諸々ライブ記録


なかなか更新を怠っております。ちょっとした感想だとtwitterで済ませてしまえることと、時間的にゆっくり書く余裕が無いことと、原因と思われることはいくつかあるのですが、単純に「書かなきゃ!」と突き動かされるようなライブに行けていないだけかもしれません。夏の単独祭りがないので、なんとなく物足りない感じ。
twitterのほうでは、なるべく一言ぐらいは残しているので内容が重複してしまうと思いますが、この1ヶ月ぐらいで行ったライブを記録しておきます。
  • 6/25 カリカ単独ライブ「オリコント〜オリオリオリオ〜」
「オリコント」と銘打っていたにも関わらず、公演の大半は「ニッポン日本コント」に費やされておりました。
3月の震災を経ての、家城さんの想い…でしょうか。
カリカの単独は昨年に引き続き二度目ですが、前回は実はテーマにあるものが見えてこず「これは何を伝えようとしているのだろう…?」という部分に気をとられ、本来の「おかしさ」みたいな部分についていけてなかったのですが、それと比べると今回は「あの震災のことを言ってるんだな」と明確に読み取れたおかげで、そこに気をとられずに素直にゲラゲラ笑えたように思います。
が、まぁ人によってはテーマが見えないからこそ素直に笑えるという場合もあるようで、twitterのTL上では昨年(というか例年通り)のほうが良い…という声もたくさん見られて、私はまだまだカリカというコンビの魅力を感じきれてないんだな、とか思いました。カリカトークは好きですが。 冒頭「今日ここにいる人は精鋭ですよ!」と言われ、ノンスモのことは好きですが今回ライブに足を運んだのはチケットを余らせてしまった方がいたからというめぐり合わせからだったので「ちゃっかり精鋭に含んでもらって申し訳ない!」と(笑)
2人だけでトークをする、という機会がこれまであまり無かったそうでなんとなくフワフワと探りながらのトークでしたが、非常に好感の持てる内容でした。
つい中尾さんの狂気じみた雰囲気に目を奪われてしまいますが、話を聞いている意外と大王(菊池さん)のほうも変わった方なんだな、と。携帯電話の話になったときの勢いが良かったので、そこをもうちょっと聞きたかったな。
  • 7/1 漫才梁山泊
ポテト少年団、ロシアンモンキー、グランジLLR、天狗…だったかな?のメンバーの新ネタが2本も見れる!というライブ。「新ネタもしくはそれに準ずるもの(川口)」と言っていましたが(笑)
LLRは、携帯用トイレと七夕(織姫・彦星)を題材にしたネタを。七夕のネタに関しては、「○○(ネタバレになるので伏せておきます)のくだりは聞いたことがなかった(伊藤)」とのことで、福田さんが好き勝手やっていくタイプのネタですね。しかし、その伊藤さんが「聞いたことなかった」と言っていた部分からが非常に好きでした。
  • 7/2 ずしゃる
しずるの月一トークライブ。「空席が…」と話題になってしまうような客入り。何があったんでしょうか(過去はずっと満席だったようです)
正直に言ってしまいますと、この日は新ネタがなんとなくハマりきってなかったのと、後半のコーナー部分がやや不完全燃焼…という感じだったのですが。お客さんがついてきていない雰囲気を読み取りつつも、そこで投げ出したりせずに「面白いことをやっている」ということに徹する姿が見受けられまして、「そりゃしずる売れるよ」と思ったりしたのでした。
来月から値上がりかと思ってましたが、来月が特別バージョンのようですね。行かないつもりだったのですが、ラバーガールがゲストのようなので、チケット買ってしまいました。池田さんと飛永さんが仲良いそうなので楽しみです。
  • 7/2 LLRの東京ファクトリー
ずしゃるからの。LLRは漫才梁山泊(前日)にも新ネタを2本おろして、ここでは3本もおろして、かなりやる気なんだな!と。そして、どれもキチンと面白くて「LLRって素敵!」と改めて感じるのでした。
ネタは、○○はおやつに入りますか?、一年生になったら、お札になりたいというもの。個人的にはお札になりたい、のネタは伊藤さんがしっかり機能していて(前日の七夕のネタとはえらい違い)好きでした。
このライブは東京出身芸人というくくりで行いたいらしいのですが(初回から全く違うスパイクが混ざってしまったとのこと)その際にポイズンの名前も挙がっており、もしLLRとポイズンの新ネタが一緒に見れたら…と思うと鼻から血が出そうですが、ポイズンの活動を振り返ってみるとなかなか実現難しいのかな…とも。
  • 7/3 若武者
単独を見れなかったことで密かに「月に1回はジンカーズを見に行こう」と思っているので、その一環で見に行きました。吉本からはパルパティーンが出ておりました。
  • 7/12 THE MANZAI2回戦
ポイズンとトンファーが同日に出ることになっていたので見に行ってみました。トンファーはおでんのネタ。最初見た時はそこまでだったのに、3分ネタならばこれ!というところまで完成させたのが素晴らしいなぁといつも思います。すごく良かったし、ウケていたと思うのですが残念。
ポイズンはモノマネのネタ。危なげなく、その日1番・2番ぐらいにウケてました。
トリを勤めた博多華丸・大吉さんが、それまで出てきていた若手の子達とは明らかに実力差のある漫才を披露しておりまして、圧倒されました。芸歴不問の賞レースはベテラン勢が若手に捲り上げられることが気になったりしますが、華大さんのように芸歴の問題だけではない明らかな違いを見せ付けられるってこともあって、…シビアだなぁと改めて。
  • 7/14 漫才バトルG2
トンファーが出演。父親の職業のネタ。これは漫才広場で見たネタで、非常に好きな感じなのですがこの日の会場ではそこまでウケてなかったかな…。トンファーはやはり山西さんのツッコミが上手でそこに目がいってしまいますが、ツッコミに特化したネタよりも、小浜さんの言葉を上手く吸収してのツッコミがやはりとても面白いと思います。この父親の職業のネタや、漫才三銃士でのラーメンのネタは構成が少し似ているのですが、小浜さんの言葉に遊ばれているような様子が良いな、と思いますし。更にその小浜さんの発言は山西さんを翻弄させるために言ってるのではなく「本気で」言ってるのが面白いな、と。これは小浜さんというキャラクターだから成立しているように思います。ぼんやりと考えていること。
この日唯一の「認定漫才師」だったトレンディエンジェルが、認定漫才師らしい圧倒的な面白さ(と投票数)で1位になり昇格。出演組数の都合等で、今回は降格組はなしとのこと。
  • 7/17 業界一の青田買いライブ
こちらもトンファーが出演。ネタはドラキュラのネタでした。このネタは初めて見た時からずっと好きです、もし彼らがTHE MANZAI通っていたら次の過程ではこのネタをやったんだろうと思います。
  • 7/20 甘噛部屋
松竹角座での月例ライブ。前回初めて見に行きまして、そこで恋愛小説家というコンビ(の西野さん)にかなり強烈に関心をもったため今回もまた。
このライブは投票で順位をつけて、最下位は来月の出演なし。1位または2位を2度とると、ツーマンライブを行える…というもの。うしろシティが既に決定しており、今回さらば青春の光または恋愛小説家が上位ならばツーマンライブ決定という場面だったのですが。見事に恋愛小説家が上位にくいこみ、うしろシティとのツーマンライブが決定しました。
そして今回もまたコーナーでの西野さんの活躍っぷりが素晴らしかったです。甘噛部屋に来たら皆西野さんを好きになって帰るんじゃないかな、と思える程。もちろんコンビでのネタも面白いのです。彼らが東京でネタをやるというのはこのライブぐらいのようなので、1度ぐらい松竹角座に行ってみようかなーと思っている方は甘噛部屋に是非。

POISON GIRL BAND関連のライブが極端に減った代わりにトンファー関連が多目でした。LLRもここにきて精力的にネタを作っていて、M-1終了と共に漫才ライブが下降気味でしたが持ち直すかな?と期待。
それにしてもTHE MANZAIのサーキットまで期間空きすぎ。