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M-1グランプリ準決勝(東京)


行って参りました。結局化粧もしたし双眼鏡も持って行きませんでした。が、やっぱり顔を作ってるネタもあるので表情が見えないっていうのは惜しかったなーと思います。根本を言ってしまえば、顔なんか作らずとも笑わせてくれってとこなんですけども…そんなあからさまな顔芸ではないにしても、会話には表情は欠かせないものですからーそのちょっとした変化とかも見れないとダメだなって実感しました。いつも見ている環境はすごく良いものなんだなー。

それでは、覚えている限りでやったネタと感想をば。
メメ(グリコ/10回クイズ):トップバッターでした。最初のツカミの部分で若干噛んでしまっていたのでヒヤリとしましたが、その部分のみで。そんなによく知らないので下手なこと言えませんが、肝の据わった子達だな、と言うのが素直な感想。初の準決勝でしかもトップバッターで、なかなかの変化球ネタで、お客さんのどれぐらいの人が自分達を認識しているのか定かではないような状態で、あんな堂々と出来るもんかとただただ感心。ネタも面白かったです、野球に詳しかったらもっと面白いのかなと思いますが、良く分からないからこそツッコミが響くわけですしちゃんと成り立っているのかな。

アームストロング(女子を意識する男子学生):あれー、このネタやるんだーと。そんなにアームストロングのネタをチェックしているわけではないですし「それよりこれでしょ!」とは言えないんですけど、アームストロングにとっての勝負ネタがこれなの?と思ってしまいました。基本的に漫才よりコントの芸人さんなんでしょうかね。ウケて無かったわけじゃないですけど、突出していたかと言われるとNOかも。

囲碁将棋(榎本さん):先日のルミネthe漫才バトルでの働く車の時のような盛り上がりが見れたら…と思うような感じでした。うーん、決勝有力候補だと思っていたんですけどね。ここ最近この榎本さんのネタを見る機会が多かったですし、これを勝負ネタにしているのかなーという印象はあったのですが、他のネタだったらどうだっただろうか、と思ってしまう。ただ得意の歌ネタはM-1ではどうかな、ってところがあってのネタ選びだったんですかね。うーむむむ、出来の良いネタが沢山あるっていうのも考えものですね。まぁ、こういう場において最適なネタを選べない(のか、調子が狂っちゃったのかは不明)あたりが経験の差なのかな、と思いますし。囲碁将棋は放っておいてもそのうちファイナリストになるでしょうから*1今年はこんな感じで良かったのかな。ただ、客席ウケが期待していた程ではなかった、というだけで審査員がどうとるかは分からないですから可能性が無いみたいな言い方はまずいですね…しまった(苦笑)

ダブルネーム(良いところ):なんていうか、こういう道具を持ち込んじゃうネタであったりだとか。漫才の形を大きく逸脱しているものについては評価し難い部分がありますし、それをM-1で認めてほしくないっていう気持ちもあります。ウケてたんですけどね。

NON STYLE(百年早いぜ):登場から空気を掴んでいましたねー、すごいホームな感じでした。そして良くウケていたと思います。ネタの内容は最近ちょこちょこ見かける、中盤で「飽きたー」となるもの。後半グイグイ持ってくる展開は流石でした。前評判を聞いていて「決勝無理?」と思っていたのですが、まぁこれなら心配無いレベルだと思います。昨年度優勝者っていうのも踏まえた上で、ですけど。

我が家(ツッコミじゃなくて暴力です):我が家の漫才を見るのはすごく久しぶりだったように思います。でもそんなに大きくは変わっていないんですね。ひとつ前の出番のノンスタがガッツリ雰囲気を持っていっていたので、次はやりにくいかなーとも思いましたがネームバリューのある方々でしたし心配無用でしたね。

天狗(大統領演説):3回戦と同じネタ。やっぱりこれは出来の良いネタなんですね。なかなか激しいワードが次々と出てくるので受け手によっては…なネタかなーなんて思っていましたが、よくウケていたと思います。今後に期待、って感じでしょうか。

ジャングルポケット(イジメかっこ悪い):おそらく3回戦と同じネタ?斉藤さんは最早飛び道具にしか見えないのは私だけなんでしょうか、ズルイ。最近の注目され具合から考えるともうちょっとウケても良いかなと思う部分もあり

オリエンタルラジオ(合コン):今日一番活躍に驚かされたコンビかもしれません。おそらく私が最後に彼らの漫才を見たのは昨年のM-1シーズンでして、その時には「あーこんなもんね」という印象だったんです。で、3回戦で一旦落ちても何とも思わなかったですし追加合格ということだったので、正直言ってこれっぽちも期待していなかったんですけど、「おーここまでやるのかぁ」と思いました。今日は。だったら何で3回戦落ちちゃったのかなという疑問があるのですがネタ選びなんでしょうかね。後にも書くかもしれませんが、当落線上に乗っていてもおかしくないように思いましたし、それぐらいウケていたんですけど。そうなった時に同じように当落線上にいるコンビと枠を取り合った場合「3回戦で一度落ちてる」っていうことがどれぐらいネックになるのかっていうのが気になるところ。同じ出来だったらストレートのほうを取るだろうな、というのが私の解釈なのでオリラジは惜しいことしちゃったなぁと思います。その「当落線上」という評価は私が個人的に下しているものですので、審査員が突出していたと判断すれば決勝もあるんですけども。うーん、厳しいかな。特に思い入れがあるコンビでは無いのに、こう思うっていうのはかなり勿体無いなって思ったってことなんです…。

チーモンチョーチュウ(物語):私は、初めて見たネタでした。うーん厳しいこと言うとグチャグチャしている印象でした。漫才って単純に可笑しいか可笑しくないかっていう部分がまずありますけど、キレイかどうかっていうのもまた一つあるんじゃないかなって思っていまして。それは見せ方ですし、一見グチャっとしていても、それが意図されたものならば評価の対象になるんでしょうけど…果たして意図されたものなのかどうか怪しいところかなって。チーモンのネタをそんなに知らないので、やっぱり下手なことは言えないわけですけど、もっと単純に受け手に好まれやすいネタがありそうなんですけどね。じゃなかったらあんなにファンがつくわけないですし。あーウケてるなぁっていう印象はありましたが、今思い返してみてどのフレーズが良かった、とか全く出てこないことが全てを物語っているような(苦笑)うーん、まぁここらへんは好みの問題かもしれませんし一概には言えないですけど。私個人としてはチーモンを上げるんだったらオリラジ上げるかなって思うぐらいの出来でした。

ハイキングウォーキング(スポーツ用品店):あぁ、もうコントですよね(笑)ただ、毎年コンスタントに準決勝まで進むっていうのは実力なんでしょうね、コントが面白いからって漫才に移行できるかっていうと必ずもそうではないですし。松田さんは男前な上に才能もあるんだなぁ、なんて(笑)

鬼が島(かけあい漫才):3回戦と同じネタでしたね。これをどう見れば良いのか分からないんですけど。近くの席の方がやけにハマっていまして、そのハマりっぷりにやや引いてしまってネタに入り込めなかった部分もありますし。おそらくこのネタにおいて重要である「表情」が席の都合上全然見えなかったっていうのもありますし。ただただこういう漫才の枠からハミ出したネタが苦手っていうのもありますし。ウケていたとは思います、以上

上々軍団(小泉さん):同じボケが繰り返されるのは、悪くは無いんですけど。良い方向に行かなかったかなーと。ただやっぱり漫才が上手ですね。以前はなんとなくチャラチャラした…というか兄ちゃん〜な雰囲気が苦手だったのですが。M-1じゃなくって通常の舞台だったら良くウケるネタなんだろうなっていう印象。でもそれがファイナリストになるレベルかっていうと難しいのかな。うーん。

カナリア(2人の違い):アームに続き、「あーこのネタやるんだぁ」と。カナリアは安達さんが気/が/ふ/れ/ち/ゃ/うようなネタを主としているのですか?よく分かんないですけど、パターン化されちゃうのは如何なものかなと。私がそういうのを好まないってだけですけど。

チャド・マレーン(わが子を助けて):カバに噛まれた!出た!!何故か毎年コンスタントに準決勝に進出するわけですけども。オチが良く出来ていたなーって思います。オチがキレイだとそれだけで一気に加点してしまう、少なくとも私は。漫才バトルで見たときはヤイヤイ言ってるだけのような印象がありましたが、しっかりとした「漫才」でした。

ハマカーン(ゴキブリ):前評判を聞いておりまして、すっごく期待していたのが悪かったのか「期待の範囲内」といった感じでした。先にもちょっと書きましたが、こうやってパターン化されちゃうのが好きじゃないっていうのもありますけどね。あ、でも面白かったのは事実でして、ケラケラ笑いました。でももうちょっと化けてくれても良かったのにと思う部分もあったり。欲を出しすぎですかね

POISON GIRL BAND(パソコン):まさかパソコンのネタとは!畜生!*2でも面白かったですし、ウケていました…よね?(笑)私が聞き逃しただけだったらアレですけど冒頭部分に「パソコンは何でもできて便利」みたいなフレーズが無かったから、その後の雑巾とか洗剤とかのくだりがしっくりこなかったのかなって。でも、食事へ行った後に部屋に連れて帰って「ジャンジャジャーン」とパソコンを出す動作はかなり可笑しかった。この延々と終わりの見えない*3ネタをここに持ってくるとはなぁ、勝負師だなぁ彼らも。ただ、決勝で2本ネタをやることを前提として考えたら1本目はこういうポイズンっぽいネタにしておいての、2本目がモノマネなりイジメのネタなりのほうが2本目の爆発力が増すんだろうなーって思っていたので、まぁ妥当と言えば妥当なのか。あー、でもパソコンのネタですかぁ。もう、阿部さんの一歩も引かない姿が好きすぎます。芸人じゃなかったら〜のネタでも延々188センチあるとか言い続ける部分がありますが、吉田さんになんて言われようが全くブレない。譲らない。だから話が進まない(笑)うーん、面白かったです。準決勝見て「決勝絶対無いだろ!」という感じだったらどうしようかと思っていましたが、無くもないかな。

トレンディエンジェル(キスがしたいよ):3回戦と同じネタで。ウケていたと思います。この人達(と言うか斉藤さん)がツカミを外すのを見たことがないなぁ。

ポテト少年団(変態):これまた鉄板ネタで。中谷さんの顔が見えなかったのが残念。こういう大きい舞台に立ってもポテ少はポテ少なんですね、すごくのびのびやっていたように見えました。

磁石(昔話):やばいです、一瞬何のネタやっていたか思い出せませんでした。青オニは青山、赤オニは原宿に対して「赤坂とかでいいだろ!」というフレーズが良かったです。

東京ダイナマイト(勝者インタビュー):可もなく不可もなく、でしょうか。と言うようは東ダイに対してのハードルが高くて「これぐらいウケて当然」って思ってしまっているために、大爆発しない限りは以外じゃなかったりもして。

ハライチ(戦隊):3回戦のほうが好きでした。距離の問題でしょうか?いつもはボケのフレーズそのものもジワジワと可笑しいものだったりするんですが、むしろツッコミありきになってしまっていて(それは漫才として当然の形なんですけど)そこが不完全燃焼な感じの原因ですかね、いやはや

スリムクラブ(公園でネタ作り):えー、KOC予選で見たネタをそのまま漫才としていました。好きですけどね、このネタ。でも予選のネタが見たかったな(おい)「あなたは高い教育を受けていますね」のフレーズが好き

タイムマシーン3号(同棲):面白かったです。私がオンバトを見ていたころはデブネタ推しだったりしたんですが、びっくりするぐらいデブに触れない(笑)でもそれでこそ本物だーと好印象だったり。

ナイツ(少年漫画):ネタがちゃんと思い出させない…期待の内側だったかなっていう印象は否めないです。どう展開していくかなんとなくよめてしまう状態で、どう裏切ってくれるかってところだと思うんですけど、裏切られることなくー…。去年優勝するべき、だったんだろうな

ハリセンボン(おすそわけ):3回戦と同じネタで。うーん、なんだろうか。もちろん3回戦でも好印象だったんですけど、各所での評価が私が感じていた以上でして「そんなにか!」となって今日改めて見たわけですけど、やっぱり「そんなにか?」と。はりけん前田さんは「何回もやられると面白い」と仰っていた「美味しい煮物できた☆」のフレーズが、私にはスマートじゃないようにしか感じ取れなくて。これいちいち必要なのかなぁって思ってしまいました。うーん、近くで見ていたら表情とかありきで重要な役割を果たしていたのかもしれないですけど。如何せん細かい描写は見えなかったので…

U字工事():タイトルつけれません。後半の「農業〜?あ、これは良いのか」が可笑しかったです。

井下好井(めんどカフェ):井下好井のネタって何度か見たことありまして、好きだなって思うこともあるんですけど、なんていうか惜しいなって思うことのほうが多いような気がします。グダついてる、と言ったら悪すぎますが、彼らの雰囲気だったらもっとポンポン進めたほうがしっくりくるんじゃないかん、というか。あぁ上手く言えない、というかあまり明確に指摘できない。

三拍子(子供の頃の遊び):高倉さんの一言ボソリと言うやつ好きです。良い感じで可笑しかったなぁ。3回戦で「あれ、こんな感じ?」と思った分今日のネタは良かったと思います、笑い取りにきてるわーって(笑)

Wエンジン(えとうさんは):あぁ、こういうネタをやるんですね(笑)あのお決まりのフレーズを多用せずとも、ちゃんと笑いをとっていて、あぁちゃんと出来るんだなぁと(かなり偉そうに)思いました。

流れ星(帰郷):3回戦のネタですね、なんであんなに動きが面白いんでしょうか。そういう動きで笑いたくないんですけどねーくそう。3回戦と比べてネタ時間が長い分足されていた部分もありまして。その中でも隣町での祭りの様子がかなり好きでした。流れ星君にはコミカルな動きをしてほしくない…(笑)

パンクブーブー(苦情):やっぱりこのネタで。何回見ても可笑しいんだから、すごい。流れ星がウケていたので、どうなる!と思いましたけどしっかり空気を持っていっていたように思いますし、このネタで取れるだけの笑いを取っていたんじゃないでしょうか。ーって私は誰なんだ(笑)

ゆったり感(黄門様):同じネタを見たことあるんですけど、ちょちょっと変えて来てましてそれがちゃんと良い方向に働いていまして、後半出番っていうこともあるかもしれませんが、よくウケていたんじゃないかと思います。ただ、このあいうえお作文のネタがM-1において高評価なネタかどうかは不明ですし、ある程度テンポが一緒になってしまう感じが惜しいよなぁって思います。

朝倉小松崎():タイトルつけれません。正直に言っておきますと、私彼らが苦手です。

ロシアンモンキー(昔話で荒稼ぎ):3回戦と同じネタです。パンクブーブーと同じように何度見ても可笑しい。別にファンでもなんでもないのに(笑)

キングコング(住民票):あらあら、ちょっと厳しく評価しますと。なにやら西野さんが異常なまでにガーガー言っておりまして、もうちょっと抑揚をつけたら?と思ったり。そのパワーのおかげでこちらが持っていかれてなんか笑っちゃう、というのはあるんでしょうけどそれは違うんじゃないかな、と。うーん、ラストチャンスなのになぁ。もう若手若手じゃなくなっていくのだから「元気いっぱい☆」というイメージから脱却…というかまぁ、落ち着いたネタと言ったら変ですけど、力技なネタからは卒業すべきじゃないかなと。うーん、でもここ最近のネタを知ってるわけじゃないので、たまたまこれがガーガー言うネタだったのかもしれませんけどね。

南海キャンディーズ(ストーカー):そうなのか、このネタやってしまうのか。途中ハプニングもあり、かなり追い風ムードでした。今日も山里さんのツッコミは絶好調でして。「小田和正じゃないのに言葉にできない!」は秀逸(笑)おそらくは何度も見ているネタで、しずちゃんのボケ事体は大きく変わっていないのに新鮮に面白いのは山里さんの力があってこそですね。ただこれで決勝行かれると、山里さん次第でどうにでもなんじゃん!って思わざるをえないのでここは抑えてほしい、というのが本音

風藤松原(パッと答える):3回戦より今日のネタのほうが断然好きでした。大喜利的にポンポンとネタが進んでいきまして、基本的に大喜利が好きな私ですから、まぁこのネタが嫌いなはずないですよね(笑)

ラフ・コントロール(金の斧銀の斧):先に散々「何度みても可笑しい」という発言をしていたのですが、ラフコン、このネタに関しては何度も見てしまっているから、もう良く分かんない。という状態です。


うーん、結構覚えているものですね。
全てを踏まえて、なんていうか出番順により後半のほうが印象に残りやすいっていうのはあるんでしょうけど、そういうのは考えずにただただ「ウケていたなぁ」って思えるのは
NON STYLE/オリエンタルラジオ/ハマカーン/磁石/タイムマシーン3号/U字工事/流れ星/パンクブーブー/ロシアンモンキー/南海キャンディーズ/POISON GIRL BAND
更に、良くも悪くも主観混ざってしまってよく分からないけど、ウケていたように思うのは
チーモンチョーチュウ/天狗/カナリア/ナイツ/ゆったり感/風藤松原/ハリセンボン
東京と大阪の準決勝進出者の割合から、単純に決勝8組を東京勢:大阪勢と分けるならば6:2ってところでしょうから
そうなると
NON STYLE/パンクブーブー/タイムマシーン3号/ハマカーンor流れ星/POISON GIRL BAND*4/南海キャンディーズ
かなぁ。うーん、ナイツが入ってくるのかな。会場のウケ=審査員の評価ではないので予想ってアテにならないですけどね。まぁ、こんな感じでしょうか。あとはおとなしく結果発表を待ちます。結果がどうあれ明日は多少なりの涙無しには過ごせないでしょう。

*1:なんて言い方の悪い…

*2:誰に対しての怒りかは不明

*3:無限ループ

*4:私は彼らを外すことはないですよ