エリートヤンキー単独ライブ「ヤンキー君とメガネちゃん」
エリートヤンキーの単独ライブへ。春の単独祭りで参加予定だったものは全て*1予定通り行われました。
事前に少しアナウンスがあった通り、VTRなしの90分間出ずっぱりという構成でした。そこには「暗くなることがなく、ずっと明るく」という意図があったそうです。
転換なども全て明かりの点いた状態で行っていて、漫才からコントへの切り替えも暗転することなく行っていたので、当然ぬるっとした部分が生じてしまっていました。しかし、それがなんだか計画していないものを演出しているかのように見えた、と言うか…上手くピッタリくる表現が見つからないですが、つなぎ目がただのつなぎ目としか機能していないのではなくて、ちゃんと見るものになっている、と言えばいいんでしょうか。ちょっと内容は違いますが、アーティストが製作過程をあえて見せてそれすらも作品としてしまうようなものに近い印象を受けました。不完全で、見せるべきではない部分を見せること。
これまでのエリヤンの単独では、あのネタが好き!このネタが好き!という部分で心動かされていたように思うのですが、90分間まるまるっと良いなぁと思って、エリートヤンキーって素敵だなぁとか思ったのでした。
以下、流れを。ネタバレになるかもしれないのでご注意ください。
- 前説はバウンサー
- アンケート回収スタッフとしてブレーメンの2人が登場。
- 「夢をつかむ」ポーズでハケる岡部さん
- 漫才1:ご近所付き合い
- 漫才2:孫に好かれるおじいちゃん
- 着替え(橘さんのみ)西島さんは舞台に残って、アンケートを消化
- コント1:電車内で
- 漫才3:恋に落ちる瞬間
- 着替え(橘さんのみ)西島さんはアンケートを
- コント2:路上で詩を売る人。コントの中でアンケートを読み、答える。
- 漫才4:アイドル気分
- 漫才5:イリュージョン。西島さん曰く「どうしよう、ってなって最後に思いついたネタ」とのこと(笑)
- 着替え:西島さん、橘さんの順で着替え
- コント3:(橘さん作コント)山手線
- 漫才6:先生
最後のネタが好きでした。
アンケートは色々印象的でした。ここに書くのは良くないかもしれないのでやめておきますが、随分長い間行っていない月間に行きたい…と思わされました。
橘さん作のコントを見るのは3度目ですが、今回のが一番好きです。面白かった。田町を「東京なのに田んぼって!」と貶しておきながら田端のことは「振り切れてて良い」という評価をするとか。てっきりトーマス的な展開を予想したのですが…。
【自分用メモ:お気に入りワード】
- おやすみのる、うけたまえいご
- 空き缶みたい
- 風になって全部おいていきたいんだよー
- 知らず知らずのうちに口が奇面組になってる
- かとぅーんみたいなのが、ギリギリどうのこうのって言ってた
- 拍手が勿体無い
- 先生、モンスターだと思ったでしょ?