読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

俺達が死んだらサンパチの下に埋めてくれ・・・


エリートヤンキーの単独ライブに行ってまいりました。ラバーガールという思わぬところから始まった私の夏単独祭りもこれで終了でございます。

エリートヤンキー、良かったです。自分が彼らのどういうところが好きなのかっていうのもちょっと分かったような気がします。おそらく共感は得られないと思うのですが、私はものすごく面白かったときに「解散したらどうしよう」ということが脳裏によぎるという傾向にありまして、(そして解散を想像して泣いたりする)今回の単独祭りでそこまで思ったのはエリヤンだけでした、ふふふ。事前の期待値とかにも左右されますし、まぁどの単独もすごく楽しかったんですけどね。

ではザックリと流れ、とネタバレ含む感想

  • OPVTR
短めのシンプルな映像、ゆったり感、囲碁将棋、チーモンチョーチュウ、ロシアンモンキー、ブレーメンポテト少年団、そしてエリートヤンキー、各コンビの宣材写真と、その後に「○年後」ということで各々の老人になった姿での合成写真を。皆ハゲちらかしていく中、スター関根だけはスターのまま、つやっつや。「あの人は老けるわけがない」ということでしたが、なんていうかそれスターっていうか…魔族…(笑)

  • 漫才
ネタを続けていくつかやっていました。ちょっと全て思い出せている自信がないです。
  • ターザン
宇宙人や転校生のネタと同じような形式で、橘さんで西島さんが遊びまくるネタ。時間もたっぷりあるもんだから、いつにも増して遊ぶ遊ぶ(笑)やらせておいて、自分の期待以上だったときに大喜びする様が微笑ましいというか何と言うか、でもこれ練習してるんだよねぇ?と思うと疑問府がついちゃうのですが(笑)
「器用さをこんなところで使うな」と言われた落ちる演技はさすが、秀逸。もうエリヤンはこのパターンのネタではハズれることはなさそうですね。去年のM-1でかけていた探検隊とか我慢とかあの形よりもずーっとハマっているような気がします。
  • キザ
かっこつけたりしたいんだよ、という橘さんのために色々な場面を設定して、カッコつけてもらうのですが…。西島さんの用意する設定はそれはキザの定番なのですが、橘さんが成功させるにはちょっと厳しいものばかりでして…。
西島さんの性格悪い感じが全面におしだされていて、非常に好きでした。けど冷静になってみたらただただ嫌なやつなだけかもしれない(笑)
  • よいしょ
結局かっこつけることに失敗してしまった橘さん、「嘘でもいいから誉めて」と。
これも西島さんの性格の悪さが…。イヤミを言うのがすごく上手なわけですが、その能力をこうやって笑いに変換出来るということは素晴らしいことだと思います。実際あんなことを言われたら、殺してやろうかってぐらい腹立たしいんでしょうけど、他者にむけての言葉だと何故笑えちゃうんでしょうか、このネタが良かったという人は漏れなく根性悪だと思います、あはは。

  • VTR:対決
山椒魚の水牛さんのツッコミワードを多く言わせたほうが勝ち、というもの。ケラケラ笑ってみていたのですが、そのツッコミワードが何だったか思い出せません…。そうです、山椒魚というコンビを知らなかったのです…。まさか東京吉本の単独ライブで「ダレ?」ってなるとは思わなかった(笑)実際のネタであのワードを聞ける日を楽しみにしておきます。
  • 漫才
先程同様、いくつかのネタをずらずらと。
  • 狼男
狼男から逃げるというもの。面白かったなー、ただ西島さんにもっと模写能力があれば、もっともっと面白いのかもしれません。いくつか「ん?」という場面もあり。
個人的に凄く好きだったのは満月の前夜の狼男の様子です(笑)あと、「毎月のことだから」というツッコミフレーズに反応して違う方向に楽しくなっちゃう西島さんよ…!しかし世の女性陣は○をつけたりしているのでしょうか、自分には無いことだったので「○つけてー」と想像を膨らませる西島さんについていけなかったというのが本音。
エリヤンはどこまでがネタでどこまでがアドリブなのか分からないですね、西島さんが笑い過ぎ。誘い笑いなんて言われちゃうんだからピッと決めてくれーと思う一方で、そういう感じが好きだったりもするのです。上手くバランスとれるようになるといいですね。
  • アニメ
実生活がアニメみたいだったら楽しくない?と。睨み合ってバチバチがおきたりする、というようなこと。
最後西島さんが一気に全てこなす部分でちょっと1人遊びの時間が長い?という感覚になったのですが最後の最後で全てチャラになりました。思い返してみると凄くスマートでキレイなネタだったんだなぁ。エリヤンのネタはどれもそういう印象、でもそれが故に大爆発!というのが起きにくいのかもしれません。でも平均点がすごく高い、全体的に80点って感じでバラつきもなくて。彼らを見ていてなんとなくノンスタを思い起こしちゃうのはそういう部分なのかもしれません、ネタがとにかくキレイで見やすい。と、言っても全く根拠はなくて私の感覚的なものなのですが。
  • 野生動物
こちらも宇宙人パターンで。やはり本人達もこの形で模索しようという考えなのでしょうか。
本日何度目か分かりません、性悪西島の登場です。見せびらかしてご飯を食べる様が非常に好きでした、私はイジワルな人がイジワルをしているのを見るのが大好きなので(母親が父親に対してそういう接し方をする)キャッキャッと喜びながら見ておりました。それにしても何故橘さんはああも達者なのでしょうか。

  • VTR:長期企画前フリ
今回の長期企画は「お互いにプレゼント」ということで。普段はなかなか表せれないお互いへの感謝の気持ちを物にして表現しよう、ということで各々プレゼントを制作。
西島さんは編み物、橘さんは陶芸でした。橘さんの作品は陶芸教室に通っていただけあって、様になってました。お皿*1だったのですが、渡す際の「今は置く家もありませんが…」というフレーズに会場が沸いたことは記しておきましょう。
西島さんの作品はマフラーと帽子が一体型になったようなもののはずだったのですが、時間がなかったのか微妙に違うものになっておりました。もうまるで赤ズキンちゃん(毛糸は紫だったのですが)しかし私最前列で見ていたのですが、かなり上手に編み上げておりました、すげーよ!見た感じですが、多分伸縮性のある仕上がりになるような編み方でして…それって初心者がやることじゃないです…よね?ビックリ、器用なのかしら。
網目をじっくりと見る橘さんに「余計なことすんなよ。とんでるとこあるから一気にほつれるかも」と注意していて「余計なことすんなってなんだよ」と怒られておりました。普通は「気をつけて」だろ、と。プレゼントした以上は人のものなのに…。「娘に執着するタイプだよ(橘)」

  • コント:旅館
ネタの感じと、前例を考えるとおそらく橘さん作かと。今回唯一のコント。
前回はいじめられっ子がいじめっ子の自殺を止めた理由が自分の手で殺したかったから…というブラックなネタをやってくれたわけですが、今回も似たような系統で。
橘さん作かな?と想像出来ちゃったこともあり、ということはオチはブラックな方向…と想像が膨らみ予想通りの展開に落ち着いたので、なんとなく消化不良気味です。でも客席からは悲鳴に似た声もあがっていたので思惑通り…だったのかな?前回の単独の感想にも書いたかもしれませんが、普段からこういうバッドエンドというか後味が悪いというか気味が悪いというかそういう物語ばかり読んでいるので5分前後の物語ではひえーとはなりません、ふふ。単独でこうやって短いお話書いてコントにするんだったら、神保町でガッツリ物語を書けばいいのになぁ、そしたらすごく良いものが見れそうなのに。
  • 漫才:3分ドラマ
3分クッキングのように月9を3分で、というもの。これがすごく面白かったです。*2
自分の中で、なんとなくエリヤンはもう宇宙人パターンをハマりネタとして定着させてそうやって漫才を作っていくのかな、と思っていまして。実際今回の単独でもそういう傾向にあるなーと思いながら見ていたこともあり、こういうネタが見れて、しかもそれがすごく面白かったということで非常に嬉しいです。やはり宇宙人パターン*3だと橘さんに頼りっぱなしという印象になりますからね。*4西島さんのボケ単体でもしっかり面白くて、その上で橘さんの優秀なツッコミが引き立って、というネタが…なかなか無かったように思いますが、出来るんだね!と思ったのが正直な感想です。
で、3分クッキングをベースにしているというのを残して、料理番組に使われるワードを用いてのことばあそび的なボケが非常に好きでした。私は基本的にことばあそび系のネタが好きなのです、だからコントより漫才派っていうのもありますが。
でもって、先にも書いたエリヤンの「キレイな漫才」というのがいかんなく発揮されていたようにも思います、西島さんがセリフに詰まりさえしなければとてもキレイに流れるような漫才だった…!
月9の要素の抽出の仕方も良い感じで毒っ気があって、流石だなぁと。これがLLR福田さんの視点だったらもっとイヤミっぽく悪口が強めなものになっているんでしょうし、そうなるとちょっと見る人を選ぶかなという印象ですが、うまいこと万人が受け止められる具合の毒だったように思います。このネタがすごく好きでした、このネタが最後にあってくれたから、この単独が「良かったー!」って思えているんじゃないかなってぐらいに。去年の前哨戦で探検隊や我慢のネタを見たときに「すごい!」って素直に思った記憶があるのですが、その時に近い気持ちになりました。なに?M-1の時期にしっかり調整してきちゃうわけ?(笑)


ふうふう、というわけで。最後のネタが見れたっていうだけで非常に満足です。
個人的なことですが、エリヤン関連のライブでの最前列率がかなりの具合でして。それって単純に倍率が低いからかなーと思うのですが、次の単独ぐらいからはそういうわけにいかなくなるかもしれませんね、というかそうであってほしい…。

*1:サラダ用

*2:セリフが完璧に言えてればもっと面白かっただろうに…!

*3:と何度も言っているが、宇宙人パターンで伝わっているのだろうか

*4:実際そうなのかもしれませんが