漫才大作戦B


先月が月始めに行われたのでかなりお久しぶり感のある大作戦。今回は色々メンバー入れ替えがあって自分にとってはかなり期待値の高いライブになっておりました。
しかし非常に暑いのにシアターDは満席状態でして、出演者側からも話題が出ていましたが桟敷がカラッポってこともあったのに…と。でも個人的にはそういう状態のほうが好きだったりもして。平日21時とかからがしっくりくるんですけどね、昨年がその時間帯が多かったからでしょうか。
AとBのチーム分けもあやふやになってますが、キッチリ分けてほしいなぁなんて。どうあってもLLRが出ている方には絶対行くので関係ないって言えば関係ないのかもしれませんけどね。

では各コンビのネタと、感想と。
やや辛口かもしれません。


  • 囲碁将棋
  • サッカー嫌い
  • 例えば
1本目は新ネタでしょうか。「サッカーより野球が好きなんだよねー」と言いつつもサッカー好きだろ!って思うようなことをしてくる、というような感じ。囲碁将棋はネタの出来がどれも良くて、平均点が高いなぁといつも思います。今回も例に漏れず。根建さんがツッコミに徹しているものではなくて、2人で交互にボケていくような感じで。歌ネタはそういう攻防?みたいなのをベースに作っているのでしょうか。歌ネタはこういう雰囲気のもの多いですよね。
2本目はどこかで見たことある…久しぶりにやったんでしょうか。文田さんっぽいと言うかなんと言うか。個人的なイメージですが、文田さんは本当に怒られそうなことをしでかしたときにも、こうやって逃げようとしそうです。*1
囲碁将棋は昨年もそうでしたが、どのネタもちゃんと出来ててどれを推して!っていうのが無いんですよね。本人もそうなんでしょうか…。

2本とも独演会で卸していたネタですね。それ以後この2本のネタをよくやっているような気がします。
1本目のネタは悪くないんですけど、やはり橘さんが手が空いちゃってるのが勿体無いな、と。そしてこういうのはある程度彼らを認識していないとグッとこないネタのような気もするので…まぁ普段やる分には全然構わないんですけど(実際かなりウケていましたし)M-1のこと考えるとどうも…ですね。割と遊びが多いネタでもあるように思うので時間が定められている中でやると少し物足りないかな、という思いも。
SF映画のほうはかなり認識されているようで、ネタの導入時点でもうツボに入っちゃってる方もチラホラいらっしゃったようでした。人気者だな、エリヤン!しかし時間オーバーでガッツリ切って終わってしまいました、残念。というかエリヤンはちゃんと時間を計算して作っているーというイメージだったので、全然収まらずに無理矢理終わらせたことが衝撃的すぎました。(しかも多分後半のたたみかけの部分が無かったので…)もう何度かやっているネタだろうに…。

  • えんにち
  • 引きこもりの息子を更生
  • 親分を守る
正直に言いますと、本日の出演者の中で唯一普段気にかけていないコンビでした。
えんにちの漫才、面白いと思いますし見ると可笑しくて笑ってるんですけども。でもいつも思うのがこのキャラの枠の中でネタを作るのって大変だろうなーと。実際似たり寄ったりになっている感は否めないですし。
どうしようか、何も書くことが思いつきません。へへへ。

  • ロシアンモンキー
  • カッコイイセリフを台無しにする
  • キャラをつけよう
1本目がすごく面白かったです。いや、2本目も面白かったのですが。
川口さんがヤンキー映画のカッコイイ台詞を言いたい、と言って中須さんがそれに一言付け足して台無しにするってものなんですが。言うならばさまーずの悲しいダジャレみたいな感じでしょうか?これは中須さんのその言葉が面白いっていうのがまず当然あるのですが、川口さんのイキった言い方もまた面白いんです(笑)で、聞くと「え?そんなカッコイイ?その台詞が?」って思うようなときもある(私だけでしょうか?))のがまた可笑しくて。
今年はロシモンがLLRと同じチームになりまして、毎月ネタを見ているのですがハズレがないですねーすごい。漫才見て好きならない人いないんじゃないかって思っちゃうぐらいです(言いすぎか?)

面白かったです、マヂラブ昨年は低迷?って思っていたのですが脱け出した感がありますね、頑張れ頑張れ。
本当どこまでもくだらなくて、くだらなすぎて面白いです。ああ好きだなぁ。ちょっといつも気になるのは設定に入ってボケまでの導入部分が、2回目・3回目になっても丁寧にやっていて、ちょっと時間がもったいないかなぁということ。そこらへんは上手く端折れないんですかね。後半にそこでボケる部分があるから変にイジれないってことなんでしょうか。

  • LLR
  • カーナビ
  • 相撲部屋
1本目が新ネタなんでしょうか?うーむ、まぁ単独目前ということで出来のよいネタはそっちに温存してあるってことなんでしょうけども。いやはや。
カーナビのネタは、なんとなく差し漫才で見たRPGのネタを思い出すなぁと思ったらそこから引っ張ってきている部分もあって、あぁやっぱり同じライン上にあるんだ、と。LLRがそういうこと(別のネタからボケの一部をつまんできて作るということ)をするのってすごく意外でした。RPGのネタ自体が昔に作ったネタということで、やはり粗い部分もありますし、でも差し漫才でやって割と好感触だったから今の感じで改善して作ったってことなのでしょうか。ううむ。
2本目はすごく久しぶりに見ました、ダジャレ大放出のネタですね。テディベアが好きです、私は(笑)福田さんはダジャレ好きですよね、国語力が無いのになぜなんでしょうか。
割とこうやって久しぶりのネタの時は多少改良してあったりするのがLLRなのですが、そんなこともなく。おいおい、と。まぁ単独があると思うと多目に見てあげたくなっちゃうのですが、単独には来れないけど大作戦には来たって方だっているでしょうし、なんか…もっと…ちゃんとやってほしかった…なんて。面白かったんですけどもね!あなた方が新ネタ量産しなきゃいけないとかそういうことはお客さんは考慮したりしないんだからね!って。ああLLRにはどうしても厳しい目で見てしまいます…期待しているからなのですが。
単独でよっぽど良いもの見せてくれるんでしょう、と期待。

1本目は時間オーバーで。後半の部分が見せ場だったようなので残念。どこかで見れる機会あるでしょうか。
2本目は私がロンパパを知らなくて…ごめんなさい、長澤さん。マキパのこのネタもそうですが「ねんねん*2」のネタとか、単純に漫才のかけあいが可笑しいっていう以前に「それ題材にする!?」って思うようなネタが、くだらなくて好きですね。そういうスタンスの人好きだわ(笑)
長澤さんが別展開のドラマを繰り広げちゃうのも非常に好みです、なんとなくLLR福田さんを連想させる…。ん?大吾組?(笑)実際福田さんと長澤さんで舞台上で演じあってイチャイチャしている場面も多々ありますから、そういうのが好きな方たちなんでしょうね。


本日は9期生が神保町花月公演のために飛び出しだったのでEDがすごく人数が少なかったのですが。そうなると(そうでなくてもですが)ロシモンが好き勝手やっていて、でもそれがすごく可笑しくて楽しかったです。中須さんの奥様がお盆の間帰省するという話をしたときに湧く客席に「何人か抱かれてんじゃないのっていうような盛り上がり(タケト)」と言われる始末でして。自分も沸いた1人なのですが、まぁ何でって聞かれても困りますが、それで「抱いてやるぜ!」なんて言ってるエロ親父な中須さんを見るのが非常に愉快なんですよね。抱かれたくはないさ、そんなもん(笑)

福田さんが遅刻ギリギリだったそうで。単純に入り時間を間違えていたとかで、「ミスなんで悪くない」なんて主張をしていました。待っている伊藤さんとしては、たまに「ちょっと遅れる」という謝罪のメールが入ることもあるのでそれが無い分余計に心配だったとか。とは言っても今日に関しては勘違いだったのでメールを送るわけもなく(本人は遅刻してるなんて思ってないですからね)「悪いと思ってたらメールいれるけど〜(福田)」と言い訳していたら「いつも悪いよ!?(伊藤)」と。伊藤さんいいよー、その福田さんの主張に納得いかずイラっとした表情をしながらの的確なツッコミ非常に好きです。だいたいこの主張にイラっとして、モメる方向にいっちゃう方が多いのですが伊藤さんはズバッとそこで切り捨てる一言を言ってくれますよね、ふふ。



今日何となく勉強になったのは、やはり見る人によって感じることって違うんだなということ。私はやはり漫才贔屓だということと、単純にネタを楽しむっていう部分以外の目的もあって(つまりはLLRあたりがどう成長してるかって言うのを確認する、というようなこと)ライブに行ってるんだということを再認識。単純に楽しみに行ってるのはポイズン関連のみなのかもしれません。ポイズンだけはネタ選びがどうとか作り方がどうとか思わないもんなぁ。

*1:対根建さんの場合に

*2:囲碁将棋根建さんの弟さんの芸名