2010ライブ総括なんて


今年見に行きましたライブについて、少しまとめておこうかと。
少し前にツイッター上で「思い出したことちょこちょこつぶやいておこう」と思って残していたのですが、思ったその時しかつぶやいていないという始末。
ライブ参加記録をつけているのですが、一覧になった量を見てブログに全然残せていないことを反省。誰かのため、というよりは自分の記憶の補助のために書いているという部分が大きいのですが、とは言え地方にいた間はライブレポを頼りに生きてきた身としては、出来る限り記録しておきたいのです。特にポイズンについては、あまりメディア露出がありませんし自分自身もファンの方のブログを通して「ポイズン素敵!」と熱を高めていましたので、自分がポイズンポイズンとブログ上で騒ぐことで彼らに興味を持ってくれる人がいるといいなぁ、なんてことも思っております。あつかましくも。


どうにもこうにも感情を優先して、勢いで書き殴っているブログではありますが、良かったものを・面白いを思ったものを素直に良い・面白いと伝えられるようにと思ってはいますので、来年も思い出したときになんとなく読んでみていただけたら、と思います。そしてポイズンを初めとしたくすぶっている若手芸人さん達をより好きになっていただけたら…嬉しい限りでございます。
それではみなさん、よいお年を。


以下、ライブ記録等。

【ライブ参加数】
ライブ総数:183
POISON GIRL BAND関連:88(うち吉田さん単独出演23)
LLR:31
囲碁将棋:12
エリートヤンキー:13
トンファー:14
単純計算だと2日に1回ライブに行っている…4日に1回ポイズン…。


【ライブ】
12/23 NON STYLE NON COIN LIVE
6/4 漫才☆大作戦B
2/6 LLR単独ライブ 銀色のシーズン
12/12 M-1グランプリ2010 準決勝
7/7 D関無双(POISON GIRL BANDコンビでの出演回)
日付失念 カリカオールナイトトークライブ(ふんわりロックフェスの回)


【ネタ】*1
PGB:体に気を使っている(1月漫才トーク)、遊び(10月漫才トーク)
LLR:桃太郎(春単独)、相談(夏単独)、超能力(11/28 A面B面)
トンファー:ドラキュラ(7/24 JETGIGスペシャル)
その他:ギンナナ「ひょうたん」、エレファントジョン「適当相槌漫才」、ジンカーズ「拝啓吉田戦車様」


【トークなど】
  • 吉田トーク霊能力者?霊媒師?のゲスト回:閻魔様の地獄スタンプタイム
  • 東京大吾組:LLR福田さんに漫画のシーンを再現させようとしたが、提示した場面にセリフが存在しないという吉田さんの天然ボケ
  • 8/14 SHIBU AGE寄席:海に行った割には焼けていないと指摘されたLLR福田さん「ここまで(頭のテッペン)つかってたんで」
  • ツモルハナシ:マックでバイト時冷凍のベーコンポテトパイを盗み食いしていたという伊藤さんに対し「それ売り出す前のアイドルに手出してるようなもんだよ」
  • 漫才トーク:野菜の気持ちになりきるポイズン
  • 宇宙一大喜利:「5年ぶり3回目の出演。どこに誰が?」の題に対する吉田さんの回答「いいともに、き○がいが」
  • カリカトーク:COWCOW多田さんがツボらしい林さん「多田さんにはアゴガバガバ」
  • 先手文田後手根建:根建のトーク、ゴキブリの世界へ迷い込んだ
  • 東京大吾組:プライベートでハゲたマキシマムパーパーサム長澤さんに、プライベートで大爆笑したLLR福田さん、PGB吉田さん
  • 吉田トーク霊能力者ゲスト回:吉田さんの守護霊はロカビリー
  • 東京大吾組:ドリンクをこぼしたお客さんに対し吉田さん「ドジ」発言
  • 漫才トーク:ダーツの音が好きだという吉田さんに対し阿部さん「iPodに入れてやるよ」
  • ツモルハナシ:お台場のゲームセンターでメダルを大量に得たLLR福田さんが、帰り際余った大量のメダルをカップルに与えて「これで好きなだけ遊びなさい」
  • 漫才トーク:帽子は飛行機などに忘れちゃうかもしれないので、髪を伸ばす
  • 失念:ジューシーズ児玉さんに間違えられるガリットチュウ熊谷さん
  • 吉田トーク映画監督ゲスト回:ランプ亭に集まるスティー、ブン、スピルバ、ーグ
  • A面B面:モノマネのネタをボケツッコミ入れ替えてやるも、大声が出てない吉田さんと江戸っ子ツッコミの阿部さん
などなど

ブログやツイッターをさかのぼると色々思い出して、あれもこれもと書きたくなってキリがないのでとりあえず記憶している中でのみ羅列。


そういえば、ツイッターでは少し触れたのですがポイズン吉田さん脚本の新喜劇も見ることが出来ました。まだ公演中なのかな。
少し内容に触れちゃいますと、30才を超えても売れないアイドルがあるきっかけでバーンと売れっ子になり、素朴でいい子だった彼らの変化とそれに失望するマネージャーと…というようなお話で。とてもおもしろくて感動的なお話でした、ちょっと涙ぐんでしまいました。
新喜劇などの脚本の枠組ってどこまで関与しているんでしょうかね、お決まりのギャグだとかそういう部分は脚本にはないのかな。その日ポイズンもネタ出番がありまして、ややウケ…というような感じだったのに新喜劇はドーンとウケておりまして、これいかに?と。「この脚本さっきしりとりのネタしてた人が書いたんだよー!」と言ったらお客さんはどんな反応するんだろうか、と考えたりしました。
深読みして受け止めると、30歳超えてくすぶってるがけっぷちアイドルに自分たちを投射しているのかな、とか。売れる前売れた後で様子が変わってしまう人たちに対していくらかの失望を感じていた*2のかな、とか。逆に自分は売れてもこんなことにはならないぞ、という意思表示なのか、とか。稼ぎ頭のポジションを奪われてしまった人気下落中のアイドルの嫉妬描写なんかは、これまたそういうものを自分・もしくは周囲の人で経験しているのかな、とか。
ただ私は個人的には、神保町公演などもそうなのですが彼らは芸人という職業である以上、脚本などへのメッセージ性よりもエンタメ性を重視しているのでは、という思いがあって公演を、脚本を通して(上記のように)脚本家の心情を読み取る…みたいなのは苦手です。避けている部分があります。特に吉田さんに関しては自分の思考等を語らないことを美学としていそうなので、そこにメッセージを込めて届けたいと思っているのかな…というのが疑問でもあり。まぁどっちでもいいか。


なんにせよ、たくさんライブに行き、たくさん漫才を見ることが出来、トンファーという存在と出会えた今年はとても楽しい一年でした。来年もたくさん笑って過ごせますように。

*1:今年見た「新ネタ」で好きなもの

*2:感じている?