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トンファー怒りのアフガン


トンファーの単独ライブ!1時間編成ということでしたが、これまでの単独ライブは2時間を2組で…というような枠だったので、本当の意味合いでの単独ライブは今回がおそらく初めてのはず。
一時間とは思えないぐらいギュっと詰まった濃い内容でした。ネタ本数がこんなにあっても、1時間で収まるのはちゃんと時間を守っているからだなーと。昨年のタモンズVSではネタ時間がずるずる延びていたのを思うと、ものすごく成長したんだな、と。
私は、彼らがかなり面白くなった状態で出会って追っかけるようになったわけなので、そもそもの出来が良いコンビだと思っています。それが、最近はより一層成長していまして、昨年はチラホラ「あれ?」っていうようなネタも見かけたものですが、そういうものが全然無くて毎回面白いという末恐ろしい感じになってきています。。単純に自分が惚れ込みすぎてるだけ、ってことなのかもしれないですが…。
そんな中での単独ライブだったわけです。もう楽しみすぎて楽しみすぎて。直前まで置きチケ*1を受け付けていたので、客入りが心配でしたが…行ってみれば割と埋まっていました。
もう、感情が盛り上がりすぎて言葉が追いついてこないのですが、出来るかぎり記録を。
メモをとっていなかったので正直あんまり覚えていなくて、抜けがあるかもしれません…。間違いがありましたらご指摘を。

最近自分のブログを読み返して、どんなネタか全く内容が思い出せないことが多々あったのでネタバレを気にせずに書き残そうと思います。
ネタバレお嫌いな方はご注意ください!

えー!こんな大先輩を!という驚きと「ああトンファー愛されてるんだなぁ」という嬉しさと。安定・安心の前説でした。デンペーさんの「トンファー↑さん」という地元の先輩のような呼び方とか。遠方から来た方を田舎者と名指しする失礼な感じとか(おそらくお決まりの手なんでしょう)
  • 漁師になりたい(背中で語る)
出てきて「彼ね、人よりちょっとヤンチャなんですよ」「ヤンチャがとまらねー!」
「これのためだけに呼んだみたいなとこあるから(小浜)」
漁師の親子、父親はカッコイイので憧れるよね、と小浜さん。「背中で語るとかやりたい」と。
「お父さん漁師がさ」「パンダみたいに言うな」
「何もつけずに食え」「どうだ?トースト?」「食パンなら何かつけたかった!」
「背中で語れてたのにー!」
偉そうなこと言いますが、一本目にピッタリなネタだったと思います。最近見るネタはすごく構造的というか、展開までも美しい!みたいなものが多かったので、久しぶりにこんな感じのネタを見れたな、と。
前説の勢いも残っていてすごくウケやすい感じで、実際とてもウケていて。一本目からこんなに楽しくて大丈夫なの?って余計な心配をしてしまうような(笑)
トンファーってこんなコンビですよ!っていうのが分かりやすく提示されていたように思います。やんちゃな小浜さんと、それに付き合う山西さんと。
  • OPVTR
新宿駅からブラッツへの道のりを。スーツ姿の2人。やんちゃしたり。お酒飲んでぐでんぐでんになったり。
ああトンファーってこんな感じだよね、という素敵なVTRでした。
テーマソングは「未来は僕らの手の中にある(萩原聖人)」
  • 運命の人
「運命の出会い・運命の人っていると思うんだよね」という小浜さん。
図書館の絵本コーナーで出会おうとする「ロリコン?(山西)」「子連れの人妻かもしれない(小浜)」「人妻は、運命の人やないから。」
曲がり角の飛び出してぶつかる出会い。
「飛び出してくるん人だけと思うなよ!」「じゃあ甲冑着て飛び出す」「車ナメんなよ!」「じゃあミラー見て確認して飛び出す」
「だいたい時間分かってるから」
出会い方に無理がある・普段の生活の中で出会え「一日中家で寝てる(小浜)」「最高級A5ランクのクズやな!(山西)」「俺はA3ランクじゃ(山西)」
こうやって思い出してみると、かなり良いネタだったなぁと。あれもこれも書き起こしたくなる。
最初の「図書館の絵本コーナーで出会う」という時点では「ロリコン」という展開が浮かぶわけですが、そこではなくて人妻が標的というのが何とも。漫才を見ながら次の展開を読みたくなるのは、お笑いファンの性だと思いますが、こちらが期待した(想像した)展開を裏切られた時が、一番心をつかまれてしまうわけで。
そこから、小浜さんの言っている「人妻」がある特定の女性だと分かったときの山西さんの反応とか。
「運命の出会いのパターン」を並べてループしているようで、ちゃんと話が前に進んでいるというのが…。もう!見ているときはふわふわーと面白ーいとしか思わなくて、それだけでも心を掴まれるのに、思い返すとちゃんと作られていて更にグッとくるという…。トンファーおそるべし。
  • VTR小浜さんのやんちゃっぷり
2700八十島さんにお弁当をおごってもらって、八十島さんのおかずも盗み食いしたり
もう中学生のダンボールの上で眠っていたり
しずる池田さんがジュースを買おうとしている隙をついて、自販機のボタンを押してジュースを奪ったり
ネタあわせ中のゆったり感にひざかっくんをしかけたり
…もうなんて子なの!でも愛らしい!みたいな(笑)
最後にはお仕置きとして、タライをおとされていました。
  • コント:ホーム
電車待ちのホームにて、サラリーマン風の山西さんと小浜さん。
傘を使ってのゴルフのバッティング練習から始まっての、2人の対決。
大体は小浜さんが勝利という…。マンガVS小説VS英字新聞VS広辞苑VSお経の展開はとても面白かったなぁ。
トンファーのコントを見るのは初めてでしたが、よく出来てて面白かったです。が、山西さんの立派な下腹部が気になっ て気になって…ジャケットが無いだけであんなに目立つんですね(笑)
屁の音の対決になった時に、小浜さんが力むと子供の声で「ごちそーさまでした!」という音が鳴ったのに爆笑してしまいました。そしてポイズンの「屁で喋る」ネタを思い出しました。 小次郎くん(ポメラニアン?)と小浜さんの一日。
全然いうことを聞かない(おすわりもお手もしない)のに、「かーわいいなぁー」という感じで抱きしめてわしゃわしゃする様は、親ばか(笑)
客席も黄色い声があがっていて、小次郎はもちろん小浜さんの可愛らしさにもやられたんじゃないでしょうか。なんて。
起こしにきてるのを鬱陶しがって「あっちいって!」と追いやる感じが、小浜さんらしいなぁと。
  • 大人
出てきて一番「かわいいでしょ、もう一人いてね、安部くんっていう…(小浜)」同居人をペット扱い(笑)
小浜さんは25なのに精神年齢が低すぎる!大人になれ!というネタ。
最初の主張は小学生レベルなのに、段々と実年齢に近づいていって、いつのまにやら相当おじいさんに…という急展開の。
「最近まで鉛筆と下敷き使ってたん?かわいいな!(山西)」「えへへへへへ(小浜)」というやりとりがね。ちくしょう。思い返して見れば今日は小浜さんの愛らしさを発表する1時間だったんじゃないかというような。
気がついたらお母さんになってる山西さんが面白かったです。
  • VTR:似顔絵対決
お互いの似顔絵を描こう、というもの。
山西さんの画力が…。胸のあたりになにかバナナが描かれていて「これ何?」と聞かれての「バナナを添えてみた(山西)」という返し(笑)
小浜さんはたまに山西さんを描いているのは見たことあったので、似ていました。あごの描写が素晴らしいです。
  • なんでも屋
「なんでも屋のバイトでも始めようかな」という山西さん。小浜さんがお客さんとなり練習を。
このネタが!素晴らしく良かったのです。きっと他の場所でもやることでしょう。
ちょくちょく出てくる2人の偏見だとかも面白かったんですけど、なんと言っても「頑張ったら出来るようなことを頼め」と言われての「服を脱ぎなさい」からの展開が。
山西さんに服を脱がせているときの小浜さんの表情が!もう本当に楽しんでいる…いやーな感じで素晴らしかったです。裸で泣きながら踊る山西さんとか。
「もてあそぶな!」「一度覚悟決めたやつをもてあそぶな!」は今日のベストツッコミワードでしょう。
で、もうこれが小浜さんなら無邪気にやりそうだから面白いんですよね、きっと。
キャラクターの内から出てくるようなフレーズばかりで、それがとても「漫才」らしくて(漫才なのですが)そういうところがトンファーの魅力だと思います。台本が見えてこないというか。(しかし思い返してみると、キッチリ作られているので絶対台本は存在するのである) グータンヌーボー風な集いを。シソンヌ長谷川さんと、天狗河田さんと、山西さんと。
  • コント:花火職人
花火職人の親方(山西)さんと、弟子(小浜さん)の花火大会前日の様子。
かたつむり林さんがゲストに登場したりと豪華だったのですが、もうなんというか…ハチャメチャで(笑)トンファーらしからぬネタだなぁと。しかしこういうのが見れるのは単独ライブだからこそだよね!と。
子犬を拾ってくるノリでホームをレスした方(かたはや)を拾ってくる…というものなんですが、オチではかたはやを花火として打ち上げる…というブラックユーモア?え、これなに?みたいな感じで。
多分小浜さん(弟子っこ)は、ただただやってみたくなったから彼を花火に入れ込んで打ち上げたんだろうと思うんですけど、その無邪気さがすごく怖いよ…と。このネタを考えたのは山西さんであってほしいなーと思います。だって怖いから。
さきほどの続き。恋愛の話になり「もう日本人じゃないのかも」という意見で一致する3人。
海外は「テリが違う」日本人の発想には「テリが無い」と論じる3人…テリって何?(笑)
  • 王様になりたい
王様になりたい、という小浜さん。色々政策を考えているらしい。
余談ですが、このネタだけ蝶ネクタイ付きで登場していました。王様アピール?*2 「マンガは無料で配布すること」「漫画家どうなんねん」「それは…マンガ大臣、頼んだよ!」
「ミニスカ大臣」
「大臣やった頃からの夢やったんや!」
「力持ち将軍はしょうもないから処刑した!」
最初は小浜さんが王様だったのが、山西さんに乗っ取られ、また小浜さんに戻り…役割がスイッチするネタなんですが、「お前じゃダメだ、代われ!」とか「見本を見せてよ」とかのわざとらしい(笑)フレーズを使わずに入れ替わっていくのが素敵だな、と。先日見て大興奮した超能力のネタもそういう作り方だったなぁと。
入れ替わっていくネタは色んな方がやっていますが、多くが先にあげたようなフレーズを挟んでいるように思います。それはそれで良いのですが、明らかにつなぎ目となる部分を作ってしまうわけで、それはロスとも受け取れちゃうんですよね。それを、つなぎ目となり得る部分を見せるものとして演出出来ているというのが、ものすごく丁寧に作られているな…という印象です。とにかく素敵!の一言に尽きますが。
こういう攻防っぽいネタは囲碁将棋が強い印象がありますが、トンファーはこういうネタも、ツッコミの機能が重視されたネタも、小浜さんが楽しそうに好き勝手やっちゃうネタも、どのネタにも順応出来ちゃっているので、とても怖ろしいです。好きだからそう思うだけなんでしょうか…盲目度が上がっているような気がします。だって面白いから…。



最近見る度に違うパターンの漫才をやっていて、単独ライブとなればきっと沢山の違った雰囲気の漫才が見れる!とかなり楽しみにしていまして、期待通りだったし、トンファーはトンファーだなぁと。
昨年のタモンズVSの単独ライブでは、3本ネタを披露していたわけですが…なんとなく2人のバランスがとれていないというか、どちらかに偏ったつくりになっているなぁという感じで。それが露骨に「どちらが作ったネタか」というのが見えてくるというような感じで、そこがうまくかみ合った時は爆発するんだろうなーという印象だったんですが。この1年でそのバランスを上手くとれるようになったというか。山西さんと小浜さんと2人の魅力がそれぞれ上手い具合に伝わってくるようになったなぁと。と言うのは、自分が山西さんのツッコミにばかり目がいっていたのが、小浜さんに目を奪われるようになったから…なのですが。他の方から見てどう写っているのでしょうか。

出囃子として使っていた色々な曲も良かったです。聞いたことあるなーと思っていたのですが、何だったかすっかり忘れてしまいました。BIG BANGが流れたときはちょっと笑ってしまいましたが。
全体的に非常にポップで!
先にもちょっと書きましたが、これは小浜さんの魅力を伝えるための時間だったんじゃないだろうかと思うぐらいに小浜さんの魅力が溢れていました。前説で「どっちのファン?」と聞いたときには全然小浜さんに手が挙がってなかったのですが…帰り道にはみんな小浜さんに夢中だったんじゃないでしょうか(笑)

twitterで検索をかけると、面白かったという感想が並んでいて嬉しい限りです。今日が特別に出来が良かったかというと、そういうわけでもなくて、最近の様子を見ているともっと良くても良かったんじゃないかと思ってしまうぐらい…というのは言いすぎでしょうか。でも本当に見る度見る度ワクワクするネタをやってくれて、見に行き甲斐があります。

とてもとても濃密で楽しい一時間でした!もっともっとトンファーの世界に浸っていたかった気もしますが…次の単独は是非とも2時間枠で…と祈るばかりです。

*1:チケット取り置きシステム

*2:OPVTRでも蝶ネクタイをしていたので、単に付け忘れてただけかも…と疑ってもしまいますが