっとグッとくるポイントがほしいなーって思いながら見ていました。ネタ時間が短めなのでしょうがないのかな。
ごめんなさい、ド忘れちゃいました。思い出したら追記します。

  • 甘噛部屋的 港のヨーコヨコハマヨコスカ
「港のヨーコヨコハマヨコスカ」の曲の、「港のヨーコヨコハマヨコスカ」という部分を「大阪人が聞いたら怒るぞ」又は「お偉いさんが聞いたら怒るぞ」に変えて、その前の語り部分を作ろう!というコーナー
コータさんの「(首をかしがながら胸を叩く動作をして)なんか…こんな名物ありましたよね?」→大阪人が〜

森田さんの「(各事務所を魚に例えて)吉本興業、マグロ!…人力舎、フグ!…(略)…松竹、う○こ!」→お偉いさんが〜
が面白かったです。
あとは、西野さんが何人か引き連れて演じる際に、大蜘蛛さんが「俺は要らんの?」と聞いていました。それに対し西野さん「お前とは、ネタしかやらん!」とバッサリ。
その上での、「(何人かでダベっている感じで)事務所辞める?」みたいな話をしてからの「まぁ、辞めるときは皆一気にやめて松竹潰そな」→お偉いさんが〜
も面白かったです。
西野さん曰く「火をつけて、遠巻きに火事を見守る」んだそうですが「ここにいる全員が一気にやめても(松竹は)つぶれへんよ(南川)」と言われていました。
「お偉いさんが〜」のほうは、こぞって事務所への不満をぶつけるかのようなやり取りになっていましたが「楽しい嘘です!」とのこと。
  • チューインガム:独立
弟子っ子が「独立したい」と言い出したときに粋なことなんかを言う大将をやってみたい、というネタ。
上手いですよね、あんまり他に漫才をやっている方がいないのもありますが、すごく上手いなという印象。
  • 山崎ユタカ:忘れてますよね?
スーパーのレジで、カゴの中の商品から今晩の食事を当てて、不足している商品を教えてくれる…というネタ。
いつもいつも、もっと長く見たい!と思います。ここから面白くなりそうなのに!と。
不動産屋と、やたらツッコむ客、という設定でコントに入る漫才。
「やたらツッコむ客」という言い回しがハイウォーを連想させたわけですが。(吉本ファン故でしょうか)
仲嶺さんのキャラクターが生き生きしていた、というか、なんかこういうネタ作ってきたか!と思いました。
ものすごくツッコミ重視なんですが、別にツッコミが効いているっていうわけでもなく。三日月マンハッタンの(特に仲嶺さん)のことは甘噛部屋を通してどんどん魅力を知れていったので、今日のネタも楽しかったです。
  • 恋愛小説家:面白い話ですか?
「聞いてほしい話あんねんけど」から始まって、会話が面白い話なのかと思いきや急に重い話になって…というネタ。
2人の関係性がよく分からなかったけれど、多分西野さんが後輩で「合わせて」話を聞く立場なんだと思います。先輩の話にどっちのリアクションで受け答えたら良いのか分かんない時ってあるある!と思いながら見ていました。
感情が追いつかなくなって、笑いながら深刻な話をする大蜘蛛さんが面白かったです。
恋愛小説家のネタはどれもこれも、作りがキレイですごく好きです。このフレーズを入れよう、とかじゃなくてちゃんと全体が連続性のある物語として仕上がっているところが好きです。
  • (コーナー)訳そう
今までは「名曲をもっと名曲に」と言って色々な曲を替え歌にしていましたが、今回は英語の曲を勝手に訳そう!というものでした。趣旨はほとんど同じですが。
歌ネタなので書き起こしませんが、森田さんの団地あるあるが哀しすぎます。クリスマスに砂糖水で乾杯って…。
  • だいなお:辞めないよね?
甘噛部屋が終わることを引き合いに出しての、引退をにおわすネタ。
だいなおは殴る漫才のイメージが強かったのですが、こういうネタもするんだ!と。
  • うしろシティ:ちょっとやってみよう
漫才でした。恋愛小説家とのツーステでもやっていたやつですね。素晴らしいメタ感。
ツーステではわざとらしい演じ方が、鼻につくような印象を受けたのですがそういうのが無くなって素直に面白かったです。ネタバレ状態で見ているので、爆笑こそはしませんでしたが…。
どうでもいいことですが、阿諏訪さんが見れば見る程ムチっとして見えるのですが服の所為?
  • パワフルコンビーフ:強盗
コンビニ強盗をする2人の練習風景。
コータさんが可愛らしさを演じているネタのほうがウケが良いのでしょうか。
「パナマってどんなとこ?」「それを確かめに行くんでしょ!」が面白かったです。
道端でケンカしている青年をスカウトする、ボクシングジムのトレーナー…というコント。
流石と言った感じで、いつもいつも当然のように面白いコントを見せてくれるので安心感があります。
ヨボヨボのお爺さんなのに「俺に勝ったら…」と申し出て結局負けて「…俺よりは強いか…」が面白かったです。自分で言い出したことだから引くに引けない様子が面白いです。


最後なので投票は無しでした。