漫才☆大作戦 4分×2A
漫才大作戦が始まりました。初回はA、B共に見に行けずだったので、自分にとってはこれが一発目(合同は見に行っているのですが)でした。昨年LLR・囲碁将棋の出ているBをずっと見に行っていましたが、漫才大作戦ってすごく良いライブなのに客入りが悪くてそれがとても不思議だったんです。しかし今回は満席!すごい、ぎゅうぎゅうで…チーモン効果なのでしょうか?ちょっと唖然としちゃいました*1Bは必ず行くとして、Aには囲碁将棋もエリヤンもいるので出来る限り見に行こうと思っていましたが…断念かも。
<出演者呼び込み>
- エリートヤンキー
- MCの芦澤さんが、眼鏡をしていない西島さんをみて「眼鏡は?」となる
- 「きれいな切れ長の目で!(芦澤)」「ありがとうございます!(橘)」
- 普段眼鏡していないじゃないか、と言われ「じゃあかけます、そして外したら(きれいな目と)言ってください。そしたら橘は喜ぶでしょうから(橘)」
- 天狗
- 「素晴らしいキューティクルで(芦澤)」「神様が唯一与えてくれた上物です(川田)」
- 上物って(笑)
- 若月
- 「徹くんは非の打ち所がないでしょ?(亮)」
- どんだけお兄さんが好きなんだよ!
- チーモンチョーチュウ
- 大作戦が始まった当初からいるチーモン「1回抜けて(菊地)」*2
- 同じように1度抜けているエリヤン
- ブレーメン
- トレンディエンジェル
- ゆったり感は仕事(シチサン?)で遅刻とのこと
<漫才>
間が空いちゃって覚えてないので、印象に残っている部分だけ。
【ブレーメン】
- 1本目:医者になりたい
- 2本目:
2本目は…すみません主軸を忘れてしまったのですが、関根まさしとして漫才していました。結果グダついてしまって「慣れないことするもんじゃないな(関根)」と
ブレーメンは昨年Bでずっと見てきてかなり好きなんですが、時間オーバーとか、ネタとんじゃうとか、「完成系はどうなるの!?」っていうこと多いような気がします。岡部さんのアドリブで飛び出すツッコミフレーズがかなり良かったりするので、あまり徹底しちゃうのも良くないのかもしれませんが、ちゃんと出来上がっているものが見たかったです、残念…
【エリートヤンキー】
- 1本目:北極へ行きたい
- 2本目:タイムマシン(過去→現在)
すごっくよく出来てるなーと。もともとエリヤンは努力型*4というか、「漫才が上手」っていう印象が強くありましたが、ものすごく上手でした。
好きだったのは「チワワで釘が打てたよー!」「溶ける前に」ですかね。想像すると残虐すぎるんですが、西島さんが嬉々と釘をうつ姿で緩和(笑)
タイムマシンは、いつものやつは現在→過去ですが、今回は逆で。過去からやってきた西島さんが、現代人の橘さんと会うというもの。
「珍妙」というフレーズが破壊力ありすぎです、「珍しく妙な人」と言われて「字面も意味も分かっていますぅ!」のツッコミが素敵。
気になったのは「いとおかし」というフレーズ、私が頭悪いだけかもしれませんが「興味深い」っていう変換が出来なくて、「あれ?『いとおかし』ってどういう意味だったっけ?」となってしまいました…。
個人的には2本目のが好きかな。改めて橘さんのツッコミが好きだなぁと実感。
【天狗】
- 1本目:通訳
- 2本目:流れ星に願い事
業界語のネタにもある展開ですが、川田さんがベラベラと喋り続けたあとでの、全てを訳すのは諦めたような一言のみでの訳が好きです。実際の通訳でもありますよね、「え、さっきの発言がこんな短くなるの!?」みたいなこと。
流れ星のほうは、最初に「神頼み!」と言い出したのは川田さんなのに、練習させられるのは横山さんでしかも全然言わそうとしてくれないのが(笑)コンビの願い事のはずなのに「ひっかかったなー!」みたいに振舞うのが、凄まじく腹が立つ(笑)いや、多分そういう意味合いで作った漫才ではないんでしょうけど、私は捻くれているのでそんな見方をしていました(笑)
【若月】
【トレンディエンジェル】
【チーモンチョーチュウ】
- 1本目:バイク
- 2本目:たぬきの恩返し
【ゆったり感】
全体的に漫才が「上手」な方ばかりでして、こうくるか、そうかこうくるのか、とふんふん思いながら見ていました。特にエリヤンは、最初の「おもちゃばっかり持っていく」っていうボケが、後で「同じ持ち物で来ているやつ」がいて、「しかもそいつはサンタクロース」という流れがキレイだなーとすごく関心しました。こういうやり方を何と言うのか分からないので、遠回しな表現になってしまいますが、前の展開を思い起こさせるっていうのはサラリとやってくれているけど、実は結構難しいことなんじゃないかなと思います。しかも4分なんて短いネタ時間で。
一方で、漫才をパターン化してしまう方が多いなぁとも。すごく上手な枠組みを作ってその中で組み替えていく、という感じなんでしょうか。ポイズン・LLRがそういうタイプではないので違和感があります(LLRはたまにパターン化させてますが)
賞レース(M-1)に強いのはこちらの形なんでしょうね、ネタをしっかり物語化させてしまうとその中ですごくハマるボケがあったとしても、他のネタに転用できないですし。ノンスタがM-1優勝した際のネタ、ちょこちょこと昔のネタから良いとこどりをしていまして。それまで作ってきた漫才から質のいいものを集めて、良いものが出来ないわけないじゃないですか*5。ベストアルバムにシングルが勝てるのか、って話になってきちゃうわけでして。
とは言えパターン化されちゃうとファンが飽きてしまうんですよね。例えば天狗なんかは通訳のネタが良くできていて、それきっかけで興味持つようになった人もいると思うんですよ。でもその後見るネタ見るネタ同じ形だったら「なーんだ」ってなりますよね、少なくとも私はなります。もっと色々なのが見たいよ!と。それも漫才大作戦のように、色々試してみるようなイベントであれば尚更に。そう思うと昨年のB班は個性派揃いというか皆さん色々変えてやってくれていたんだなぁと。一応そうやって系統で分けているんでしょうか、関係ないか。
次回はB班に行ってまいります。今回囲碁将棋と若月が入れ替わっていたようなので、LLRと囲碁将棋を一緒に見れます。その次はLLRとエリヤンですし、私に嬉しい入れ替えとなっていますね。3組一緒になってくれたいいのに。