Sound Schedule Live Tour "PLACE"


Sound Scheduleというバンドが解散から5年、デビューから10年という節目の年となる今年2011年に期間限定再結成となりました。
高校時代地方にいながらも追っかけまがいのことをしていて*1、当時「めちゃくちゃ良かった!」と満足度の高かったライブの後に解散発表があり、それがトラウマになっているのか、お笑いライブでも質の高い「すごく良い!」ってものを見ると「もうすぐ解散するのかな…」と過ぎってしまうような。それぐらい影響を与えられたバンドでして。
そんな彼らが再結成!ライブを行ってくれる!というわけで行かないわけないでしょ、と参戦。気持ちとしては全公演行きたかったのですが、チケット争奪戦に破れ渋谷のみ。渋谷だけでも行けたことに感謝。


  • 幼なじみ
  • ヘイ!ヘイ!
  • MCトーク
「お久しぶりです!」「ありがとう!」みたいな挨拶を。
5年経っているわけですが「思ってたより客席が若い(大石)」とのこと(笑)
客入れ時からスタッフさん含めて「意外と客席若いですよ!」と話題になっていたらしいです、失礼すぎるぞ(笑)
「皆さんのエネルギーがね、実年齢より若くして…(大石)」フォローのようでフォローでない発言。
  • グッドタイムコミュニケーション
  • ロックンロール
  • スペシャルナンバー
  • さらばピニャコラーダ
  • MC
最初のMC時にジャケットを脱いでいた大石くん。
「今日はね、ジャケット脱ぐまいと思ってたんですけど汗と歳には勝てなくて(大石)」「なんで脱がないと思ってたかってね、衣装合わせの時にね、ジャケット着ないでいたら『楳●かずおみたい』って(大石)」*2
「そんなこと言うて無かったやん!(川原)」
「今日はね、もう何回もありがとうって言うよ。ライブが進むにつれて「ありがとう」が増えていくと思うし…(大石)」「まだライブ後半やないから、まったりするの早いよ!(川原)」
川原さんにマイクを預けると安心な大石くん。なぜなら現ディレクターだから。営業トークはお手の物(笑)
  • ことばさがし
  • 甘い夜
  • しあわせの文字
  • MC
今日のライブは、ちょっと特別なものにしたい、ということで以前もライブであまりやらなかった曲を、と。
「ちょっとね、心が痛くなるような曲ですけど(大石)」(ざわつく会場)「そういうこと言うのは…(川原)」(会場から笑いが起きる)「今、笑ってるやつら、ホントうざってぇ(大石)」
  • ペンネの女
  • 超能力少年
  • 吠える犬と君
  • MC
トーク中客席から\かっこいいー/という声があがると「知ってる☆」「カッコイイと思ってやってるから(大石)」
この発言がすごく印象的でした。なんだか、5年前だったらきっと言ってないよなーと思う返しだったので。
5年の間に変わったこと、沖くんがよく喋るようになった。
もともとユーモラスな方でしたけど、口数が多いわけではなく。ただ再結成という運びになり、久しぶりの再会を果たした上で改めて沖くんの面白さに気づいたらしい大石くんは「沖くん好きよー?(大石)」「ホント?俺そうでもないよ(沖)」 ピータパン〜コンパスの3曲は、客席に歌わせるあれがありました。当時と変わらずお決まりのフリをする客席に笑み(と言うよりは爆笑に近い)を浮かべる大石くんが印象的。
これで最後の曲です。と発表すると「えー!」と声が。
「いや、結構やっとんねん!(川原)」年齢的にキツいよ、との言葉が(笑)
  • アンサー

  • アンコール1
今回のツアーグッズを身にまとっての登場。
メンバー紹介。
「たまにベース弾いてます、沖です。」
サウスケ解散以後ライブの機会もとんと減ったらしく、今日はかなり気持ち良いらしい。
「まぁね、大石プロはね。あれからもステージに立っていて…(沖)」レコーディング中なども「大石プロ」と呼んでいたらしい沖くん。
「この5年の間に人が好きになりました(沖)」「すっごく嫌いなやつでも、いないよりマシっていうか(沖)」「極端な話やなー(川原)」
「むかつくこともあるけど、まぁあなたが生きてくれてるだけで良いですよ、って(沖)」「え、大丈夫?俺に言ってる?(大石)」「大丈夫、大丈夫。ああ、含まれてるかもしれないけど。ハハハ(沖)」
「グッズ紹介しまーす(川原)」「営業!(大石)」
Tシャツの青色Mサイズのみ在庫が無かったため、若干違う色になっているということ「まぁ青は青ですから(川原)」「何回か着ればね、同じようになるよね(沖)」
ハンカチタオルは黄色地に青文字。「本当は黒にしたかったんですけど、大石くんに『またっすかぁ?もういいですよ、そういうの』って言われると思って青で。(川原)」…阪神タイガースを意識しての黒チョイスだったらしい。「みんな分かってなかったよ(大石)」
  • エピローグ
  • コンタクト

  • アンコール2
  • 今ここにあるもの



大石くんの「オーライ!」という発言が聞けて嬉しかったです。懐かしい。
MCトークでも何回もありがとう、ありがとうと言ってくださって。
なんとなく思ったことですが、彼らが解散しても、CDの発売日がどんどん過去の日付になっていても音そのものはずっと変わらずに存在していて、再生ボタンを押せば近くにあって。ここがお笑いとの大きな違いだなーとか感じました。
お笑いにもDVDというものが存在しますけど、個人的にはネタはナマモノであって「今この瞬間」だから面白い、という部分が必ず含まれているんじゃないかな、と。同じネタでも全く同じっていうのはあり得なくて、ちょっとした言葉の違いだとか、動きの違いによってその時々で息づいてるというか。
上手く言えないですけど、例えばピーターパンシンドロームとか、前奏が流れただけで気持ちが高まっていくけれど、じゃあお笑いにおいて例えば賞レースで勝ち上がったネタを再演!となったときにあの当時と同じだけ盛り上がれるかっていうと、ちょっと違うかな、と。あくまでも主観ですので、実際はどうかは分からないですけど。
だから、私はことお笑いに関しては「ライブ」に惹かれるんだろうな、と。
音楽ライブに行ってお笑いのことを考えるって何やってんの、という感じですが。

再結成により発売されたアルバム「PLACE」は当時同様、素晴らしい出来なので是非とも皆さん購入を検討してください!(笑)

*1:当時からお笑いも好きでしたが、お笑いの比ではないぐらいにライブに通っていました。今思うと「遠征」と呼ばれるような行為にも至っていて、よく親が止めなかったなぁと。

*2:赤と白のボーダーTシャツでした