先手文田、後手根建
2回目、行って参りました。初回であった前回足を運んで「囲碁将棋イイ!」となった私は帰り道にチケットゲット…とりあえずは3月分も確保してあります。
こういうエピソードトークを主軸として構成されているイベントに関しては、内容に大きく触れると今後その話を本人の口から聞いたときに色褪せてしまう危険性が高いので話の内容にはあまり触れずに感想を書こうと思っています。そうなると自ずと文章の量も少なくなるはずなので、帰宅していの一番に書き始めているわけです(笑)
前回と同じルールにて進行
【ルール】
- ホワイトボードに将棋盤に見立てた格子が描かれている
- 囲碁将棋の2人はそれぞれ7つの駒を持っていて、それらにトークテーマが書かれている*1
- 要領は将棋とほぼ同じだが、どの駒も8方向に進めることが出来る
- 駒が重なったときに、お互いトークを披露し面白かった方が勝利、相手の駒を手に入れることが出来る
- 勝敗の判定は音楽にて。文田さん→何も言えなくて夏、根建さん、Can you cereblate?
- 7つの駒のうちひとつは王将*2となっていて、先に王将をとった方が勝ち
- イベントの時間が限られているので、時間切れとなった場合は手持ちの駒の数が多いほうが勝ち
- 各対戦の際の先手、後手は勝負をしかけたほうが選択することができる
文田さんは正装*3なのに対し、根建さんはパステルイエローのセーター(笑)「何でお前正装じゃないんだよ!(文田)」「言ってくれよ!(根建)」
今の自分の状況を何かの漫画のワンシーンのようだ、と例えたいのだけれどその漫画が何か思い出せずモゴモゴしてしまう根建さん。「今度からそういうのは心の中にとどめておいて(文田)」「皆寝ちゃうよ?(文田)」
根建さんの駒には前回披露できなかった「M-1」が。文田さんの駒にはナゾの「マウントレーニア」が。
そしてまさかの両者「大塚」駒を所持!
前回のエンディングトークにて、ボードゲーム熱を見せ付けてくれた文田さんでしたが今回は「勝ち方分かった」とのことで、かなりちゃんと攻めていました。が、根建さんが策略なんてまるっきりなしで戦っているので、文田さんがいやなやつにしか見えませんでした(笑)
このゲーム対決して勝てば駒をもらえますし、元々の自分の駒は盤の上に残り続けるのでひとつの駒*4に対して複数のお話がないと始まらないのですが、根建さんの駒はどれもこれもひとつのお話しかない「ゼロ戦だな!(文田)」
そのため、最初「M-1」という話で文田さんを破ったものの、そのすぐ後の文田さんのターンで「M-1」を攻められあっさり負けてしまっていました…
「大塚」の駒の対決になった際に、何故か先手を選ぶ根建さん「先手!?*5(文田)」「なんでなん?*6(根建)」「なんでなん?がなんでなん?だよ(文田)」
文田さんの「マウントレーニア」の駒は、トーク対決ではなくてどちらがより美味しそうにマウントレーニアを飲めるか、という内容でした。ひとつのマウントレーニアを違和感無く回し飲みする2人に激しく違和感…いや、自分はさすがにちょっとストローでの回し飲みは避けたい人なので…。
コーヒーが苦手な根建さん、案の定敗れる。
ガッチリ王将*7を守って攻める文田さんに対し、いきあたりばったり感の強い根建さん
最後、根建さんの王将の前に文田さんの駒が二つ並ぶ展開*8になり、文田さん曰く最初ひとつ捨て駒として投入することで根建さんの鉄板ネタを消費させた上で次の駒*9を投じて勝利する!という策略だったそう。
けれど、根建さんの鉄板ネタにあっさり勝ってしまい、しかも時間切れとなって終了
ちなみに、文田さんの「根建太一」の駒に用意していたトークは、この駒*10を作っていて「王将」と書くはずが「将」と言う字を間違えてしまったという話だったそう。「自分達のコンビ名なのに!(文田)」
ゲーム終了後、トーク云々よりも戦い方のダメ出しをされてしまう根建さん。何故あそこまで策略も何もなしで戦おうと出来るのかむしろそれを知りたい。
最終的には「もっと新ネタ*11作れよ」とまで言われてしまう(笑)根建さん曰くもう持ちネタがないので作るしかない、とのことです。
前回も今回も勝者は文田さんだったのですが、根建さんが今度CSのファミレストーク王に出ますよーと告知していました。
見ていて思ったのは、単純にトークの質だけ見た場合でも文田さんのほうが優れているように思うのに、それに加えてゲームとしての戦い方も文田さんはちゃんと策略を立ててしっかりやっているのに、根建さんは、これでもかってぐらいに丸腰状態でして、そりゃぁ勝てないよなと(笑)だからって根建さんが小賢しく策略を練ってきても嫌なんですけど。ゲームそのものは結構面白くて、これが両者とも文田さんみたいに策略練って戦う人だったらトークの面白さにプラスして違う楽しみ方が出来るので*12、ちょっと勿体無いかなと思ったりも。いや、十分面白いんですけども文田さんの思い通りに進んでいく感じが気に食わなくて(笑)
今後の展開としては、しばらくは2人でやっていくとのことでしたが、チーム戦なども全く考えていないわけではないようなので、そうなった時にどう見えてくるかっていうのも非常に楽しみです。